フリマアプリ取引詐欺の返金対処|メルカリ・ヤフオクの相談先
フリマアプリやネットオークションで代金を払ったのに商品が届かない、偽物や壊れた商品が届いた場合の返金対処法を解説。運営事務局への連絡手順、支払い方法別の対応、警察・消費生活センターへの相談先まで整理します。
この記事は、占いサイト「Hermes(ヘルメス)」に鑑定料やポイント代を払い、返金できるのかを知りたい方のためのものです。要点は3つあります。①第三者サイトで運営会社として紹介されているのはベトナム・ハノイの住所の会社で、国内の法人情報は見つかっていない。②2026年9月24日時点でサイトのドメインは応答していない。③銀行振込で払った場合は、警察と振込先の金融機関へ早めに連絡することで、振り込め詐欺救済法の手続きにつながる可能性がある。
なお、同じ読みの高級ブランド「エルメス(Hermès)」とは別の話です。本記事はサイトを詐欺と断定するものではなく、返金の結果を保証するものでもありません。
公式サイトが見られないため、以下はすべて第三者が公開している情報です。当編集部が9月24日に herumes.com へ接続したところ、ドメイン名が解決できませんでした。
| 情報の出どころ | 書かれている内容 |
|---|---|
| 法律事務所の相談事例ページ(2024年3月28日掲載、2025年3月14日更新) | URLは herumes.com。運営会社は HUU THINH LABOR PROTECTION PROVIDED COMPANY LIMITED、所在地はベトナム・ハノイ市 |
| 口コミ分析サイト「出会い系サクラ分析」(2025年6月20日更新) | 鑑定士へのメール1通が150pt、1pt=10円。以前の運営者表記は DN24 Limited(香港の住所)だったと記載 |
つまり、公開情報をつなぐと「運営者の表記が香港からベトナムに変わった」と読めます。ただし当編集部はサイト上の表記そのものを確認できていません。国税庁の法人番号公表サイトで日本の法人として登録されているかどうかも、手がかりとなる日本語の法人名が示されていないため調べようがありませんでした。
ブランドの「エルメス」の日本公式サイトは hermes.com で、占いサイトとして紹介されている herumes.com とはつづりが違います。両者の関係を示す情報は見当たりません。検索するときは「ヘルメス 占い」のように、占いであることを添えると目的の情報にたどり着きやすくなります。
第三者サイトの記載どおり1通150pt(1,500円)だとすると、支払いは送信回数にそのまま比例します。
| 送信した回数 | ポイント | 円換算 |
|---|---|---|
| 10通 | 1,500pt | 15,000円 |
| 50通 | 7,500pt | 75,000円 |
| 100通 | 15,000pt | 150,000円 |
| 300通 | 45,000pt | 450,000円 |
一文字ずつ送るよう指示されるやり取りでは、1日に数十通を送ることも珍しくありません。数日で数十万円に届く計算になります。いま手元にある購入メールの金額を足し上げ、この表と見比べてみてください。自分の想定と実際の支払いの差が、相談の出発点になります。
霊感などの特別な能力による知見として不安をあおる勧誘については、消費者契約法に取消しの規定があり、2022年の改正で取消しできる期間が「追認できる時から3年、契約から10年」に延びています。何年も前の支払いだからとあきらめる前に、一度相談窓口で期間の考え方を確認してみてください。
国民生活センターが2020年11月に公表した資料には、金運を専門とする鑑定士から始まる相談事例が載っています。流れを段階ごとに並べると次のとおりです。
この事例の支払いは、振込で約17万円、カードで約38万円でした。Hermes についての事例ではありませんが、同センターは問題点として「自分だけに向けた言葉と思わせるメッセージが多数の消費者に届いている」ことも挙げています。
一つでも当てはまったら、次の送信をする前に占いサイトのトラブルの相談先を確認してください。
民間の被害情報ブログには、ヘルメスのポイント代の振込先として国内の法人名義の口座が挙げられている例があります。振込先が国内の口座なら、次の手順が使える可能性があります。
この制度で戻るのは、あくまで口座に残っているお金の範囲です。引き出されたあとでは支払いを受けられません。振込の控えや通帳の記帳は、連絡の前にそろえておきます。
振込先が個人名義だった、途中で振込先が変わった、といった事情も、そのまま伝えてください。口座ごとに手続きが分かれるためです。
支払方法が複数にまたがる場合は、方法ごとに一覧表を作っておくと、それぞれの窓口に同じ説明を繰り返さずに済みます。
海外の事業者が運営するサイトでは、明細に載る加盟店名が「Hermes」ではなく、決済代行会社の名前や英字の略称になっていることがあります。購入確認メールの日時と金額を明細と突き合わせれば、どの請求がヘルメスへの支払いかを特定できます。カード会社にはその対応表を見せると説明が短く済みます。
運営者の所在地がベトナムとされている以上、事業者に直接交渉しても返事が来ない可能性があります。公的な窓口を先に使うのが現実的です。
電話で相談するときは「いつ・いくら・どの方法で・どこへ払ったか」を先に伝え、そのあとで鑑定の中身を話すと、担当者が使える制度を判断しやすくなります。鑑定の内容が当たっていたかどうかは、返金の可否とは別の問題として扱われるのが一般的です。
保存の具体的なやり方は証拠の残し方、当サイトへの相談は相談予約フォームからどうぞ。
A. ブランドの日本公式サイトは hermes.com、占いサイトとして紹介されているのは herumes.com で、つづりが異なります。両者の関係を示す公開情報は見つかりませんでした。
A. 占いサイトの鑑定士名は仮名であることが多く、同じ名前が複数のサイトで使われる例もあります。名前ではなく、自分が使ったURLと支払先で相談内容を整理してください。
A. 口座に残高があれば、預金保険機構の公告を経て被害回復分配金が支払われる可能性があります。公告の有無は預金保険機構の公告ページで確認できます。金額や時期は残高と申請者の数しだいで、全額が戻るとは限りません。
A. できます。消費生活センターや警察に相談するときに必要なのは、支払いの記録とやり取りの保存画面です。サイトが残っているかどうかは相談の条件ではありません。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。