祈る(いのる)の評判は?1通1,350円の料金と後払い・返金相談

祈るに関する注意喚起情報・評判・口コミを調査しました。被害を感じた場合の初動対応や証拠チェックリスト、弁護士への相談前チェックリストも解説します。

メール占いサイト「祈る」(inoru-fortune.jp)にポイントを使い続けてしまい、いくら払ったのか、返金の相談ができるのかを知りたい方に向けた記事です。

結論から書くと、2026年9月24日に公式サイトの特定商取引法に基づく表記と利用規約を読んだ時点で、運営は株式会社イノル、料金は鑑定依頼1回135ポイント(1ポイント10円なので1,350円)、支払いは前払いのほかに「後払いチケット」が用意されています。規約には、鑑定依頼の履歴を2週間で破棄するという条文もあります。返金を相談するなら、まず履歴と支払いの記録を手元に残すことが先です。

この記事は「祈る」を詐欺と断定するものではありません。確認できない口コミや被害額は載せず、公式ページと公的機関の資料で確かめられたことだけを書いています。

「祈る」の運営会社・連絡先・料金(公式表記で確認できたこと)

スマートフォン向けの表示で公式サイトを開き、「会社概要」「特定商取引法に基づく表記」「鑑定料(料金表)」「利用規約」の4ページを読みました。パソコンのブラウザでトップページを開くと、アクセスを拒否するページ(accessdenied.html)に転送されます。パソコンで記録を残したい場合は、スマートフォン側で画面を保存しておく必要があります。

項目公式ページの表記
販売業者株式会社イノル
所在地東京都千代田区岩本町1丁目(ビル名・階まで記載あり)
電話0570-071-222(祈るインフォメーション、平日10:00〜17:00)
メール[email protected]
電気通信事業 届出番号A-30-16373
料金1ポイント=10円。各ジャンル鑑定依頼135pt、鑑定メール添付画像の閲覧50pt(初回閲覧時のみ)
支払い方法銀行振込、クレジットカード、ビットキャッシュ、NetRide、セキュリティーマネー
ポイントの有効期限購入から180日
返金「役務提供後の返金には応じることができません」

特商法表記には運営責任者の氏名も載っていますが、この記事では個人名は扱いません。問い合わせや請求の相手方として押さえておくべきなのは、法人名・所在地・電話番号・メールアドレスの4点です。

なお、特商法表記にはクレジットカード決済について「決済時の為替レートによって請求額が異なる場合がございます」との注記があります。カード明細の金額がポイント代金と一致しないときは、この注記を思い出してください。明細に載る加盟店名がサイト名と違うこともあるため、明細は全ページを保存しておくと後で照合しやすくなります。

135ポイントは何回分でいくらになるのか

料金表で有料になっているのは、鑑定師へ相談を送る「各ジャンル鑑定依頼」と、鑑定メールに添付された画像を初めて開くときの2つだけです。登録、鑑定メールを読むこと、鑑定師を探すこと、鑑定表の作成、MY占い師の追加は0ポイントと書かれています。

つまり、こちらから返信するたびに1,350円が動く仕組みです。金額の感覚をつかむために、料金表の数字だけで計算してみます。

  • 返信10回:1,350ポイント=13,500円
  • 1日3回の返信を30日続けた場合(90回):12,150ポイント=121,500円
  • 上の90回のうち20回で添付画像を初めて開いた場合:さらに1,000ポイント=10,000円

国民生活センターは2020年11月の注意喚起で、占いサイトでは「数字や記号、特定の言葉等を延々と送信させられて支払いが高額になっている」と問題点を挙げています。1通ごとに課金される仕組みでは、短い返信でも1回分の料金がかかります。「言葉を一文字ずつ送って」「この画像を開いて」といった指示が続いているなら、いったん手を止めて、これまでの送信回数を数えてみてください。

送信回数は、マイページの鑑定依頼履歴、ポイント購入の完了メール、カードや銀行の明細の3つから数えられます。どれか1つが消えても、残りの2つで合計額を推計できます。

後払いチケットと「自動後払いは用いていない」の意味

「祈る」の特商法表記と利用規約第8条には、前払いのほかに後払いの仕組みが書かれています。要点は次のとおりです。

  • 後払いシステムを使うと、ポイントが即時に追加される
  • 支払期限は、ポイント追加の翌日(支払い金融機関の翌営業日)
  • 自動後払いシステムは用いておらず、利用方法に同意したうえで使うもので、お客様の任意で切り替えられる

後払いは手元にお金がなくても鑑定を続けられるため、支払いの総額が見えにくくなります。翌営業日という短い期限があるので、「期限までに振り込まないと」と焦って別の支払い手段を探す状況にもなりがちです。

後払いを使った覚えがある方は、次の3点をメモしておいてください。

  1. 後払いに同意した日と、その画面(残っていればスクリーンショット)
  2. 後払いで追加されたポイント数と、請求された金額・振込先
  3. まだ払っていない請求が残っているかどうか

未払いの請求がある場合、払うかどうかを一人で決める前に消費生活センター(188)に状況を伝えてください。支払ってしまった後より、支払う前のほうが取れる選択肢は多くなります。

登録後のメールと「関連サイトへの通知」条項

現在の利用規約には、登録後の連絡について2つの条文があります。

  • 第3条6:登録後、週に一回程度、ポイントをお得に追加できるキャンペーンなどの情報を送る場合がある
  • 第5条8:お客様のアカウント情報は、当社と提携している関連サイトに通知される場合がある

また、Internet Archive に2025年1月25日付で保存されている「祈る」の案内ページには、「当サイトにご登録後お客様には1日2通メールマガジンをお送りさせていただきます」と書かれていました。受信拒否は、トップページの「鑑定表設定」から「メール受信設定」に進む手順が案内されています。

国民生活センターの2020年の資料では、占いサイトに名前や生年月日を登録したあと「別の占いサイトや知らないサイトから次々とメールが届く」相談が紹介されています。「祈る」に登録してから別名義のサイトからもメールが届くようになった場合は、届いたメールの送信元アドレスと日時を残しておきましょう。どこから情報が渡ったのかを相談先が判断する材料になります。

占いサイト全般の勧誘の流れは占い詐欺の手口と相談先のまとめでも解説しています。

鑑定履歴は2週間で破棄:退会の前に残しておくもの

利用規約第3条3には「鑑定案内及び、鑑定依頼履歴は、二週間を経過した時点で破棄させて頂きます」とあります(括弧書きで「特例有」)。さらに第6条では、退会すると登録情報を削除し、復旧の義務は負わないとされています。退会の完了メールは送られず、完全に退会できるまで最大7日程度かかるとも書かれています。

返金の相談で最も大切なのは、どんな言葉でやり取りが続いたかという記録です。国民生活センターも、退会するとメッセージを確認できなくなる可能性があるので、スクリーンショット等で保存するよう呼びかけています。次の順番で残すと漏れが少なくなります。

  1. マイページの受信・送信の一覧(日時と鑑定師名が写る画面)
  2. 返信を促された鑑定メールの本文(「今やめると」「期限は今日まで」など、続けるよう求める表現があるもの)
  3. ポイント購入画面と購入完了メール、後払いの請求メール
  4. 料金表・特商法表記・利用規約の画面(後から内容が変わることがあるため、日付入りで)

保存の具体的なやり方は証拠の残し方にまとめています。2週間の期限があるので、「相談するかどうか迷っている」段階でも先に保存を済ませてください。

支払い方法ごとの取り戻しの相談先

返金の可能性や手続きは、どの方法で払ったかで大きく変わります。「祈る」で使える支払い方法ごとに整理します。

クレジットカード

カード会社の窓口に、利用日・金額・加盟店名を伝えて、サービスの内容に疑問があることを相談します。国際ブランドのルールによる売上の取消し(チャージバック)は、カード会社が調べたうえで判断するもので、申し出れば必ず通るものではありません。分割払い・リボ払いで4万円以上(リボは3万8千円以上)の取引なら、割賦販売法の「支払停止の抗弁」を使える場合があります。翌月1回払いはこの制度の対象外です。

銀行振込

振込先の口座が詐欺などの犯罪に使われた疑いがあると判断されると、振り込め詐欺救済法の手続きで口座が止められ、残高から被害額に応じた分配を受けられることがあります。振込先の金融機関と警察に早めに連絡し、預金保険機構の公告サイトで手続きの状況を確認します。

ビットキャッシュ・NetRide・セキュリティーマネー

プリペイド型の電子マネーは、使われてしまうと取り戻すのが難しい支払い方法です。購入時のレシートやカードの番号(ID)を捨てずに保管し、発行会社の問い合わせ窓口に利用状況を確認してください。

後払いチケット

未払い分があるなら、支払う前に消費生活センターへ。支払い済み分は、振り込んだ方法(銀行振込など)に応じて上の手順を当てはめます。

相談までの流れは相談の流れ、手元の資料の確認は相談前チェックリストが使えます。

相談先と、電話の前に揃えておくもの

  • 消費者ホットライン188:お住まいの地域の消費生活センターにつながります。契約や返金の交渉について助言を受けられます。
  • 警察相談専用電話 #9110:犯罪にあたるか分からないけれど相談したいときの窓口です。受付は平日8:30〜17:15が基本で、都道府県警察によって異なります。
  • 法テラス・弁護士:相手方への請求や交渉を任せたいときの相談先です。

電話の前に、①最初にサイトを知ったきっかけ(広告・メール・SNS)、②登録した日、③支払った日付と金額の一覧、④今も届いているメールの有無、の4つを紙に書き出しておくと、話が早く進みます。

当サイトの相談予約でも状況の整理をお手伝いしています。「祈る」について別の角度(相談事例の傾向)でまとめた祈る(いのる)の評判・口コミの記事もあわせてご覧ください。

よくある質問

Q. 「祈る」の運営会社はどこですか?

A. 2026年9月24日時点の公式サイトの特定商取引法に基づく表記では、販売業者は株式会社イノル(東京都千代田区)です。電話は0570-071-222(平日10:00〜17:00)、メールは[email protected]と記載されています。

Q. 「祈る」で鑑定メールを読むだけでもお金はかかりますか?

A. 公式の料金表では、鑑定メールを読むのは0ポイントです。有料なのは鑑定依頼(こちらからの送信)1回135ポイント=1,350円と、添付画像を初めて開くとき50ポイント=500円です。

Q. 退会すればポイント代は返ってきますか?

A. 利用規約第6条では、退会すると購入済みのポイントは消失し、換金や代金の返却はしないとされています。退会すると履歴も削除されるため、返金を相談したい場合は退会前に記録を保存し、消費生活センター(188)に相談してください。

Q. 後払いの請求がまだ残っています。払わないといけませんか?

A. 個別の事情で判断が変わるため、この記事では結論を出せません。支払う前に、請求額・後払いに同意した経緯・やり取りの記録をまとめて、消費生活センターや弁護士に相談することをおすすめします。

この記事の出典

※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。

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参考資料

  • 警察庁「サイバー犯罪・特殊詐欺に関する情報」
  • 消費者庁・国民生活センター「消費者トラブルに関する公表情報」
  • 金融庁「無登録業者に関する注意喚起」
免責:本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の事案に対する法的助言ではありません。記載内容により返金・回収・解決を保証するものではありません。個別のご相談は、弁護士または公的機関にご確認ください。