SNS広告・検索・DM経由の返金をうたう詐欺を見分ける方法|相談前に確認すべき手口と安全な相談先の選び方
ChuChuやHEATをかたる窓口など、返金相談を装う連絡に不安を感じた人へ。広告・検索・DMでの誘導の見分け方、確認事項、相談先の選び方を解説します。
現:TheKiss旧:Yellowknifeイエローナイフ→Lemonレモンに関する注意喚起情報・評判・口コミを調査しました。被害を感じた場合の初動対応や証拠チェックリスト、弁護士への相談前チェックリストも解説します。
「TheKiss(ザ・キス)」、以前の名前として「Yellowknife(イエローナイフ)」「Lemon(レモン)」が挙げられる出会い系サイトの評判や料金を知りたい方のための記事です。このサイトのURLとして紹介されている dearmonalisa.com をインターネットアーカイブで確かめると、2024年11月から2025年4月まで保存されていた画面の名前は「MonaLisa」でした。TheKiss・Yellowknife・Lemon の3つの名前は、このドメインの保存記録には出てきません。
一方で、MonaLisa 時代のポイント料金表は保存されており、メール1通の送信が20ポイント、1ポイントが10円と書かれていました。1通あたり200円の計算です。ドメインは2026年9月24日の時点で登録がなく、サイトは開けません。この記事では、保存記録から分かる名前と料金、身分証を送る年齢確認の注意点、運営者の表記の読み方、支払い方法ごとの取り戻し方を順に説明します。記録から確かめられることだけを書いており、どの事業者についても詐欺だと断じるものではありません。
dearmonalisa.com の保存記録を日付順に並べると、次のようになります。
| 保存日 | 内容 |
|---|---|
| 2024年9月25日 | http での接続が https へ転送されている(最初の保存記録) |
| 2024年11月23日 | サイト名「MonaLisa」のトップページ。末尾は「Copyright©2023 MonaLisa」 |
| 2025年1月23日 | 「ポイントについて」とプライバシーポリシーのページが保存される。ポリシーの末尾は「2025年1月13日 制定」 |
| 2025年2月16日 | トップページの末尾が「Copyright©2025 MonaLisa」に変わる |
| 2025年4月27日 | 最後に保存されたトップページ。表示は引き続き「MonaLisa」 |
| 2026年9月24日 | ドメインの登録が消えており、アクセスもできない |
TheKiss・Yellowknife・Lemon という表示は、どの保存記録にも見当たりませんでした。2025年4月より後の画面は残っていないため、その後に名前が替わったのか、別のドメインで使われた名前なのかは、一次資料では確かめられません。
当サイトのMona Lisa(モナリザ)の記事では、公開情報から公式サイトを特定できませんでした。今回、dearmonalisa.com で「MonaLisa」という名前の出会い系サイトが動いていた記録が見つかりましたが、その記事の対象と同じサービスかどうかは分かりません。また、lemon(レモン)の記事は支援金の誘いとして寄せられる相談を扱っており、こちらも同じサービスとは限りません。手元のメールやURLと照らし合わせて読んでください。
トップページが読み込む画像や一部のページのURLには、作られた日時を含む形式の識別子(UUIDバージョン1)が使われていました。そこから読み取れる日付は、画像が2021年7月、ページが2022年9月です。dearmonalisa.com が保存記録に初めて現れた2024年9月より前の日付で、サイトの部品がこのドメインより前に作られていたことを示しています。それまでどこで使われていたのかまでは分かりません。
2025年1月23日に保存された「ポイントについて」のページには、男性・女性それぞれの料金が載っていました。内容は男女で同じです。
| 操作 | 必要なポイント |
|---|---|
| 新しく届いたメールを読む | 無料 |
| メールを送る | 20pt |
| プロフィールを見る・編集する | 無料 |
| 画像を見る・編集する・メッセージに添付する | 無料 |
| 届いたメールの添付画像を見る | 無料 |
ページの最後には「1pt=10円」とあります。読むのは無料で、送るたびに200円かかる設計です。やり取りを続けるほど、支払いは送信の回数に比例してふくらみます。
| 送ったメールの数 | 必要なポイント | 円に換算 |
|---|---|---|
| 10通 | 200pt | 2,000円 |
| 50通 | 1,000pt | 10,000円 |
| 250通 | 5,000pt | 50,000円 |
1日に10通のやり取りを1か月続けると、300通で6万円になります。相手の返事が短い、質問ばかりが返ってくる、会う話になると条件が増える。そうしたやり取りが続く場合は、送信の回数そのものが支払いを増やしている点を意識してください。この料金は2025年1月時点の保存記録にもとづくもので、TheKiss などの名前で同じ料金だったかは確認できていません。
MonaLisa のトップページは、パスポートか運転免許証を携帯電話で撮影し、氏名と生年月日を書き添えてメールで送るよう求めていました。送り先は [email protected] で、「生年月日(年齢)・発行元の名称・証明書の名称以外は必要ない」「住所や名前など他の部分は隠してかまわない」とも書かれていました。
年齢の確認そのものは、出会い系サイトの運営者に法律で課された義務です。出会い系サイト規制法第11条は、利用者が18歳未満の児童でないことを、国家公安委員会規則で定める方法であらかじめ確認するよう定めています。身分証の提出を求められたこと自体は、おかしなことではありません。
すでに隠さずに送ってしまった場合は、送ったメールの日時と送り先を控えておきましょう。身に覚えのない請求やなりすましが疑われるときに、いつ・どこに渡したかを説明できます。MonaLisa の案内には「提出書類は原則返却しない」「退会時に削除または処分する」とありましたが、サイトが閉じた今、その扱いを確かめる手段はありません。
当サイトの旧ページは、運営会社として「Glacial Human Limited」という英語の会社名と、マーシャル諸島の所在地を載せていました。これは第三者サイトの掲載情報で、MonaLisa の画面にあった「運営者情報」のページは保存されていないため、原本とは照合できていません。
この所在地は、番地ではなく「47XM+PHF」で始まる英数字の組み合わせでした。これは Google が提供する Plus Code という、緯度と経度をもとに場所を表すコードの形です。住所のない場所を示すための仕組みで、郵便を届ける宛先として使えるとは限りません。
海外の会社名と、確かめにくい所在地しか書かれていないサイトでは、あとから事業者に連絡を取るのが難しくなります。課金の前にこうした点を見ておくと、判断の材料が一つ増えます。
サイトもドメインも消えている以上、取り戻しの相談先は支払いの経路にある会社です。最初に、支払った日・金額・方法・明細上の請求名を一覧にしてから連絡しましょう。
戻ってくると約束された方法はありません。ただ、1通200円という単価が分かっていれば、何通分でいくら払ったかを数字で説明できます。
画面の保存の仕方は証拠の残し方を参考にしてください。
A. TheKiss のURLとして紹介されている dearmonalisa.com は、2024年11月から2025年4月の保存記録では「MonaLisa」と表示されていました。TheKiss の名前が出てくる画面は保存記録になく、2つの名前の関係を一次資料で確かめることはできませんでした。
A. 2025年1月23日に保存された料金ページでは、メールの送信が20ポイント、1ポイントが10円で、1通あたり200円でした。受信したメールを読むことやプロフィールの閲覧は無料と書かれていました。
A. 送った日時と送り先のアドレスを控えておきましょう。身に覚えのない契約や請求があった場合は、警察や消費生活センター(188)に、いつどこに身分証を渡したかを伝えて相談してください。
A. できます。名前が替わっていても、支払いの記録は残ります。相談窓口やカード会社には、思い当たる名前とURLをすべて並べて伝えると、同じ一連の利用だと理解してもらいやすくなります。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。