出会い系サイト規制法で不安なときに|評判の調べ方と相談前チェック
「出会い系サイト規制法は大丈夫?」と検索される方へ。支援金・当選金詐欺で報告されがちな手口と、トラブル時にまず取るべき行動を中立的にまとめました。本記事は出会い…
はじめに結果をお伝えします。「コネクション」という名前で、支援金や出会いをうたうサイトを公開情報から探しましたが、公式サイト・運営者・アドレスを1つに特定することはできませんでした。検索で上位に出てくるのは「コネクト」「コネクトチャット」など、似ているけれど別の名前のサービスです。
そこでこの記事は、「コネクション」というサイトに登録した、あるいはお金を払ったけれど、それが何者なのか分からずに困っている方に向けて、名前ではなくアドレスと請求の記録から相手を確かめる手順を説明します。調べた結果は、そのまま相談の材料になります。どこかの事業者の違法性を判定する内容ではなく、払ったお金が戻ると約束する内容でもない点はご了承ください。
2026年9月26日に、サービス名でのウェブ検索と、行政機関(消費者庁、国民生活センター、警察庁)のサイト内検索を行いました。結果は次のとおりです。
「コネクトチャット」については、本サイトに別のページ(コネクトチャットの評判)があります。名前が一文字違うだけで、運営者も仕組みもまったく別ということは珍しくありません。検索結果の口コミを読む前に、あなたが使ったサービスがどれなのかを先に確定させましょう。
名前は変えられても、次の3つは手元の記録に残り、あとから書き換えられません。
「コネクション」がスマホのアプリだったなら、ストア側には、どのアプリに、いつ、いくら払ったかが提供元の名前とともに記録されています(iPhoneはAppleアカウントの設定から、AndroidはPlayストアのアカウント画面から見られます)。アプリ内でポイントを買った場合、支払いの窓口はストアになるため、AppleやGoogleの返金リクエストの手続きを使える可能性があります(認められるかどうかは各社の判断です)。ストアのページに書かれた提供元の名前と、アプリ内の表記の運営者名が一致しているかも確かめておきましょう。一致しないなら、それも記録に残す価値があります。
この3つのうち1つでも確かなものがあれば、「コネクション」がどのサイトだったのかを絞り込めます。逆に、名前しか覚えていない状態で口コミサイトを読み比べても、別のサービスの情報を自分のことだと思い込んでしまうおそれがあります。
| 道具 | 分かること | 使い方のこつ |
|---|---|---|
| サイトの特定商取引法の表記 | 事業者の名前、住所、電話番号、料金、返金や退会のルール | ネットでお金をとるサイトには表示の義務がある。見当たらない、住所が途中までしかない、なども記録に |
| 国税庁の法人番号公表サイト | 国内の会社が実在するか、所在地、商号の変更や登記の閉鎖 | 同じ商号の会社が多いので、必ず所在地で絞る。閉鎖した法人も検索対象に含められる |
| ドメインの登録情報(ICANN Lookup、JPRS WHOIS) | アドレスがいつ登録され、いつ期限を迎えるか | .comなどはICANN Lookup、.jpはJPRS WHOISで。登録日が最近なら、サイトの歴史が浅いと分かる |
| Wayback Machine(過去のウェブページの保存庫) | 過去の画面、以前のサイト名 | サイトが消えていても、保存されていれば当時の表記を読める |
| 出会い系サイトの届出の表示 | 出会い系サイト規制法の届出を済ませた旨と番号 | 番号が載っていても内容の保証にはならないが、載っていなければ確認すべき点が増える |
ドメインの登録日は、思った以上に多くを語ります。たとえば本サイトで別のメールサイトを調べたときは、第三者サイトがそのサイトのものとして載せていたアドレスが2024年8月に登録されたばかりで、しかも半年後の保存記録には、紹介とは違う名前のサイトが表示されていました。サイトの見た目が落ち着いていても、アドレスが最近取られたものなら、名前が変わる可能性も頭に置いておきましょう。
海外の会社名しか載っていない場合、法人番号公表サイトでは確かめられません。その場合は「国内の登記は確認できなかった」と記録しておけば十分です。確かめられなかったこと自体が、相談員にとって状況を判断する材料になります。
道具を使うときの注意も一つ。調べる過程で、そのサイトに再びログインしたり、問い合わせフォームに新しい情報を入力したりする必要はありません。見るだけで分かる情報を集め、画面はスクリーンショットで残しましょう。調べた日付を一緒にメモしておくと、あとで表記が書き換えられても、いつの時点の情報かを示せます。
警察庁は、出会い系サイト規制法の対象になる事業(インターネット異性紹介事業)を、次の4つをすべて満たすものと説明しています。
この4つに当てはまる事業を営む者は、事務所のある地域の公安委員会に届け出たうえで、利用者が児童(18歳未満)でないかを確かめ、児童を誘う書き込みを消すといった決まりを守らなければなりません。「コネクション」の画面に、異性のプロフィールや掲示板があったのに、年齢確認を一度も求められなかった——そうした点は、相談のときに伝えておきたい事実です。
反対に、「支援金の受け取り窓口」「悩み相談」などを名乗り、異性との交際をうたっていないサイトもあります。その場合は出会い系サイト規制法の枠の外かもしれませんが、ネットでお金をとる以上、特定商取引法の表示のルールは関わってきます。
ここまでの道具を使っても、運営者がはっきりしないことはよくあります。編集部は、それで構わないと考えています。大事なのは、分かったことと分からなかったことを分けて書き残すことです。
お金を取り戻す手段は、相手が誰かよりも、どうやって払ったかで先に決まります。最初に電話をかける先は、カード払いならカード発行会社、口座への振込なら振込先の銀行(と警察)、プリペイド型なら発行したサービスの窓口、と払い方ごとに分かれます。払い方ごとの流れは、カード払いの取り消しの相談、振込で払ったときの対応、電子マネーで払ったときの対応 にまとめています。
窓口は次の3つが中心です。
書き出しておくことは、「コネクション」を知ったきっかけ、登録した日、手がかりの3つ(アドレス・請求元・最初の連絡)、5つの道具で調べた結果、払った日と金額の一覧です。書き方の例は 相談前チェックリスト、画面やメールの残し方は 証拠の残し方 にあります。本サイトの 相談予約 で状況を受け付けてもいますが、どのような結果になるかまでは請け合えません。
A. 公開情報からは、同じだと確かめることはできませんでした。名前が似ていても別のサービスであることが多いため、登録メールの差出人アドレスや明細の請求元で見分けてください。
A. サイトの特定商取引法の表記を見て、国内の会社なら法人番号公表サイトで所在地を照らし合わせます。ドメインの登録日やアーカイブの画面も手がかりになります。
A. サイトが消えても、カード会社や銀行などに支払いの記録は残っています。手元のメールと明細を集めて、188に相談してください。
A. 出会い系サイトに当たる事業者には、利用者が18歳未満でないことを確かめる義務があります。確認がなかったことは、相談のときに伝えておきましょう。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。