NEOBANK/ネオバンク本店営業部とは?被害相談の前に確認すべきポイントと相談先
「NEOBANK/ネオバンク本店営業部は大丈夫?」と検索される方へ。支援金・当選金詐欺で報告されがちな手口と、トラブル時にまず取るべき行動を中立的にまとめました…
「亡くなった海外の資産家の遺産を、グループの参加者に分配する」。そんな案内でLINEグループに招かれ、先に登録料や認証費を払うよう言われているなら、その支払いはせず、グループを抜ける前にやり取りを保存してください。グループ内に並ぶ「受け取れた」「振り込まれた」という書き込みは、分配が本当に行われている証拠にはなりません。
この記事は、遺産分配をうたうLINEグループにすでに入っている人、家族が入っているかもしれないと心配している人に向けて、グループの中で起きていることの読み解き方と、退会・通報・相談の順番をまとめたものです。遺産の話が届く入口全体の整理は外国富豪の遺産分配をかたる詐欺の手口と見分け方で扱っています。
この種のグループには、案内役が何人か置かれていることがよくあります。たとえば次のような役回りです。
国民生活センターが2026年9月に公表した注意喚起には、動画サイトの広告からメッセージアプリのグループに入ったところ、80人以上の参加者がいて、案内役の投稿に「もうかった」というコメントがたくさん付いていた、という相談が載っています。この相談は投資の話ですが、大勢の書き込みで「自分以外はみんな信じている」空気を作るという構図は、遺産分配をうたうグループでも同じように働きます。
グループへの招待は、Xやインスタグラムの「遺産を分けます」という投稿、知人から転送されてきた招待リンクやQRコード、見知らぬアカウントからのDMなど、さまざまな経路から届きます。知り合いから回ってきた招待だと安心しがちですが、その知人も同じ案内を信じて誘っているだけかもしれません。招待した人が誰であっても、グループの中身は同じ目で見てください。
架空の遺産話や取引話で手数料・前金を振り込ませる犯罪を、外務省は通称「419事件」と呼び、FAXやメールの時代から手を変え品を変えて続いていると説明しています。LINEグループは、その話を一度に大勢へ届ける新しい器だと考えると分かりやすいでしょう。
グループの中で見えるのは、画面に表示された名前とアイコン、そして投稿された画像だけです。書き込んでいる人が本当に別々の参加者なのか、運営側が用意したアカウントなのかを、外から確かめる手段はありません。
| グループで目にするもの | そこから言えないこと |
|---|---|
| 「○万円入金されました」という報告 | 書き込んだ人が実在の参加者かどうか |
| 通帳やアプリの入金画面の写真 | 画像が加工されていないか、誰の口座か |
| 弁護士や銀行の書類の画像 | 書類が本物か、その人物が関わっているか |
| 参加者どうしのお礼や励まし | 分配の原資となる遺産が存在するか |
国民生活センターの同じ注意喚起には、指示どおりに売却したら約30万円を出金できたので信用し、その後に約400万円を送金したところ連絡が取れなくなった、という相談もあります。警察庁も、SNSを使った詐欺では初めに利益が出たように見せかける場合があると説明しています。少額が実際に戻ってきたとしても、それは次の大きな支払いを引き出すための段取りである可能性があると考えてください。
遺産分配グループで「受け取る前に必要」とされるお金は、段階を追って名前が変わっていく傾向があります。
外務省の海外邦人事件簿には、話に乗った人は、遺産を現金に換える費用や国外へ送るための手数料、現地の政府に払う税金といった経費の名目で数百万円を求められ、払った後は音信不通になる、と書かれています。消費者庁も2025年9月、公的な団体のような名前をかたって「80億円の支援金を給付する」とメールを送り、受け取るには3,000円の電子マネーカードの購入が必要だと説明する事業者の情報を、消費者安全法にもとづいて公表しました。相談者は電子マネーを送っても支援金を受け取れなかったとされています。
金額が小さいか大きいかにかかわらず、もらう側が先にお金を出す形になった時点で、支払いは止めてかまいません。
グループで様子を見ていると、管理者や「担当者」から1対1のトークに誘われることがあります。個別のやり取りに移ると、ほかの参加者の目が届かなくなり、判断を急がせる言葉が増えがちです。次のような言い回しが出てきたら、立ち止まる合図にしてください。
国民生活センターは、投資の振込先として個人名義の口座を指定された場合について、通常の取引ではありえないとして振り込まないよう強く呼びかけています。遺産の手続きを名目にした支払いでも、見知らぬ個人の口座や電子マネーの番号を指定されたら、それ以上進めないのが安全です。外務省も、相手が緊急性を訴え、何十億円といった金額を強調し、絶対の秘密を求めてくる点を、この種の話に共通する特徴としています。
断る理由を長々と書く必要はないでしょう。「身内に話してから考えます」「支払いが必要なら、この話は進めません」と一言だけ返し、あとは既読のままにしてかまいません。相手が「今決めないと権利を失う」「疑うなら紹介者に迷惑がかかる」と重ねてくるなら、それ自体が急がせる手口の表れです。返信を続けるほど説得の材料を与えることになるので、記録を保存したら会話を終えましょう。
LINEのヘルプセンターによると、グループを退会すると、そのグループの過去の投稿やアルバム、ノートは自分から閲覧できなくなります。また、退会したことはグループのメンバー全員に表示されます。後で警察や消費生活センターに相談するときに説明できるよう、退会の前に次のものを保存してください。
文字の多いトークは、「トーク履歴を送信」という機能でテキストファイルに書き出しておくと、画面の写真だけより後から探しやすくなります。保存が終わったら、グループ内の不審なメンバーを通報・ブロックし、退会します。LINEではグループそのものをブロックすることはできないため、通知が止まるのは退会した後です。記録の整理のしかたは証拠の残し方も参考にしてください。
銀行振込で払った場合は、振込先の口座がある金融機関と、自分の取引銀行の両方に「詐欺の疑いがある」と伝え、口座を止めてもらうよう頼みます。止められた口座にお金が残っていれば、振り込め詐欺救済法の仕組みで、被害を受けた人へ残高の一部が分配されることがあります。ただし、戻る額や時期は保証されません。電子マネーで払った場合は、カードの発行会社に番号と購入時のレシートを添えてすぐ連絡してください。使われる前なら止められることがあります。
「友人を紹介すると優先枠がもらえる」と言われ、家族や知人をグループに誘ってしまった人もいるかもしれません。その場合は、責める言葉ではなく「自分も払う前に気づいた」「一緒に確認したい」と事実を伝え、相手にもそれ以上払わないよう声をかけてください。誘った側だけで抱え込まず、一緒に相談窓口に連絡するのがいちばんの近道です。
電話での相談は、警察なら#9110、消費生活センターなら188につながります。すでに払ってしまい、返金に向けて弁護士への依頼も考えたいときは、相談の流れを確認したうえで相談予約からご連絡ください。
A. お金を払っていなければ、金銭の被害は起きていません。ただ、グループに入ったことで、別の担当者を名乗る人から個別に連絡が来ることがあります。やり取りを保存したうえで退会し、個別トークで届く勧誘にも返信しないでください。
A. 投稿した人が実在の参加者か、画像が加工されていないかを確かめる方法はありません。国民生活センターには、最初に少額を出金できたので信用し、その後に大きな額を送金して連絡が取れなくなったという相談も寄せられています。画面の報告は判断材料にしないでください。
A. LINEヘルプセンターの説明では、退会したことはメンバー全員の画面に表示されます。また、退会後は過去の投稿やアルバム、ノートを見られなくなるため、必要な画面は退会前に保存しておきましょう。
A. まだ使われていなければ、発行会社の側で止められる可能性があります。購入時のレシートと番号を手元に置いて、発行会社へすぐ電話してください。あわせて#9110や188にも相談を。取り戻せるかどうかは状況によるため、保証はできません。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。