出会い系サイト規制法で不安なときに|評判の調べ方と相談前チェック
「出会い系サイト規制法は大丈夫?」と検索される方へ。支援金・当選金詐欺で報告されがちな手口と、トラブル時にまず取るべき行動を中立的にまとめました。本記事は出会い…
「ボヤージュ」の評判を検索した人の多くは、当選金や支援金を受け取れるという連絡をきっかけにこのサイトへ登録し、ポイント代を払った経験があるのではないでしょうか。この記事は、そうした人と、似た連絡を受け取ったばかりの人に向けて書いています。
要点は三つです。第一に、ボヤージュの運営者を一次情報で確かめることはできず、過去に使われていたとされるドメインは2026年9月26日時点で登録そのものが残っていません。第二に、賞金を渡す側が受取人にお金を払わせる理由は、通常ありません。第三に、サイトが消えていても、手元の明細やレシートから支払い先をたどる道は残っています。
以下、まず確認できた記録を示し、次に当選金の連絡がどう組み立てられているかを分解します。そのうえで、これから返信しようとしている人の確認項目、すでに払った人の追跡の方法、家族の関わり方、相談先の順に進みます。
ボヤージュは、メールのやり取りに応じてポイントを消費する形式のサイトとして、第三者の調査サイトに2020年ごろの記録が載っています。そこでは「byb.bon-voyage-bon.com」というURL、1pt=10円、通常メールの送信に15pt(150円)という料金が紹介されていました。
そこで、このURLを当サイトでも確かめました。結果は次のとおりです(2026年9月26日)。
前述の調査サイトは、運営者として海外の法人名を挙げています。しかし、その根拠となる公式の特商法表記は保存記録にもなく、原本と照らし合わせることができません。関係のない会社を巻き込まないよう、この記事では名前を載せず、「公開情報では確認できなかった」とだけ書いておきます。
「ボヤージュ」という言葉は旅行や船の名前にも広く使われるため、検索結果に無関係な会社や店が混ざります。見分ける決め手は名前より、登録直後に届いたメールの差出人ドメインや、ブラウザ履歴に残るURLのほうです。
ボヤージュをこのページで支援金・当選金の分類に入れていたのは、そうした名目の連絡から登録に至った相談が念頭にあったためです。この種の連絡は、おおむね次の段取りで進みます。
消費者庁は、サクラサイトのトラブルの型として、遺産や金銭的な利益をちらつかせて誘う「利益誘引型」を挙げています。また、国民生活センターのまとめた出会い系サイトの相談例にも、支援金や報酬の話を信じてポイントを買い続けた例が載っています。
本来、賞金を渡す側が、受取人から手数料を集める必要はありません。仮に税金や手数料がかかるとしても、受け取る金額から差し引けば足ります。「先にポイントを買ってもらわないと送金できない」という説明は、お金の流れる向きが逆になっています。この一点に気づけるかどうかで、支払いの総額は大きく変わります。
名前がボヤージュでなくても、同じ組み立ての連絡は形を変えて届き続けています。返信やポイント購入の前に、次の点を一つずつ見てください。
一つでも答えに詰まるなら、そこで手を止める理由として十分です。相手から「誰にも言わないで」と口止めされている場合は、なおさら第三者に見てもらいましょう。
サイトが閉じると運営者への連絡手段はなくなりますが、お金がどこを通ったかは、手元の控えや金融機関の側に記録が残ります。どこを探せばよいかは払い方で変わります。
| 支払い方法 | 手がかりの場所 | 連絡先 |
|---|---|---|
| クレジットカード | 利用明細の請求元の欄(決済代行会社の名前で載ることが多い) | カード会社 |
| 銀行振込 | 振込の控え、通帳やネットバンキングの履歴にある振込先口座 | 振込先の銀行、警察 |
| 電子マネー・プリペイドカード | 購入時のレシートと、カード裏面の番号の控え | 発行会社 |
| コンビニ払い | 払込票の控えに書かれた収納代行会社の名前 | 収納代行会社 |
振込で払っていたなら、その口座が不正に使われたものとして凍結された場合に、振り込め詐欺救済法の手続きで残高が被害者へ分配されることがあります。凍結口座の一覧は預金保険機構がウェブで公表しているので、振込先の名義で検索してみてください。申請には期間の定めがあります。
電子マネーについて、日本資金決済業協会も、見知らぬ相手の指示でネット用のプリペイドカードを買う、あるいはカードの番号を伝える、といった行動を避けるよう求めています。すでに伝えてしまった場合は、残高が使われる前に発行会社へ連絡することが先決です。
カード払いの詳しい進め方はチャージバックの解説、口座凍結の手順は振り込め詐欺救済法の口座凍結手続きにまとめています。いずれの手段も戻ってくる保証はないものの、動き出しが早いほど打てる手は多くなります。
当選金のやり取りは、本人が「もうすぐ受け取れる」と信じているあいだは止まりにくいものです。家族が明細やレシートの束に気づいたとき、最初の一言で話がこじれることがあります。
本人がまだ支払いを続けたいと言う場合でも、カードの利用枠を下げる、プリペイドカードを買う前に一声かけてもらう約束をするなど、すぐにできる歯止めはあります。
相談の場で「ボヤージュというサイト」とだけ伝えると、別の同名サービスと取り違えられるおそれがあります。登録時のメールの送信元、覚えているURL、最初に届いた当選の連絡の文面をあわせて見せてください。支払いは、日付・金額・方法を1行ずつ並べた一覧にしておくと、相談時間の多くを今後の動き方に使えます。持ち物の確認には相談前チェックリストが便利です。
被害のあとには「代わりに取り返す」「調べれば戻る」と近づいてくる業者もいます。アダルトサイトなどのトラブル解決をうたう探偵業者が高い調査費を請求した事例について、国民生活センターが注意を促したことがあります。着手金を急がせる相手には、その場で申し込まないでください。
A. 公式の特商法表記を読める記録がどこにもなく、一次情報での確認はできていません。第三者サイトに海外法人名の掲載はありますが、原本で裏づけられないため、この記事では名前を挙げていません。
A. 過去に使われていたとされるbon-voyage-bon.comは、2026年9月26日時点でドメインの登録が残っておらず、ページは表示されません。閉鎖の経緯は公開情報からは分かりません。
A. 支払い方法、時期、振込先が分かるかどうかで見通しが変わり、必ず返るとは言えません。カードなら明細の請求元、振込なら振込先口座という手がかりを持って、188や警察に相談してください。
A. 前払いの費用を求められても払わないでください。解決をうたって調査費を取る業者には、国民生活センターも警戒を促しています。まず相談の流れを読み、公的な窓口に確かめるのが安全です。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。