フリマアプリ取引詐欺の返金対処|メルカリ・ヤフオクの相談先
フリマアプリやネットオークションで代金を払ったのに商品が届かない、偽物や壊れた商品が届いた場合の返金対処法を解説。運営事務局への連絡手順、支払い方法別の対応、警察・消費生活センターへの相談先まで整理します。
幸せの黒猫について相談を考えている方に向けて、「これまでにいくら払ったのか」を自分で数字にする手順をまとめました。公式サイトの特定商取引法の表記では、メール鑑定の送信は1通150pt、1ptは10円とされています。送信1通あたり1,500円という計算です。
国民生活センターが公表した占いサイトの相談事例にも、同じ「1通1,500円」という単価が出てきます。単価が同じだからといって同じ事業者だとは限らず、この記事もその関係を示すものではありません。料金の仕組みをつかみ、明細から支払総額を組み立てておくことが、相談を前に進める土台になる、というのが編集部の考えです。
| 項目 | 公式サイトの表示 |
|---|---|
| URL | shiawase-cat.com と happiness-cats.com(同じ内容が表示される) |
| 運営法人名 | 合同会社プライムデジタル(特定商取引法の表記ページに記載) |
| 所在地・電話番号 | 省略表示。請求があれば遅滞なく開示すると記載 |
| ポイント単価 | 1pt=10円(税込) |
| メール鑑定の送信 | 1通150pt(1,500円) |
| メール鑑定の閲覧・サポートとのやりとり | 0pt |
| ポイントの購入単位 | 100pt(1,000円)/300pt(3,000円)/500pt(5,000円) |
| ポイントの有効期間 | 購入日から6か月 |
| 支払い方法 | 各種電子マネー、クレジットカード、コンビニ決済(料金ページ)。後払いは申請制で、申請後7日以内に清算 |
| 払い戻し | 故意または重過失に起因する事由に直接基づく場合を除き、払い戻ししない |
所在地などを省略できるのは、特定商取引法11条のただし書により、請求があれば遅滞なく提供する旨を広告に表示し、実際に提供できる体制をとっている場合に限られます(消費者庁「特定商取引法ガイド」)。相談の過程で事業者の住所が必要になったら、サイトの問い合わせ窓口で開示を求め、そのやりとりも保存しておきましょう。
閲覧が無料で送信にだけ料金がかかる仕組みでは、返信するたびに1,500円が積み上がります。一度に買える最大の単位が500pt(5,000円)なので、1回の購入で送れるのは3通(450pt)までで、50ptが余ります。
| 送信数 | 必要なポイント | 金額 |
|---|---|---|
| 1通 | 150pt | 1,500円 |
| 10通 | 1,500pt | 15,000円 |
| 30通 | 4,500pt | 45,000円 |
| 100通 | 15,000pt | 150,000円 |
| 300通 | 45,000pt | 450,000円 |
| 1,000通 | 150,000pt | 1,500,000円 |
1日10通のやりとりを1か月続けると300通、45万円になります。国民生活センターの2020年の報告書によれば、占いサイト等の相談で既に支払われた金額の平均は122万4,107円で、100万円以上500万円未満が22.6%、500万円以上が6.2%でした。1通1,500円の仕組みなら、この平均額には800通あまりで届きます。短い返信を重ねるほど、金額の感覚がずれていきやすい料金体系だといえます。
150ptずつ消費する仕組みで100pt単位の購入を繰り返すと、端数のポイントが残りがちです。表記ではポイントの有効期間は購入日から6か月とされているので、使わなかった分は期限が来れば消えてしまいます。相談の際は「買った総額」と「送信に使った額」を分けて示すと、未使用分がいくら残っているか、どの時点で失効したかを窓口と一緒に確認しやすくなります。
国民生活センターの報告書の事例1(50歳代女性)では、占いサイトの体験ページに登録した後、金運専門の鑑定士から1,000円の鑑定チケットを案内され、さらに「一攫千金の鑑定士」を紹介されました。やりとりを口外しない、最後まで鑑定を受ける、鑑定士を信じる、という約束をさせられ、2日間の無料期間が終わると1通あたり1,500円分のポイントが必要になりました。当選番号を導くためとして特定の言葉を一文字ずつ送るよう指示され、2週間以上のやりとりで銀行振込約17万円、クレジットカード約38万円を支払ったという相談です。
2023年8月8日の「見守り新鮮情報」では、70歳代の方が、スマホのゲーム中に出た「宝くじに当選するよう導いていく」という広告から占いサイトにアクセスした例が紹介されています。メールにある言葉や数字の羅列を一文字ずつ送り返すと運気が上がると言われ、送信1回につき1,500円かかる中、コンビニ決済やクレジットカードなどで約400万円を支払っていました。
2つの事例に共通するのは、一文字ずつの送信のように1回の送信で伝える情報がごく少ないやりとりで通数が増えていることです。ご自身の送信履歴を見返し、同じ言葉や記号だけを送る指示が続いていないか確かめてください。
国民生活センターの2020年の報告書は、「占い」や「鑑定」と称したやりとりで実際に指示された行為の例を挙げています。
どれも、送る中身そのものに意味があるというより、送信の回数を重ねることが目的になっている指示です。報告書は、いつ終わるのかを尋ねても明確な答えがなく、期待した結果も得られないケースが目立つと指摘しています。
編集部としては、次のどれか一つにでも当てはまったら、その時点で送信を止め、記録を保存して相談に移ることをすすめます。
表計算ソフトやメモに「日付/支払い方法/金額/買ったポイント数/そのとき受けていた指示」の5列を作っておくと、どの言葉に促されて支払ったのかが後から読み取れます。送信通数に150ptを掛けた数字と、買ったポイントの合計を比べると、未使用ポイントの残りも見当がつきます。
相談から解決までの全体の流れは相談の流れのページで説明しています。
幸せの黒猫の表記には、払い戻しをしないという一文があります。ただ、規約にこうした条項があっても、消費者契約法は、事業者の債務不履行による損害賠償責任の全部を免除する条項(8条)や、消費者の利益を一方的に害する条項(10条)を無効と定めています。個々の条項が無効になるかどうかは事情によって変わるので、自分で結論を出さず窓口に見てもらうのが確実です。
消費者庁が2022年8月に公表した資料「霊感商法(開運商法)に関する消費生活相談について」には、占いサイトの相談で消費生活センターが間に入った例が載っています。「無料占い」から有料の鑑定メッセージに移り、やめたいと返信しても返事がないまま指示どおり返信を続けていた相談者について、センターが経緯書を事業者に送付してあっせんし、支払総額のうち一部の金額で和解したという内容です。
全額が戻った例ではなく、同じ結果になる保証もありません。それでも、規約の文言だけを見て諦める必要はないことを示す公表例だと編集部は受け止めています。
幸せの黒猫についての基本情報は幸せの黒猫の調査ページ、占いサイトの課金トラブル全般は占い詐欺の総合ページにまとめています。
A. 公式サイトの特定商取引法の表記では、送信1通150pt、1pt=10円なので1通1,500円です(2026年9月24日確認)。閲覧は0ptとされています。料金は変更されることがあるため、利用した時点の画面も保存しておいてください。
A. 表記では購入日から6か月となっています。期限切れのポイントも含めて、購入した総額は明細から確認できます。
A. 表記では申請後7日以内の清算とされています。請求に納得できない場合は期限前に188へ相談し、後払い決済の事業者にも連絡してください。国民生活センターも、販売業者とトラブルになったら後払い決済サービス事業者に連絡するよう助言しています。
A. 2026年9月24日の確認では、どちらのドメインでも同じ内容の幸せの黒猫が表示されました。問い合わせ用のメールアドレスは happiness-cats.com のドメインでしたが、どちらが本来のドメインかは公開情報からは確認できませんでした。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。