イリノア(iRINOA)の評判・口コミは?サイト閉鎖後の返金相談と証拠

イリノアiRINOAに関する注意喚起情報・評判・口コミを調査しました。被害を感じた場合の初動対応や証拠チェックリスト、弁護士への相談前チェックリストも解説します。

「イリノア(iRINOA)」は、pxmmm23.net というドメインで運営されていた会員制の占い・鑑定サイトです。2026年9月24日に編集部が確認したところ、このドメインは名前解決ができず、サイトそのものを開けない状態でした。インターネット・アーカイブ(Wayback Machine)には2024年5月時点のログイン画面や鑑定師紹介ページが残っている一方、2025年12月の保存ページでは「ドメインが無効な状態」と表示されています。

この記事は、過去にイリノアを利用して支払いをした人、家族が利用していたことに気づいた人に向けて書いています。先に結論を述べると、サイトが消えた後でも手元に残る記録(登録時や決済時のメール、カードや口座の明細、振込先口座、コンビニの払込票)で相談は進められます。まず記録を集め、消費生活センター(188)か警察相談専用電話(#9110)に状況を伝えるのが現実的な順序です。

本記事は公開情報をもとにした一般的な解説で、イリノアを詐欺と断定するものではありません。

イリノア(iRINOA)とは?保存された公式ページで確認できたこと

公式サイトは現在開けないため、インターネット・アーカイブに保存されたページと、2026年9月24日時点の接続状況を突き合わせました。

確認項目分かったこと
ドメインpxmmm23.net(スマートフォン向けページは /sp/ 配下)
2024年5月の保存ページログインID・パスワードの入力欄と「無料会員登録」ボタン。フッターに利用規約、プライバシーポリシー、特定商取引法に基づく表記、お問い合わせへのリンク
問い合わせ先保存ページ上に [email protected] のアドレス
鑑定師紹介鑑定歴34年とする人物のプロフィールと、独自の「金運オーラ鑑定」をうたう説明
2025年12月の保存ページドメインが無効(Expired or Suspended)である旨の表示
2026年9月24日の状態ドメインの名前解決ができず、接続できない

確認できなかったこと

  • 運営者の表記:特定商取引法の表記ページへのリンクはあったものの、その中身はアーカイブに保存されていませんでした。第三者のサイトには運営者名や所在地の掲載がありますが、原本を確認できないため本記事では記載しません。
  • 料金体系:1通あたりの料金やポイント単価を示すページは、保存範囲では見つかりませんでした。
  • 公的機関の注意喚起:消費者庁と国民生活センターのサイトを編集部が検索した範囲では、「イリノア」の名前を挙げた注意喚起や行政処分は見当たりませんでした(2026年9月24日時点)。

鑑定師のプロフィールに書かれた経歴は、サイト側の自己申告です。それを裏づける外部の情報も確認できませんでした。

サイトが閉じた後に「イリノア」を検索する人が困っていること

運営中のサイトであれば、マイページで購入履歴を見たり、問い合わせフォームから連絡したりできます。サイトが消えると、この二つが同時に使えなくなります。検索する人が抱えやすい悩みは、おおむね次の三つに分かれます。

やりとりの履歴を見返せない

鑑定のメッセージがサイト内のメールボックスにしか残っていない場合、ログインできなくなった時点で読めなくなります。国民生活センターも、占いサイトを退会すると過去のやりとりを確認できなくなるおそれがあるとして、スクリーンショットでの保存を勧めています。

誰に請求すればいいか分からない

運営者の表記を自分で控えていなかった場合、相手の名前や住所が分からないまま時間が過ぎがちです。後述するように、決済の記録から「お金がどこへ流れたか」をたどるのが近道になります。

まだ請求やメールが続いている

サイトが閉じても、登録したメールアドレスに別の名前の占いサイトから案内が届くことがあります。国民生活センターの2020年11月の公表資料でも、占いサイトに名前や生年月日を登録した後、知らないサイトからメールが大量に届くようになったという相談が紹介されています。新しいサイトに誘われても、登録や入金をする前にいったん手を止めてください。

家族が使っていたと後から分かった

高齢の親や配偶者のスマートフォンに、見慣れない鑑定メールや払込票が残っていて気づく、という経路も少なくありません。本人を責めると記録を消してしまうことがあるため、まずは「一緒に整理しよう」と声をかけ、端末の画面やメールをそのまま残してもらうのが先です。相談窓口には家族からでも連絡できますが、契約の当事者は本人なので、できれば同席してもらいましょう。

占い・鑑定サイトで支払いが膨らむ流れと、利用前に見ておく表示

国民生活センターの「見守り新鮮情報」第459号(2023年8月8日)には、ゲーム中の「宝くじに当選するよう導く」という広告から占いサイトに入り、送信1回につき1,500円かかるメッセージで文字を一文字ずつ送り返すよう指示され、コンビニ決済やクレジットカードで約400万円を支払ったという70歳代の相談が載っています。2020年の同センターの報告では、占いサイトやアプリに関する相談は2019年度に1,837件あり、8割が女性からでした。

よく見られる展開

  1. 無料鑑定や「あなたが選ばれた」という連絡で登録させる
  2. 金運・恋愛運などの大きな結果を約束し、鑑定師が次々に登場する
  3. 結果が出る直前だとして、有料のメッセージ送信を繰り返させる
  4. やめようとすると「途中でやめると不幸になる」などと引き止める

支払う前に確かめたい表示

特定商取引法は、ネットで役務を売る事業者に、広告(サイト)への表示事項を定めています。消費者庁の解説によると、事業者の氏名(名称)、住所、電話番号、法人の場合は代表者または責任者の氏名、契約の申込みの撤回や解除に関する事項などが含まれます。

  • 特定商取引法の表記に、会社名・住所・電話番号がそろっているか
  • 1ポイント何円か、1通何ポイントかが購入前に分かるか
  • 返金・退会の条件が書かれているか
  • 表記の画面を自分で保存したか(サイトが消えると見られなくなる)

占いのテーマ全般の注意点は占い詐欺の手口と相談先でも整理しています。

支払い方法ごとの取り戻し手順

サイトが閉じた後は、事業者に直接返金を求める道が細くなります。そのぶん、お金を動かした側(カード会社・銀行・電子マネーの発行元・収納代行会社)への連絡が重要になります。

支払い方法最初の連絡先伝えること・用意するもの
クレジットカードカード裏面のカード会社窓口利用日・金額・明細上の請求元名。サービスが提供されなかった事情を説明し、支払いの調査(チャージバックの検討を含む)を依頼する
銀行振込振込先の金融機関と警察振込日・金額・振込先の口座情報。振り込め詐欺救済法の手続に進むかは、金融機関が口座を犯罪利用と判断するかどうかによる
電子マネー・ギフトカード発行元の問い合わせ窓口カード番号(コード)と購入時のレシート。使われる前なら利用停止に応じてもらえる場合がある
コンビニ払い(払込票・番号)払込票に書かれた収納代行会社払込票の控え、受付番号。請求元の事業者名を教えてもらえることがある

どの方法でも、時間がたつほど記録の照会が難しくなります。申し出の受付期限はカード会社や発行元ごとに違うので、電話の最初に確認しておきましょう。細かな流れはチャージバックの基礎知識と電子マネーで払ったときの対応にまとめました。

なお、振り込め詐欺救済法は振込で支払った被害を対象にした制度で、口座の残高から分配を受ける仕組みです。相手が引き出した後は支払いを受けられないと金融庁も説明しています。どの手段でも返金が保証されるわけではありません。

サイトが見られない今、手元から集められる記録

サイト内の画面を撮り損ねていても、あきらめるのはまだ早いといえます。次のものを探してみてください。

  • メールの受信箱:会員登録の確認メール、ポイント購入の完了メール、鑑定師からの通知メール。検索欄に「pxmmm23」「イリノア」と入れると見つかりやすくなります
  • カード・口座の明細:請求元の名称がサイト名と違うことが多いため、日付と金額で照合する
  • 振込の控え:ATMの利用明細、ネットバンキングの取引履歴の画面
  • コンビニ・電子マネー:払込票の控え、ギフトカードの台紙とレシート
  • 自分のメモ:いつ、何を言われて、いくら払ったかを思い出せる範囲で時系列に書き出す

集めた記録は、日付順に並べて1枚の表にしておくと、相談の場で説明が短くすみます。保存のしかたは占いトラブルの証拠の残し方、全体の手順は相談前チェックリストが参考になります。

相談先の選び方

  • 消費者ホットライン 188:最寄りの消費生活センターにつながります。支払い方法ごとの連絡の順番や、事業者への伝え方について助言を受けられます。
  • 警察相談専用電話 #9110:振込で支払った場合や、脅すような言葉で支払いを迫られた場合に。被害届を出すかどうかも相談できます。
  • 弁護士・司法書士:相手の特定や請求の見込みを個別に判断してもらう段階で。費用の目安を事前に確認しておくと安心です。

記録の整理から手伝ってほしい場合は、当サイトの相談予約フォームもご利用いただけます(返金や解決の保証はできません)。

よくある質問

Q. イリノア(iRINOA)のサイトは今も開けますか?

A. 2026年9月24日に編集部が確認した時点では、ドメイン pxmmm23.net の名前解決ができず、サイトを開けませんでした。インターネット・アーカイブの2025年12月の保存ページでも、ドメインが無効な状態と表示されています。

Q. イリノアの運営会社はどこですか?

A. 特定商取引法の表記ページは保存されておらず、原本を確認できませんでした。第三者サイトには運営者名の掲載がありますが、裏づけが取れないため本記事では記載していません。手元に表記の画面やメールが残っていれば、相談の際に持参してください。

Q. サイトが閉鎖されたら、もう返金は無理ですか?

A. 一概には言えません。カード会社・振込先の金融機関・電子マネーの発行元など、お金が通った先に記録が残っているためです。ただし返金が約束されるわけではなく、時間がたつほど難しくなります。早めに消費生活センター(188)へ相談してください。

Q. 別の占いサイトから「前のサイトの続きを鑑定する」と連絡がきました。

A. 登録や入金の前に手を止めてください。以前のサイトとの関係は外から確かめられないことが多く、同じ流れがくり返される相談も寄せられています。やりとりの画面は消さずに保存しておきましょう。

この記事の出典

※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。

この記事をシェアして注意を広める

詐欺返金相談ナビの相談前整理事例

サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。

相談前に、被害状況を整理しておきましょう

LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。

LINEでチェックリストを受け取る 登録は無料 / 一般情報の提供を目的としています

参考資料

  • 警察庁「サイバー犯罪・特殊詐欺に関する情報」
  • 消費者庁・国民生活センター「消費者トラブルに関する公表情報」
  • 金融庁「無登録業者に関する注意喚起」
免責:本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の事案に対する法的助言ではありません。記載内容により返金・回収・解決を保証するものではありません。個別のご相談は、弁護士または公的機関にご確認ください。