出会い系サイト規制法で不安なときに|評判の調べ方と相談前チェック
「出会い系サイト規制法は大丈夫?」と検索される方へ。支援金・当選金詐欺で報告されがちな手口と、トラブル時にまず取るべき行動を中立的にまとめました。本記事は出会い…
「Ace(エース)」という出会い系サイトで、「あなたにお金を渡したい」という相手とやりとりしている、あるいはすでにポイント代を払ってしまった、という方に向けた記事です。結論から言うと、お金を受け取るために、先にこちらがポイントや手数料を払う話になった時点で、やりとりを止めるべきです。受け取れるはずのお金の話が大きいほど、そこで踏みとどまる意味は大きくなります。
「Ace」「エース」という名前の会社や団体、店舗は全国に数多くあり、この記事で扱う出会い系サイトとは関係のないものがほとんどです。当サイトでは、keep.secret-ace.com というURLで知られた出会い系「ACE」の名前の変遷を 旧ACE(エース)の記事 で詳しく扱っています。この記事では、Ace の名前で案内される「支援」「お礼」の話に絞って説明します。ここでの説明は公開情報にもとづく一般論です。Ace やその運営者を詐欺と決めつける意図はありませんし、払ったお金が戻るという保証もできない点はご承知おきください。
編集部が2026年9月25日に調べて分かったことを並べます。
サイトが見られない以上、Ace の中で何が起きていたかを確かめる材料は、利用者の手元に残った記録だけです。登録時のメール、ポイント購入の完了メール、カードの明細、相手とのやりとりの画面を、いまのうちに集めておいてください。
消費者庁のサクラサイトの解説ページは、誘い文句のパターンとして「出会い型」「同情型」「利益誘引型」の3つを挙げています。最後の利益誘引型は、お金をあげるなどと言って何らかの利益を持ちかけるものです。Ace の名前で「支援」の話が出ている場合は、3つ目に近い流れといえます。
同じページには、在宅ワークを探していて見つけた「相談に乗るだけで収入になる」という趣旨の広告からサイトに登録し、報酬を受け取る条件としてポイントを買い続けた結果、わずか1週間で支払いが180万円に達した事例が載っています。似た相談は国民生活センターにも届いていて、相談に乗れば報酬が出ると言われたのに、運営側から手続き費用を求められ、多額のポイント代を払ったという相談が紹介されています。
どれも、相手がこちらにお金を払う話から始まります。ところが実際にお金が動くのは、いつもこちらからサイトへの方向です。この向きの逆転に気づくことが、被害を止める一番の手がかりになります。
利益誘引型の流れでは、お金をくれるという相手のほかに、手続きを進める人物がサイト内に次々と登場します。伊勢市の消費生活の案内は、支援金詐欺の典型的な手口として、利用者がポイント購入をためらうと、他の利用者を装った人物が「あなたが受け取らないと、他の人も受け取れなくなる」「私は100万円受け取りました」などと支払いを勧めてくる、と説明しています。
| 登場する人物 | よく言われること | 考えておきたいこと |
|---|---|---|
| サイトの担当者・管理者 | 振込の手続きには認証料や解除料が必要 | 料金表にない名目の支払いは、サイト側の都合で作られている可能性がある |
| 弁護士・銀行員を名乗る人 | 法的な手続きのため、保証金を先に | 本物の弁護士や銀行が、出会い系サイトのメッセージで費用を求めることは考えにくい |
| 受け取りに成功したという会員 | 私はもう受け取った、早くしたほうがいい | サイト内の会員が実在の利用者かどうかを、こちらは確かめられない |
伊勢市の案内は、あとから返金されると説明されることもあり、気づいたときには短期間に数百万円の被害になっている、とも書いています。「最後の手続き」「これで全額が戻る」という言葉が出てきたら、その支払いこそ止めてください。
まだやりとりが続いている方は、次の項目を一つずつ確かめてください。2つ以上当てはまるなら、ポイントの購入をやめ、記録を残してから窓口に相談することをおすすめします。
6つ目は意外と見落とされます。料金表にない支払いを求められているのか、1通ごとの課金がかさんでいるのかで、あとで説明する内容が変わります。サイトがまだ開けるなら、表示の画面を保存しておいてください。相手がサクラかどうか気になる方は、サクラを見分けるサイン とも照らし合わせてみてください。
明細に載っている請求元の名前、利用日、金額を書き出し、カード会社に連絡します。明細の名前がサイト名と違う場合も、そのまま伝えてください。
分割払いやリボ払いで払っていた場合は、割賦販売法にもとづき、カード会社への支払いを止めるよう申し出る「支払停止の抗弁」を検討できます。金額の下限など細かい条件があり、一括払いは対象になりません。申し出に使う書面の書式は、日本クレジット協会の消費者相談のページで公開されています。一括払いの分は、カード会社に売上の調査と取消しを頼めるかを相談する形です。カード会社とのやりとりは チャージバックの解説 でも説明しています。
ポイント代や手数料を個人名義の口座に振り込んだ場合は、時間との勝負です。口座にお金が残っているうちに止めてもらえるよう、振込先の銀行と警察へ同じ日に連絡してください。口座が止まれば、残っていた預金を被害者に配る手続き(振り込め詐欺救済法)に進むことがあり、流れは金融庁のページで確認できます。
振り込む前の段階なら、指定された口座の名義を見てください。サイトの運営会社の名前ではなく、個人の名前やまったく別の会社の名前になっている場合は、そのお金がどこへ行くのかを説明できる人はいません。送金の手を止める十分な理由になります。
電子マネーは発行会社へ、コンビニ払いは払込票に書かれた収納代行会社へ連絡します。番号や受付番号、レシートがそろっているほど話が早く進みます。
どの方法でも、全額が戻るとは限りません。「返金の手続き」を名目にさらに支払いを求める連絡には応じないでください。
記録の残し方は 証拠の残し方、支援金をうたう勧誘全般は 支援金詐欺の解説 で確認できます。当サイトでの相談を希望する場合は 相談予約 からどうぞ。
A. 当サイトでは、keep.secret-ace.com の「ACE」を 旧ACE(エース)の記事 で、長い表記の名前を ACEawesomeNEWshineの記事 で扱っています。同じ運営者かどうかは公開情報では確かめられないため、手元の記録にあるURLで照合してください。
A. サイト内の相手が実在の利用者かどうかは、利用者の側からは確かめられません。消費者庁は、お金をあげると持ちかけてポイントを買わせる手口を、サクラサイトの「利益誘引型」として注意を呼びかけています。受け取る前に払う話には応じないでください。
A. サイト側と連絡が取れない場合は、お金を払ったときに使った手段の側、つまりカードなら発行したカード会社、振込なら相手の口座がある銀行、といった窓口に働きかけることになります。明細やレシートを集め、188に相談してください。
A. 被害を取り戻すと言って費用を求める二次被害があります。公的な窓口(188、警察)や、登録を確かめられる弁護士・司法書士に相談し、突然連絡してきた業者にお金を払わないでください。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。