フリマアプリ取引詐欺の返金対処|メルカリ・ヤフオクの相談先
フリマアプリやネットオークションで代金を払ったのに商品が届かない、偽物や壊れた商品が届いた場合の返金対処法を解説。運営事務局への連絡手順、支払い方法別の対応、警察・消費生活センターへの相談先まで整理します。
「神内先生と三橋先生の無料鑑定で高額当選へ!」という見出しの記事や広告を見て登録し、その後の支払いに不安を感じている方に向けた記事です。
先に要点をまとめます。この文句は、口コミ調査サイトでメール占いサイト「極福(ごくふく、gokuhuku.jp)」と結び付けて紹介されています。ただし、当編集部は広告と極福の関係を一次情報では確かめられていません。そのうえで Internet Archive に残る極福の公式ページを確認すると、利用規約(2023年4月保存)に提供事業者として合同会社セカンド、料金は鑑定依頼1回150ポイント(1,500円)と書かれていました。さらに2025年10月に保存されたページには、運営会社の資金繰り悪化による「倒産手続」と、2025年9月30日での閉鎖を告げる文面がありました。
神内先生・三橋先生という鑑定師名が実在の人物を指すのかは、確認できていません。この記事は、鑑定師名を名乗る人物や運営事業者を詐欺と断定するものではなく、返金を保証するものでもありません。
調べた範囲を、確認の度合いごとに分けて示します。
| 項目 | 確認の状況 |
|---|---|
| 広告文句と「極福」の関係 | 第三者の口コミ調査サイトに記載あり。広告の原本は確認できていない |
| 「神内先生」「三橋先生」の実在 | 確認できなかった。占いサイトの鑑定師名は仮名であることが多い |
| 極福の運営事業者 | 公式サイトの利用規約(Internet Archive 2023年4月5日保存)に「合同会社セカンド」と記載 |
| 極福の料金 | 公式の利用方法ページ(同日保存)に「メール鑑定依頼1回につき150ポイント(1ポイント=10円)」 |
| 極福の現状 | 2025年10月12日保存のページに2025年9月30日で閉鎖した旨の告知。2026年9月24日に接続を試みたが表示されなかった |
なお、同じ利用規約の冒頭では、サービス名が「開運の女神」と書かれていました。規約の本文と実際のサイト名が一致していない、という事実だけを記録しておきます。相談の際は、自分が登録したサイトのURLと、請求に書かれた事業者名を確かめておくことが大切です。
もう一点、2021年12月に保存された極福のトップページには「PC閲覧不可」と表示されていました。スマートフォン専用のサイトだったため、パソコンの閲覧履歴には記録が残っていない可能性があります。記録を探すときは、登録に使ったスマートフォンを中心に確かめてください。
「高額当選へ導く」とうたう占いサイトについては、国民生活センターが2020年11月の報道発表で具体的な相談を紹介しています。事例1では、金運専門の鑑定士Aから「一攫千金の鑑定士Bを紹介したい」と持ちかけられ、宝くじの当選番号を導くために特定の言葉を一文字ずつ送るよう指示されました。無料期間が終わった後はメッセージ1通あたり1,500円分のポイントが必要になり、2週間以上のやり取りで銀行振込約17万円、クレジットカード約38万円を支払ったという内容です。
同じ資料は問題点として、最初の占い師の「師匠」を名乗る者が登場して複数の相手とのやり取りが進むなど、途中でやめにくい状況が作られるケースを挙げています。2023年8月の見守り新鮮情報でも、ゲーム中の「宝くじに当選するよう導いていく」広告から占いサイトに入った70歳代の方が、約400万円を支払った相談が紹介されました。
「神内先生と三橋先生」という二人の名前が並ぶ案内が、これらの事例と同じ仕組みだと言うつもりはありません。ただ、二人目の鑑定師が加わる、無料期間に期限がある、当選のために言葉や記号を送るよう求められる、の3つが重なっているなら、国民生活センターの資料と自分のやり取りを見比べてみてください。
資料には「占い」や「鑑定」と称して指示される行為の例も並んでいます。宝くじで当選したい金額をイメージしながらメッセージを送る、届いた画像から1枚を選ぶと心の状態がスコアで示され、100点に達したら当選番号を教えてもらえる、といったものです。どれも1回の送信ごとに料金がかかる仕組みの上で行われていました。同じような指示を受けていたなら、その文面は相談の際にそのまま役立ちます。
保存版の利用規約と利用方法のページから、支払いと記録に関わる条文を拾います。
この規約のとおりなら、サイト上のメッセージは1週間しか残りません。サイトがすでに閉鎖されている今は、手元のスマートフォンに残っている記録がすべてです。
極福というサイトそのものの評判の調べ方は極福(ごくふく)の記事でも扱っています。
サイトが開けなくても、次のものは手元や第三者の側に残っている可能性があります。
保存の方法は証拠の残し方、確認漏れを防ぐには相談前チェックリストが役立ちます。
2025年10月12日に保存された極福のページには、「当番組の運営会社の資金繰りの悪化により事業継続が困難となり、倒産手続に入ることとなりました」「当番組は2025年9月30日をもちまして閉鎖いたしました」と書かれ、問い合わせ先としてフリーメールのアドレスが載っていました。実際に裁判所で破産手続が始まったかどうかは、当編集部では確認していません。
告知に載っているアドレスへ返金を求めるメールを送る場合は、送った文面と送信日時を必ず保存してください。返信が来たら、差出人・日付・内容をそのまま残します。「手続き費用を先に払えば返金する」といった新たな支払いの求めがあったときは応じず、先に消費生活センターや警察に伝えるのが安全です。返金をうたって費用を求める連絡は、占いサイトとは別の相手から届くこともあります。
もし運営会社に破産手続開始の決定が出ている場合、返金を求める権利は「破産債権」として扱われ、破産管財人を通じた配当に参加する形になります。東京地方裁判所民事第20部のよくある質問では、破産債権届出書を期限までに破産管財人へ送らないと配当を受けられないことがある、と説明されています。破産手続の開始は官報に公告され、直近90日分は国立印刷局のインターネット版官報で読めます。
支払い方法ごとの動き方は次のとおりです。
伝えるべきことは、①広告の文句(「神内先生と三橋先生の無料鑑定で高額当選へ!」)と見た場所、②登録したサイト名とURL、③支払った日付・金額・方法の一覧、④閉鎖の告知を見た日、の4点です。「宝くじの当選に導く」という趣旨の言葉があれば、その文面も添えてください。
占いサイトの勧誘の全体像は占い詐欺のまとめ、当サイトでの相談の流れは相談の流れをご覧ください。
A. 公開情報では確認できませんでした。占いサイトでは鑑定師が仮名を使うことが多く、名前から本人を特定するのは難しいのが実情です。名前より、登録したサイトのURLと運営事業者の表記で状況を整理してください。
A. 第三者の口コミ調査サイトでは、メール占いサイト「極福(gokuhuku.jp)」と結び付けて紹介されています。当編集部は広告の原本を確認できていないため、ご自身が登録したサイトのURLを履歴やメールで確かめてください。
A. Internet Archive に2025年10月12日付で保存された極福のページに、2025年9月30日で閉鎖した旨の告知がありました。2026年9月24日に当編集部がアクセスを試みたところ、サイトは表示されませんでした。
A. カード会社への相談や、振込先口座に関する手続き、破産手続が始まっている場合の債権届出など、検討できる手段は残っています。結果は支払い方法や手続きの状況によって異なるため、まず消費生活センター(188)に相談してください。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。