天命の導き(てんめいのみちびき)の評判・口コミは?運営会社と返金手順

メッセージ型の占いサイト「天命の導き(てんめいのみちびき)」を利用した方、広告から登録して課金が続いている方に向けた記事です。

結論から書くと、2024年から2025年にかけて保存された公式ページのアーカイブで、運営事業者は「株式会社G&D」(東京都国分寺市)と表記されています。国税庁の法人番号公表サイトにも同じ商号・同じ所在地の法人があり、2023年9月に法人番号が指定され、同年11月に江東区から国分寺市へ本店を移したと記録されています。料金は鑑定師へのメッセージ送信1件150pt(1pt=10円)、決済方法は銀行振込だけでした。

支払いが振込だけのサイトでは、カード会社を通じた手続きが使えません。そのぶん、振込先の口座をめぐる手続き(振り込め詐欺救済法)が大きな意味を持ちます。後半ではその順番を具体的に説明します。

天命の導きの運営者:特商法表記と法人番号の照合結果

天命の導きの公式ドメインは tenmei-michibiki.com です。2025年9月13日に保存された「会社概要・特商法に基づく表記」の主な内容を、法人番号公表サイトの情報と並べました。

項目確認した内容
運営サイト名『天命の導き』
事業者株式会社G&D
所在地東京都国分寺市南町(部屋番号まで記載)
法人番号公表サイト同じ商号・同じ所在地の法人を確認。法人番号の指定は2023年9月29日、2023年11月17日に江東区から本店移転
サポート窓口050から始まる電話番号(平日10時〜18時)、メールフォーム(10時〜22時対応)
料金鑑定師へのメッセージ送信1件=150pt、1pt=10円(税込)
決済方法銀行振込
返金「デジタルコンテンツという商品の性質上返金には応じかねます」
現在の状況2026年9月24日時点、httpでの接続はhttpsのページへ転送されるが、httpsでは応答がなく表示できなかった

特商法表記には運営責任者の個人名も載っていますが、本記事では省略しています。消費者庁・国民生活センター・警察の公表資料で天命の導きの名前を挙げた注意喚起は、2026年9月24日時点で見つかりませんでした。法律事務所などの民間サイトには天命の導きを扱う記事がありますが、その評価をここで引き写すことはしません。

広告から入る構成と、同じドメインにあった「誕生花占い」の表記

アーカイブを見ると、天命の導きのドメインには、URLに広告配信サービスの名前と思われる文字列(Taboola、Gunosy、UZOUなど)を含む入口ページが数多く保存されています。ニュースアプリやウェブ記事の下に出る広告から登録ページへ誘導する作りだった、と読み取れます。

もう一つ目を引くのが、同じドメイン上に「誕生花占い」というサイト名の特商法表記が残っている点です(2024年12月と2025年12月に保存)。事業者名、所在地、電話番号、料金、決済方法は天命の導きの表記とすべて同じでした。

これが何を意味するのか、公式の説明は見つかっていません。ただ利用者にとっては、「広告で見た占い」と「実際に課金したサイト」の名前が一致しない場合がある、ということです。ご自身がどの名前のページから登録したか覚えていないときは、次の方法で確かめてください。

  • 登録完了メールや鑑定の通知メールの差出人ドメインが tenmei-michibiki.com かどうか
  • ブラウザの閲覧履歴に残るURL
  • 振込先として案内された口座の名義

広告経由の登録で起きやすいこと

東京都消費生活総合センターは、SNSの広告で無料の占いを知って登録したところ、無料だったのは初回だけで、やりとりを重ねるうちに数十万円の請求が来たという50歳代女性の相談事例を紹介しています。広告の段階では「無料」「今だけ」といった言葉が目立ち、1通あたりの料金や決済方法は登録後に初めて目にすることが少なくありません。

広告から登録した方は、最初の有料メッセージを送る前に、特商法表記で料金と決済方法を読んでおくことをおすすめします。天命の導きの場合、表記を見れば「1通1,500円」「支払いは振込のみ」という2つの条件がすぐに分かります。

規約と退会ページで確かめた返金・退会・後払いのルール

アーカイブに残る利用規約と「退会について」のページから、お金と退会に関わる部分を抜き出します。

  • 払い戻し:会社の故意または重過失に直接基づく場合を除き、支払った利用料金は払い戻さない。「クーリングオフは適用されません」とも明記。
  • 損害賠償の上限:消費者契約法上の消費者契約に当たる場合、会社の責任は通常生じうる損害の範囲で、直近1か月の利用料金を上限とする。
  • 退会の手続き:ログイン後のページで申請。料金はかからない。申請から完了まで最長1週間で、その間もメールなどが届く可能性がある。
  • 後払いと退会:後払いを利用している間は退会できず、精算を済ませてからの手続きになる。
  • 自動退会:メールが届かない状態のまま、または本人の意思で30日間ログインがないと、自動的に退会処理をする場合がある。

トップページには「病の回復・金銭の取得・地位の獲得・対人関係の改善等」について結果を保証しない、という注意書きもありました。

条文をどう受け止めればよいか

インターネットでの申込みは通信販売にあたり、そもそもクーリング・オフの制度がありません(消費者庁 特定商取引法ガイド)。規約の「クーリングオフは適用されません」は、この点を書いたものと読めます。ただしクーリング・オフが使えないことと、契約を取り消せないことは同じではありません。勧誘の中で事実と違うことを言われた場合や、霊感などを持ち出して不安をあおられた場合には、消費者契約法による取消しが問題になりえます。損害賠償の上限を定めた条項も、内容によっては消費者契約法で効力が否定されることがあります。個別の当てはめは、消費生活センターや弁護士に相談してください。

支払いが銀行振込だけのサイトで気をつけたいこと

特商法表記に載っていた決済方法は銀行振込だけでした。カード決済がないため、カード会社への支払停止の申出や、加盟店への照会(いわゆるチャージバック)といった手段は使えません。

国民生活センターが2020年に公表した相談事例には、占いサイトのメッセージ1通あたり1,500円分のポイントが必要になり、特定の言葉を一文字ずつ送るよう指示されて、銀行振込で約17万円、クレジットカードで約38万円を払ったというケースが載っています。振込は一度送ると取り消しが効かず、相手の口座からお金が引き出されてしまえば回収はさらに難しくなります。

振込を求められたときに確かめること

  1. 振込先の口座名義が、特商法表記の事業者名と一致しているか
  2. 後払いの精算を「今日中に」などと急がされていないか
  3. 振込の前に、合計でいくら払ってきたかを計算したか

口座名義が事業者名と違っていても、それだけで不正とは言えません。とはいえ、後で手続きをするときに必要な情報なので、振込のたびに控えておいてください。

振込で払ったお金の手続き:金融機関・警察・救済法の順番

振り込め詐欺救済法は、犯罪に使われた預金口座を凍結し、残っているお金を被害者に分配する仕組みです。金融庁によれば、振り込め詐欺に限らず、財産を得るために振込が利用された詐欺などの犯罪行為で被害を受けた人が対象になります。相談の進め方は次の順番が基本です。

  1. 振込先の金融機関に連絡する。振込日、金額、振込先の口座情報を伝え、口座の利用停止などを求めます。
  2. 警察に相談する。警察相談専用電話「#9110」か最寄りの警察署へ。だまされたと考える経緯を時系列で説明します。
  3. 公告を確認する。口座の消滅手続きが進むと、預金保険機構のウェブサイトに公告が出ます。申請期間は公告の翌日から30日以上あります。
  4. 分配金を申請する。支払いは口座に残っていた金額が原資で、被害額の総額が残高を超えるときは按分になります。受け取れるまで少なくとも半年以上かかるのが一般的です。

この手続きと並行して、消費生活センターへの相談や、弁護士を通じた事業者への返金請求を進めることもできます。凍結の申立てについては振り込め詐欺救済法の口座凍結手続き、弁護士に相談する前の整理は占い詐欺を弁護士に相談する前の準備で詳しく説明しています。

相談先と、相談の前に集めておく記録

  • 消費者ホットライン「188」:身近な消費生活センターにつながります。
  • 警察相談専用電話「#9110」:振込先口座の凍結を依頼したいときに。
  • 法テラス・弁護士:事業者に返金を請求する手続きを任せたいときに。

集めておく記録

  1. 振込の控え、またはネットバンキングの振込履歴(振込先の口座名義が分かるもの)
  2. 最初に見た広告や登録ページのURL、登録完了メール
  3. 鑑定師とのやりとり全体(送信回数が分かる形で)
  4. 後払いの精算を求められたメッセージ
  5. 特商法表記と利用規約の画面(アーカイブのURLでも可)

記録の残し方は占い詐欺の証拠の残し方を、専門家への相談を希望する方は相談予約フォームをご覧ください。

よくある質問

Q. 天命の導きの運営会社はどこですか?

A. 公式サイトの特商法表記(2025年9月保存のアーカイブ)では、株式会社G&D(東京都国分寺市)です。法人番号公表サイトで照合すると、商号と所在地が一致する法人が見つかります。

Q. 天命の導きと「誕生花占い」は同じサイトですか?

A. 同じドメイン上に「誕生花占い」名義の特商法表記があり、事業者名・所在地・連絡先・料金は天命の導きと同じでした。両者の関係について公式の説明は見つかっていません。

Q. 規約に「クーリングオフは適用されません」とあります。返金は無理ですか?

A. インターネットでの申込みにはもともとクーリング・オフの制度がありません。ただ、勧誘の内容によっては消費者契約法による取消しが問題になることがあります。返金を保証するものではないので、まず消費者ホットライン188に相談してください。

Q. 天命の導きのサイトが開けません。

A. 2026年9月24日時点で、公式ドメインにhttpsで接続しても応答がありませんでした。サイトが見られなくても、振込の控えやメールから支払いの記録は整理できます。

この記事の出典

※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。

この記事をシェアして注意を広める

詐欺返金相談ナビの相談前整理事例

サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。

相談前に、被害状況を整理しておきましょう

LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。

LINEでチェックリストを受け取る 登録は無料 / 一般情報の提供を目的としています

参考資料

  • 警察庁「サイバー犯罪・特殊詐欺に関する情報」
  • 消費者庁・国民生活センター「消費者トラブルに関する公表情報」
  • 金融庁「無登録業者に関する注意喚起」
免責:本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の事案に対する法的助言ではありません。記載内容により返金・回収・解決を保証するものではありません。個別のご相談は、弁護士または公的機関にご確認ください。