フリマアプリ取引詐欺の返金対処|メルカリ・ヤフオクの相談先
フリマアプリやネットオークションで代金を払ったのに商品が届かない、偽物や壊れた商品が届いた場合の返金対処法を解説。運営事務局への連絡手順、支払い方法別の対応、警察・消費生活センターへの相談先まで整理します。
「安斎先生の言霊鑑定ってどうなの?」という言葉で検索した方に向けた記事です。この言葉は迷惑メールや広告の見出しとして出回ったもので、民間の調査サイトでは、そこから有料の占いサイト「Divination(ディビネイション)」へ登録させる流れが紹介されています。
先に要点をまとめます。インターネット・アーカイブに残るDivinationの特定商取引法の表記(2023年3月保存)では、事業者は海外の法人で、所在地はフィリピンのマニラ首都圏でした。料金は鑑定師へのメッセージ1通が150ポイント、1ポイント10円の前払い制です。2026年9月24日に確認したところ、ドメインは名前解決できず、サイトは表示されませんでした。
「安斎先生」を名乗る鑑定師が実在するのか、誰なのかは公開情報では確かめられません。ここでは確認できた表記の中身と、海外事業者の占いサイトに払ったお金について相談するときの順番を整理します。特定の人物や事業者を詐欺と断定するものではなく、返金を約束するものでもありません。
まず、公開情報で確かめられたことと確かめられなかったことを分けて書きます。見出しの言葉は鑑定サービスの正式名称ではなく、登録を促すメールや広告の件名として使われていたものです。
| 項目 | 確認結果 |
|---|---|
| 誘導先とされるサイト | Divination(divination-truth.com)。民間の調査サイトによる紹介で、運営者側の資料でこの言葉との関係は確認できていない |
| 事業者の表記 | 海外の法人名と、フィリピン・マニラ首都圏の住所(2023年3月のアーカイブ) |
| 問い合わせ先 | 国番号+63の電話番号とメールアドレス。受付は平日10時〜20時と記載 |
| 料金 | メッセージ送信150Pt、1Pt=10円の前払い制(1通あたり1,500円) |
| 支払い方法 | クレジット決済、各種コンビニ決済。「決済時の為替レートによって請求額が異なる場合がある」との注記あり |
| 返金の扱い | 「ポイント利用前で錯誤の購入であれば協議の上返金可」。クーリング・オフは適用されないと記載 |
| 現在の状態 | 2025年2月の保存記録ではドメイン駐車ページに変わっており、2026年9月24日時点では名前解決できない |
消費者庁と国民生活センターの公表資料を2026年9月24日に検索しましたが、「安斎先生の言霊鑑定」や「Divination」の名前を挙げた注意喚起は見つかりませんでした。載っていないことは、問題がないという意味ではありません。公表の対象になっていない、というだけです。
テレビ番組への出演で知られる、同じ「安斎」姓の占い師がいます。その名前を冠した公式の占いコンテンツは、運営会社名を明記した国内の占いポータルで提供されています。一方で、今回の案内文とその占い師や公式コンテンツとの関係は、公開情報からは確認できませんでした。名前の響きや「芸能人も鑑定している」といった触れ込みだけで、どこが運営しているのかを判断しないほうが安全です。
この言葉で検索する人の多くは、鑑定が当たるかどうかより、登録した後にいくら払うことになるのかを気にしているはずです。Divinationの表記どおりなら、1通送るたびに1,500円分のポイントが減ります。10回やりとりすれば1万5,000円、30回なら4万5,000円です。
国民生活センターが2020年11月に公表した占いサイトの相談事例では、無料期間が終わるとメッセージ1通に1,500円分のポイントが必要になり、2週間以上のやりとりで銀行振込とカードを合わせて50万円を超える支払いになったケースが紹介されています。同じ資料には、祈りの言葉を唱えた合図として漢字を一文字ずつ送らせるといった、やりとりの回数を増やす指示の例も並んでいます。
「言霊」や名前の字画をうたう鑑定は、名前の文字や言葉を送らせる流れと組み合わさりやすい題材です。鑑定の中身が当たっているように感じても、支払いが増え続けているなら、それは別の問題として切り分けて考えてください。
同じ資料では、無料占いのつもりで名前や生年月日を入力したあと、知らないサイトからのメールが数十件届くようになった事例も紹介されています。返信や登録をしていなくても、入力した情報が別のサイトの勧誘に使われることがある、という前提で対処しておくと落ち着いて動けます。
鑑定師の名前で広告が届いたとき、登録の前後に確かめておきたい点を5つに絞りました。どれも、支払いが始まってからでは確認しにくくなるものです。
保存の方法は証拠の残し方で、占いサイト全般の手口は占い詐欺の解説ページでまとめています。
Divinationの表記に載っていた支払い方法は、クレジットカードとコンビニ決済の2つでした。サイトが閉じていても、支払いの記録は決済した側に残っています。手元の記録を集めてから、次の順で当たってください。
カード会社の窓口に、利用した日・金額・加盟店名を伝えて相談します。カード会社が国際ブランドのルールに沿って売上の取り消しを加盟店側に求める手続きは「チャージバック」と呼ばれますが、これはカード会社の判断で行われるもので、利用者が法律上請求できる権利ではありません。海外の加盟店では、調査に時間がかかることもあります。
分割払い(2か月を超えるもの)やリボ払いで支払った場合は、割賦販売法にもとづく「支払停止の抗弁」を申し出る方法もあります。日本クレジット協会が申出書の様式と説明を公開しています。1回払いは対象外なので、支払い回数を先に確かめてください。手順はチャージバックの解説にも書いています。
払込票の番号やレシートを保管し、レシートに記載された収納代行会社にも照会します。コンビニの店舗は代金を預かって送る立場なので、店舗だけで返金を決めることはできません。返金に結びつかないことも多いのが実情ですが、いつ・いくら・どの番号で払ったかは、相談の場で必ず聞かれます。
表記にない方法で払うよう求められたなら、その時点で手を止めてください。プリペイド型の電子マネーは、使われる前であれば発行元に連絡して利用を止められる場合があります。個人名義の口座への振込を指示された場合は、振込先の金融機関と警察にすぐ連絡します。
海外に所在地がある事業者とのトラブルは、国内の消費生活センターに加えて、国民生活センターの「越境消費者センター(CCJ)」に相談できます。海外から購入した商品やサービスに関するトラブルの解決を手伝う窓口として案内されています。
同じ誘導先を扱ったDivination(ディビネイション)の記事もあわせてご覧ください。整理が難しい場合は相談前チェックリストから始めると、抜けている情報に気づきやすくなります。
A. 公開情報からは、この案内文とテレビ出演で知られる同姓の占い師との関係は確認できませんでした。その占い師の名前を冠した公式コンテンツは、運営会社名を明記した国内の占いポータルで提供されています。広告に出てくる名前だけで判断せず、登録先の特定商取引法の表記で運営者を確かめてください。
A. Divinationの表記では料金はポイントの前払い制で、ポイントを買わなければ有料のメッセージは送れない仕組みでした。ただ、登録後は勧誘のメールが増えることがあります。ポイントを買ったか、どの方法で払ったかを明細で確かめ、不安があれば相談予約や消費生活センター(188)へどうぞ。
A. サイトが閉じていても、カード会社やコンビニの収納代行会社には決済の記録が残っています。明細・レシート・やりとりの画面を集め、カード会社、消費生活センター(188)、海外事業者なら越境消費者センターに相談してください。返金されるかどうかは個別の事情によります。
A. インターネットでの購入(通信販売)には、法律上のクーリング・オフ制度がありません。ただし、消費者契約法には、霊感など合理的に実証できない能力による知見として不安をあおり契約させた場合の取消しなどの規定があります。当てはまるかどうかは事情次第なので、弁護士や消費生活センターに具体的に相談してください。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。