出会い系サイト規制法で不安なときに|評判の調べ方と相談前チェック
「出会い系サイト規制法は大丈夫?」と検索される方へ。支援金・当選金詐欺で報告されがちな手口と、トラブル時にまず取るべき行動を中立的にまとめました。本記事は出会い…
ゼロチャに関する注意喚起情報・評判・口コミを調査しました。被害を感じた場合の初動対応や証拠チェックリスト、弁護士への相談前チェックリストも解説します。
「ゼロチャ」は、トップページで「お相手探しは完全無料」「どれだけ話しても¥0」と大きく打ち出しているサービスです。この記事は、ゼロチャに登録した方、ゼロチャから別のサイトに案内されて課金してしまった方、登録しようか迷っている方に向けて書きました。
2026年9月26日に公式サイトを確かめて分かったのは、次の3点です。運営者は法人ではなく「ゼロチャ運営チーム」と表記されていること、警視庁への届出の受理番号が「申請中」となっていること、そして「出会いアプリ」と名乗りながら、規約では出会いや異性交際を目的とする利用を禁止していることです。ゼロチャを詐欺と断定する記事ではありません。書き手をたどれない口コミも引用していません。
| 項目 | 9月26日に公式サイトで見た内容 |
|---|---|
| URL | zerocha.jp(メール会員登録)。LINEの友だち登録で始める zerocha.net もある |
| 運営者 | ゼロチャ運営チーム(会社名の記載なし) |
| 所在地・連絡先 | 東京都世田谷区の住所、03で始まる電話番号、24時間受付のメールアドレス |
| 届出番号 | 「警視庁・インターネット異性紹介事業者 受理番号:申請中」 |
| 料金 | 「男女ともに完全無料」とうたう。規約第4条は「基本的なサービスは無料」 |
| ドメインの登録日 | 2021年1月17日(JPRSのWHOIS。登録者名は代理公開で非表示) |
| プライバシーポリシー | 2021年2月1日制定 |
運営者が「運営チーム」という名前なので、国税庁の法人番号公表サイトで照合できる会社名がありません。サービスについて問い合わせたり、お金のことで話をしたりする相手が、どこの誰なのかを公式表記からは特定しにくい状態です。なお、ページ上部には星の評価のような表示がありますが、どこの誰による評価なのかは書かれていません。
行政の注意喚起の一覧も当たりましたが、ゼロチャの名前が挙がったものは今のところ確認できていません。
インターネットで異性との出会いの場を提供する事業は、出会い系サイト規制法で規制されています。同法第7条は、この事業を行おうとする者に、事業の本拠がある都道府県の公安委員会に、前もって届け出ることを義務づけています。届け出る内容には、名前や住所のほか、広告や宣伝に使うサービスの呼び名も含まれます。届出をしないで事業を行った場合の罰則(6月以下の拘禁刑または100万円以下の罰金)も、第32条に定められています。
無料のサービスなら関係ないのでは、と思うかもしれません。しかし警視庁の説明では、インターネット異性紹介事業にあたるかどうかの要件の一つは「有償、無償を問わずサービスを反復継続して提供していること」です。料金を取らないというだけで、届出の対象から外れるわけではありません。
ゼロチャの表示は、この届出について受理番号がまだない「申請中」という書き方です。一方で規約第2条は、ゼロチャは娯楽としてメッセージ交換を楽しむサービスで、出会い・異性交際のための相手をマッチングさせるサービスではないとしています。トップページの「出会いアプリ」という打ち出しと、規約上の位置づけが一致していない形です。この状態が法律上どう評価されるかは、公開情報からは判断できません。
利用者の側から言えるのは、「届出番号が表示されている」「申請中と書いてある」のどちらであっても、それだけでサービスの安全性や相手の実在は分からない、ということです。
ゼロチャの中でお金がかからないとしても、規約やプライバシーポリシーには、外の広告や有料サービスにつながる記述があります。
消費者庁は「サクラサイトトラブル」の事例として、無料のSNSサイトで届いたメッセージから「別サイトでやり取りしたい」と誘われ、移った先でメールのためのポイント購入を重ねていく流れを紹介しています。ゼロチャの中で知り合った相手から「別のサイトの方が話しやすい」「こっちに登録して」とURLを送られたら、その先は料金も運営者も別物だと考えてください。リンク先で課金を求められた時点で、いったん手を止めるのが安全です。
ゼロチャの「年齢確認制度」のページは、未成年の利用防止や他業者の誘導行為の防止のため、身分証の画像を出すよう求めています。使える書類として、運転免許証、健康保険資格確認書、パスポート、マイナンバーカード(番号のない面だけ)、学生証などが挙げられ、従来の健康保険証は使えないと書かれています。
提出するなら、次の点を守ってください。
運営者が会社として特定できないサービスに身分証を渡すことには、それなりのリスクがあります。ゼロチャの中で知り合った相手から、個別に身分証や自撮り写真を求められた場合は応じないでください。
ゼロチャに限らず、無料をうたうサービスを使い始める前に、次の5点を公式ページで確かめておくと、後からの思わぬ出費を防ぎやすくなります。
5つのうち2つ以上が確かめられないときは、個人情報を入れる前に立ち止まるくらいの慎重さがちょうどよいと考えます。無料のサービスほど、どこで収益を上げているのかを意識して使うことが大切です。
規約第8条によると、ゼロチャはアプリを削除すれば自由に退会できるとされ、その場合はサービスに関する一切の権利を手放すことに同意したものとみなされます。第8条の2では、6か月以上ログインがなければ運営者がアカウントを削除できるとしています。ブラウザで使っていてアプリを入れていない場合の手続きは規約からは読み取れないため、退会したいときは運営者のメールアドレスに申し出て、送った文面を保存しておくと確実です。
また、規約第3条の2は、システムの都合で、やり取りの記録を運営側が整理し、消すことがあると書いています。別のサイトへ誘導された経緯を説明するには、ゼロチャの中のやり取りが大事な記録になります。やめる前に、誘導のメッセージや相手のプロフィールを証拠の残し方を参考に保存してください。
ゼロチャ自体が無料でも、そこから移った先のサイトでポイントを買った場合は、払った相手はその別サイトの運営者です。まず、移った先のURLと特商法表記を確かめて控えてください。そのうえで、支払い方法ごとに窓口が変わります。
どの場合も、最初の相談は消費者ホットライン「188」が窓口です。無料のサイトから有料のサイトへ移った経緯を時系列で話せるように、相談前チェックリストで記録を並べておくと伝わりやすくなります。サクラが疑われるやり取りの特徴は出会い系サイトのサクラの見分け方にまとめています。払ったお金が戻るとは限りませんが、記録があるほど相談先で取れる手は増えます。
A. 公式サイトの運営者情報は「ゼロチャ運営チーム」で、会社名の記載はありません。東京都世田谷区の住所と電話番号、メールアドレスが載っています(2026年9月26日確認)。
A. トップページは「男女ともに完全無料」とうたい、規約も基本的なサービスは無料としています。ただし広告の表示があり、プライバシーポリシーには有料サービスの請求処理という利用目的も書かれています。
A. 出会い系サイト規制法は、事業を行おうとする者に公安委員会への届出を求めています。ゼロチャの表示がどう評価されるかは公開情報からは判断できませんが、番号の有無だけで安全性は分かりません。
A. 移った先は料金も運営者も別です。課金を求められたらいったん止め、URLとやり取りを保存してください。困ったときは188に相談できます。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。