フリマアプリ取引詐欺の返金対処|メルカリ・ヤフオクの相談先
フリマアプリやネットオークションで代金を払ったのに商品が届かない、偽物や壊れた商品が届いた場合の返金対処法を解説。運営事務局への連絡手順、支払い方法別の対応、警察・消費生活センターへの相談先まで整理します。
「悪徳イカサマ系占いサイト」という言葉で検索した方の多くは、いま使っている占いサイトが危ないところではないか確かめたいか、すでにお金を払ってしまって取り戻す方法を探しているはずです。この言葉は特定のサイト名ではなく、口コミサイトなどが一部の占いサイトにつけている呼び方です。そのため本記事では、どこかのサイトを名指しするのではなく、公的機関の資料と法律の条文をもとに、注意が必要な占いサイトを自分で見分ける方法をまとめました。
編集部の考えを先に書くと、評判や口コミより確かな判断材料は二つあります。一つは特定商取引法の表記がそろっているか、もう一つは「1通いくらで、何通まで送らされるのか」が規約から読み取れるかです。以下で具体的な確認方法、鑑定メールの危険サイン、払ってしまった後に使える制度と相談先を順に説明します。
「悪徳」「イカサマ」といった言葉は、個人のブログや口コミサイトの書き手が、自分の評価として使っているものです。行政が認定した区分ではありません。そうしたサイトに載っている一覧は、書き手が確かめた範囲の情報で、運営会社の名前や料金が今も同じとは限りません。占いサイトは社名やドメインが変わることがあり、閉鎖を告知したサイトのドメインの登録日が、その後に新しくなっている例もあります。
そこで、この記事では「このサイトは悪質だ」と判断を下すのではなく、次の三段階で読者が自分で確かめられるようにしました。
気になるサイトの名前がわかっている場合は、当サイトの占い詐欺の公的相談先から個別のページも探せます。
国民生活センターが2020年11月26日に公表した資料によると、占いサイトやアプリの相談は2016年度から毎年1,400件前後あり、2019年度は1,837件に増えました。相談者の8割は女性です。
資料の相談事例には、金運を占うという鑑定士に別の鑑定士を紹介され、宝くじの番号を当てるために決まった言葉を一文字ずつ送らされた人の話があります。2日間の無料期間のあとは1通送るごとに1,500円分のポイントがかかり、2週間あまりで振込とカードを合わせて約55万円を支払ったそうです。
同じ資料が挙げた問題点を、要約すると次の5つです。
「イカサマ」と呼ばれるサイトの話の多くは、この5つのどれかに当てはまります。言葉の強さより、この型に沿って自分の状況を見直すほうが役に立ちます。
特定商取引法は、インターネットで有料サービスを売る事業者に、広告へ一定の事項を表示するよう求めています。消費者庁の「特定商取引法ガイド」が挙げる項目をもとに、登録前に見ておきたい点を表にしました。
| 確認すること | 見る場所 | 注意したい状態 |
|---|---|---|
| 事業者の名称・住所・電話番号 | 特定商取引法の表記 | 表記ページがない、メールアドレスしか書かれていない |
| 代表者または責任者の氏名 | 同上 | 法人なのに責任者名がない |
| 法人として実在するか | 国税庁の法人番号公表サイト | 社名で検索しても見つからない、住所が表記と違う |
| 1通・1回あたりの料金 | 料金表、利用規約 | ポイント数だけで円換算が書かれていない |
| 送信回数の上限や返還の条件 | 利用規約 | 上限も返還条件も書かれていない |
| 後払いの仕組み | 特定商取引法の表記、規約 | 残高がなくても送信できる仕組みがあるのに、申込み方法の説明がない |
| 返金・キャンセルの決まり | 同上 | 記載がない、または読める場所がない |
| ドメインの登録時期 | WHOIS(JPRSなど) | 「10年以上の実績」とうたうのにドメインがごく新しい |
表のうち編集部がとくに重く見ているのは、料金と送信回数の関係です。当サイトで公式表記を確かめたメール占いには、1通1,500円や1,800円という単価のものがありました。この単価で指示どおりに何十通も送れば、数万円から数十万円になります。規約に「無料鑑定は他の会員と同じ文面の場合がある」と正直に書いているサイトもあります。そうした一文があるかどうかも、読んでおく価値があります。
国税庁の法人番号公表サイトは無料で、登録なしに使えます。表記にある社名を入れて検索し、次の点を見てください。
ここで控えた法人番号は、消費生活センターに相談するときや書面を送るときに、相手を取り違えないための一番確かな手がかりになります。
やり取りを始めた後でも、鑑定メールの文面から気づけるサインがあります。次のような表現が続いたら、いったん返信を止めて記録を残してください。
こうした文面を消さずに残すことが、後の相談で一番の材料になります。保存の仕方は占い詐欺の証拠の残し方を参考にしてください。霊的な理由で不安をあおられた場合は霊的な問題を名目にした勧誘も読んでみてください。
インターネットで申し込む占いサイトは「通信販売」にあたり、訪問販売のようなクーリング・オフはありません。それでも、状況によっては次の制度が使えることがあります。
霊感など合理的に証明できない特別な能力による知見として、本人や家族の重大な不利益を避けるには契約が必要不可欠だと告げられた場合、申込みを取り消せる可能性があります(第4条第3項第8号)。取り消せる期間はほかの取消しより長く、追認できる時から3年、契約の時から10年です(第7条)。2023年1月5日施行の改正で、対象と期間が広がりました。
申込みの最終確認画面には、分量や価格、支払時期などを表示する義務があります(第12条の6)。この表示がなかったり、事実と違ったりしたために誤解して申し込んだ場合は、申込みを取り消せます(第15条の4)。ポイント購入の画面を保存しておく意味はここにもあります。
どの制度も、使えるかどうかは事実関係しだいです。当てはまりそうでも自分で結論を出さず、次の相談先で確認してください。
相談の順番に決まりはありませんが、迷ったら次の順に進めると整理しやすくなります。
占いサイトからのメールが止まらない場合、特定商取引法は承諾していない人への電子メール広告を原則として禁じています(第12条の3)。配信停止の手続きをした記録も残しておきましょう。全体の流れは返金相談の流れ、準備物は相談前チェックリストにまとめています。当サイトの相談予約からもご相談いただけます。
A. 公的機関が「悪質な占いサイト」の一覧を公表しているわけではありません。口コミサイトの一覧は書き手の評価で、情報が古い場合もあります。気になるサイトは、特定商取引法の表記と法人番号公表サイトでご自身でも確かめてください。
A. 無料の範囲でやめられれば費用はかかりませんが、国民生活センターは名前や生年月日、メールアドレスを気軽に入力しないよう呼びかけています。入力後に複数のサイトからメールが届くようになった相談もあります。
A. そうとは限りません。霊感などで不安をあおられた契約の取消しや、最終確認画面の表示に問題があった場合の取消しなど、法律上の制度があります。使えるかは事情しだいなので、消費者ホットライン188で相談してください。
A. 編集部としては、特定商取引法の表記に事業者名・住所・電話番号・責任者がそろっているか、料金が1通あたり何円かを規約から読み取れるかの二点を最初に確認することをすすめます。どちらかが欠けていれば、課金の前に立ち止まる理由になります。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。