サポート詐欺(偽のウイルス警告)で払った後の対処|返金と相談先
この記事の結論
- ウイルス感染を装う偽の警告画面に書かれた番号へ電話させ、サポート代として電子マネーなどを払わせるのがサポート詐欺です。電話をかけなければ被害は起きません。
- 警察庁によると、令和7年の「サポート名目」の詐欺は認知件数1,048件、被害額14.9億円でした。
- 払ってしまったら、支払い方法ごとに発行会社・カード会社・金融機関へ連絡し、遠隔操作ソフトを入れた場合はアンインストールしてIPAに相談してください。
最終更新日: 2026-10-23
インターネットを見ている最中に、警告音とともに「ウイルスに感染しました」「サポートに電話してください」と表示される。メーカーのサポートを名乗る相手に電話すると、遠隔操作ソフトを入れさせられ、サポート代を求められます。警察庁は、この「サポート名目」の詐欺の認知件数が令和7年に1,048件、被害額が14.9億円だったと公表しています(警察庁 令和7年確定値、2026年10月23日確認)。
警告画面が出たときは
警察庁は「ウイルス感染・修理が必要」という表示は慌てず無視し、画面を閉じて電源を切るよう呼びかけています。電話で電子マネーカードの話が出たら詐欺だと考え、すぐに電話を切ってください(警察庁「サポート名目の詐欺」対策)。画面の消し方はIPAの偽セキュリティ警告(サポート詐欺)対策特集ページに手順があります。
払ってしまった後の連絡先
| 払い方 | すぐにすること |
|---|---|
| 電子マネー(ギフトカード)の番号を伝えた | カードの発行会社に連絡し、利用停止を相談する。カードとレシートを保管する |
| クレジットカード | カード会社に連絡し、不正利用・取消しの相談をする(チャージバック申請の流れ) |
| ネットバンキングで振り込んだ・操作された | 銀行に連絡し、口座の利用停止とパスワードの変更を行う |
遠隔操作ソフトを入れてしまったら
- パソコンをネットから切り離し、入れさせられた遠隔操作ソフトをアンインストールする。
- 遠隔操作中に入力したパスワード(ネットバンキング・メール・通販サイト)を、別の端末から変更する。
- 技術的な不安はIPAの情報セキュリティ安心相談窓口へ、被害の相談は警察相談専用電話#9110へ。フィッシングとあわせた相談先はフィッシング詐欺の公的相談先にもまとめています。
よくある質問
警告画面に表示された番号に電話していなければ大丈夫ですか?
警察庁は、電話をかけなければ被害に遭うことはないとしています。画面を閉じ、閉じられなければ電源を切ってください。
サポート代をギフトカードで払いました。取り戻せますか?
すぐにカードの発行会社に連絡し、利用状況の確認と停止を相談してください。使われる前なら対応できる場合があります。カードとレシートは捨てずに保管してください。
遠隔操作ソフトを入れられました。
ネットから切り離してソフトをアンインストールし、操作中に入力したパスワードを別の端末で変更してください。そのうえでIPAや警察に相談してください。
本記事は一般的な情報提供で、個別の事案で支払義務があるか、返金や処罰が認められるかを判断するものではありません。