「幸せ」占いの評判は?広告URLの入口と個人情報の開示請求

幸せに関する注意喚起情報・評判・口コミを調査しました。被害を感じた場合の初動対応や証拠チェックリスト、弁護士への相談前チェックリストも解説します。

「幸せ」という占いサイトの評判を調べている方へ。この記事は、広告から登録した人がどんな入口を通り、どんな個人情報を渡したのかを確かめ、必要ならその記録を事業者から取り寄せる方法をまとめたものです。

当サイトの旧ページは、「幸せ」の参考URLとして shiawase-cat.com/?c=nk11 を挙げていました。2026年9月24日にこのURLを開くと、表示されたのは「幸せ」でも「幸せの黒猫」でもなく、「金運星座占い」という名前の登録ページでした。性別・生年月日・名前(本名推奨と表示)を入力し、LINEの友だち追加へ進む作りです。同じドメインのトップページは「幸せの黒猫」というメール占いサイトで、特定商取引法の表記には運営法人名として合同会社プライムデジタルと書かれています。

広告経由の入口と、サイトの名前と、明細に出る名前がそれぞれ違うと、あとで「どこに登録したのか」が分からなくなります。口コミを集めた記事ではなく、公式サイトの表示と法令・公的機関の情報だけで書いています。特定のサービスを詐欺かどうか判断するものではありません。

旧参考URL「shiawase-cat.com/?c=nk11」の行き先

編集部が2026年9月24日に確認した結果です。

開いたURL表示された内容
shiawase-cat.com/?c=nk11(旧ページの参考URL)ページ名は「金運星座占い」。画像のボタンが12個並び、どれを押しても同じ登録フォームへ進む
上記から進んだ登録フォーム「あなたの性別」「生年月日」「お名前(本名推奨)」を入力し、LINEの友だち追加へ進む。「登録費・年会費などは一切不要」との表示
shiawase-cat.com(パラメータなし)ページ名は「幸せの黒猫」。「占い鑑定が受けられるメール占いサイト」と説明
特定商取引法の表記・会社概要どちらの入口から開いても、運営法人名は合同会社プライムデジタル。所在地と電話番号は省略表示で、請求があれば開示すると記載

URLの末尾の「?c=nk11」は、開いたブラウザに「adCode=nk11」という情報を30日間保存させていました。一般に、このような文字列は広告や紹介元を見分けるために使われます。つまり、どの広告から来たかによって、最初に見る名前やページが変わる作りだと考えられます。「幸せ」という名前だけを名乗るサイトは、今回の確認範囲では見つかりませんでした。

金運星座占いの「ご利用方法」のページは、自らを「当番組」と呼び、登録後には「番組サポートからのメール」「鑑定師からのメール」「キャンペーンメール」が届くと説明しています。メール鑑定の送信は1回150ポイント(1ポイント10円)です。

広告から登録した人がつまずきやすい3つの点

入口の名前と、サイトの名前と、請求元の名前が一致しない。これが、広告から登録した人がつまずきやすい点です。

覚えている名前と、記録に残る名前が違う

「星座占いに登録した」と覚えていても、ログイン後の画面や特定商取引法の表記には別のサイト名が出ることがあります。さらにカード明細には、決済代行会社の名前が載ることもあります。相談窓口で「幸せという占い」とだけ伝えても、窓口の側では事業者を特定できません。ドメイン名(shiawase-cat.com など)、画面に出ていたサイト名、明細の請求元名の3つをメモしておきましょう。

やりとりの場所が2か所に分かれる

LINEで案内を受け、鑑定はサイト内のメールで行う、という流れだと、記録がLINEとサイトの両方に散らばります。どちらか一方を消してしまうと、勧誘の言葉と支払いのつながりを説明しにくくなります。

「登録無料」と「送信の料金」は別

登録費や年会費がかからなくても、鑑定を依頼するメールを送るたびにポイントが減る仕組みです。幸せの黒猫の特定商取引法の表記では、閲覧とサポートへの送信は0ポイント、鑑定の送信は1通150ポイントとされています。

体験やお試しのつもりで名前や生年月日を送ると、それだけで会員になってしまう場合がある。国民生活センターの2020年の報告書はそう注意したうえで、登録をきっかけに、見覚えのない別の占いサイトからも案内が来るようになる例が目立つと書いています。本名を求めるフォームに出会ったら、送信の前に一度手を止めるのが無難です。

プライバシーポリシーに書かれている個人情報の扱い

登録フォームで入力した名前や生年月日、メールアドレス、LINEのアカウントは、事業者の個人情報になります。幸せの黒猫のプライバシーポリシー(合同会社プライムデジタル名義)には、次のような記載があります。

  • 利用目的に「弊社の商品又は本サービス以外の弊社のサービスを紹介する目的」「弊社提携先の商品又はサービスを紹介する目的」が含まれている
  • 法令に基づく場合などを除き、本人の同意なく第三者に提供しない(業務委託や事業承継に伴う提供は、第三者への提供に当たらないとしている)
  • 本人から開示を求められた場合は、遅滞なく開示する(例外あり)
  • 内容が事実でない場合の訂正、不正な手段で取得された場合などの利用停止・消去の求めにも応じるとしている

利用目的に「提携先の商品やサービスの紹介」が入っているので、登録後に別の名前のサービスから案内が届くことはありえます。届いた案内が誰から来たのかは、差出人のアドレスとリンク先のドメインで見分けてください。

なお、同じポリシーには「文字、数字等の表示に障害が生じることがあるが、これは安全対策によるもの」という趣旨の一文もあります。画面の表示が崩れていた場合も、その状態のままスクリーンショットを残しておくと、あとで説明しやすくなります。

個人情報保護法の開示請求で、やりとりの記録を取り寄せる

やりとりの画面を消してしまった、退会してログインできない、という場合でも、事業者が持っている記録を本人として取り寄せる道があります。

個人情報保護法33条の開示請求

個人情報保護法33条は、本人が事業者に対し、自分が識別される保有個人データの開示を請求できると定めています。開示の方法として電磁的記録の提供(データでの提供)を指定することもでき、事業者は原則として遅滞なく開示しなければなりません。事業者の業務の適正な実施に著しい支障を及ぼすおそれがある場合などは、全部または一部を開示しないことができますが、その場合も本人に通知する必要があります。

請求するときの書き方

  1. 宛先は、特定商取引法の表記にある問い合わせ窓口(サイト内のフォーム、または表記にあるメールアドレス)
  2. 件名に「個人情報保護法33条に基づく保有個人データの開示請求」と書く
  3. 本文に、登録したメールアドレス、登録日のめやす、入口になったサイト名(金運星座占いなど)を書く
  4. 開示を求める項目を具体的に並べる:登録情報、ポイント購入履歴、ポイント消費履歴、送受信したメッセージ
  5. 方法は「電磁的記録の提供」を希望すると書く
  6. 送信した画面と送信日時を保存する

同法38条により、事業者は実費を勘案して合理的な範囲の手数料を求めることができます。また、送受信したメッセージのどこまでが開示の対象になるかは、事業者の管理の仕方などによって変わります。回答が来ない、断られたといった場合は、個人情報保護委員会の「個人情報保護法相談ダイヤル」(03-6457-9849)で扱いを相談できます。

編集部としては、退会する前に開示請求を送っておくことをすすめます。退会の手続きと記録の取り寄せが同時に進んでいると、「どの記録が消えたか」をあとから確かめやすくなるからです。

LINEに移ったやりとりの残し方

LINEで案内を受けていた場合は、サイトの記録とは別にLINE側の記録も残してください。

  • トーク画面を、最初のメッセージから順にスクリーンショットで残す(相手のアカウント名とアイコンが写るように)
  • 相手のプロフィール画面を残す(アカウント名、公式アカウントかどうかの表示)
  • トーク内のリンクは開かずに、長押しでURLだけコピーしてメモに貼る
  • ブロックやトークの削除は、記録を残し終えてから行う

サイトの中のメールBOXは、一覧の画面(誰から・どんな件名で・いつ)を撮ってから、1通ずつ本文を開いて撮ります。登録アドレスに届いたポイント購入の知らせも、支払いを裏づける材料として削除せずに残してください。撮った画像の整理の仕方は証拠の残し方、個人情報を入力してしまった後の考え方は占いサイトに個人情報を入力したときでも解説しています。

払ったお金の相談は支払い方法で分ける

払ったお金の相談は、支払い方法ごとに連絡先が変わります。表記では、支払い方法として各種電子マネー、クレジットカード、コンビニ決済が挙げられ、後払いは申請制で申請後7日以内の清算とされています。

  • クレジットカード:カード会社に、明細の該当行と経緯を伝える(カード払いの取り戻し方)
  • 電子マネー:発行会社に連絡し、レシートとカードを保管する(電子マネーで払ったときの対応)
  • コンビニ決済:払込票の控えにある収納代行会社を確認する(コンビニ払いの場合)
  • 後払い:請求内容に納得できないときは、支払期限の前に消費生活センターへ相談し、後払いの事業者にも連絡する

表記には、故意または重過失に起因する事由の場合を除いて払い戻しはしない、とあります。ただし、規約にこうした条項があっても、相談の余地がなくなるわけではありません。自分で結論を出さず、記録を持って窓口に相談してください。

相談先と、最初に伝える3つのこと

  • 消費者ホットライン188:払ったお金や契約のことはこちら。地域の消費生活センターが受ける
  • 個人情報保護法相談ダイヤル(03-6457-9849):開示請求や個人情報の扱いに関する相談
  • 警察相談専用電話 #9110:個人情報をさらすと言われた、口座に送金した、といったとき
  • 当サイトの相談予約:どの窓口が合うか分からないときの入口として

窓口では、次の3点を最初に伝えると話が早く進みます。

  1. 最初に開いたURL(広告のリンク先)と、画面に出ていたサイト名
  2. 入力した個人情報の種類(名前、生年月日、メールアドレス、LINE)
  3. 支払った日・金額・方法

同じドメインで表示される幸せの黒猫については、幸せの黒猫の調査ページで利用規約と退会の手順を、「幸せ」の相談事例ページで相談の準備をまとめています。メール占いに多いトラブルの型は占い詐欺の総合ページで一覧にしています。

よくある質問

Q. 「幸せ」と「金運星座占い」と「幸せの黒猫」は同じ運営ですか?

A. 2026年9月24日の確認では、旧参考URLの「金運星座占い」とトップページの「幸せの黒猫」はどちらも shiawase-cat.com 上で表示され、どちらから開いても特定商取引法の表記の運営法人名は合同会社プライムデジタルでした。「幸せ」だけを名乗るサイトは見つかっていません。ご自身が開いたURLで改めて確かめてください。

Q. 登録フォームに本名を入力してしまいました。どうすればいいですか?

A. 入力した内容と日時をメモし、届いたメッセージには安易に返信しないでください。事業者が持つ自分の情報は、個人情報保護法33条に基づいて開示を請求できます。扱いに不安があれば個人情報保護法相談ダイヤル(03-6457-9849)に相談できます。

Q. 開示請求にお金はかかりますか?

A. 個人情報保護法38条により、事業者は実費を勘案して合理的な範囲の手数料を求めることができます。金額は事業者ごとに定めるため、請求前に問い合わせ窓口で確認してください。

Q. LINEをブロックすれば解決しますか?

A. ブロックで案内は止まりますが、支払ったお金の問題は残ります。ブロックやトークの削除は、スクリーンショットで記録を残してから行い、支払いがある場合は消費者ホットライン188に相談してください。

この記事の出典

※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。

この記事をシェアして注意を広める

詐欺返金相談ナビの相談前整理事例

サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。

相談前に、被害状況を整理しておきましょう

LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。

LINEでチェックリストを受け取る 登録は無料 / 一般情報の提供を目的としています

参考資料

  • 警察庁「サイバー犯罪・特殊詐欺に関する情報」
  • 消費者庁・国民生活センター「消費者トラブルに関する公表情報」
  • 金融庁「無登録業者に関する注意喚起」
免責:本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の事案に対する法的助言ではありません。記載内容により返金・回収・解決を保証するものではありません。個別のご相談は、弁護士または公的機関にご確認ください。