フリマアプリ取引詐欺の返金対処|メルカリ・ヤフオクの相談先
フリマアプリやネットオークションで代金を払ったのに商品が届かない、偽物や壊れた商品が届いた場合の返金対処法を解説。運営事務局への連絡手順、支払い方法別の対応、警察・消費生活センターへの相談先まで整理します。
先に結論です。PATION(パティオン)のサイトとして民間の調査サイトが紹介しているURL(36vv-ssj.com)は、2026年9月24日に当編集部が接続を試みたところ、ドメイン名が引けず表示できませんでした。ウェブアーカイブ(Internet Archive)に残る2023年3月21日のトップページの記録は、占いサイトではなくドメインの駐車ページ(広告だけが並ぶページ)でした。消費者庁や国民生活センターが「PATION」の名前を挙げて注意を呼びかけた資料は、当編集部が調べた範囲では見つかりませんでした。
この記事は、PATIONで鑑定のポイントを買った方、サイトが見られなくなって支払いの記録が手元にしか残っていない方、PATIONの鑑定師を名乗る相手から今も連絡が来る方に向けたものです。PATIONを詐欺と決めつける記事ではなく、返金をお約束するものでもありません。
2026年9月24日時点で、当編集部が確認できた内容と、確認できなかった内容を分けて示します。
| 項目 | 確認の結果 |
|---|---|
| サイトのURL | 民間の調査サイトは 36vv-ssj.com と紹介。現在は表示できませんでした。 |
| サイトの変遷 | ウェブアーカイブでは、トップページの2023年3月21日の記録がドメイン駐車ページでした。「lp.」で始まるサブドメインは2024年3月にも記録がありますが、中身は読み出せませんでした。占いサイトとしての画面は確認できていません。 |
| 運営会社・所在地 | 民間サイトには東京都世田谷区の会社名が「特定商取引法に基づく表記」として転載されていますが、公式の表記を当編集部が直接読むことはできませんでした。そのため、この記事では社名を挙げません。 |
| 料金 | 民間サイトの転載では「1pt=10円、メッセージ1通150pt(1,500円)」。公式の料金表は未確認です。 |
| 別名への変更 | 「Profeta(プロフェタ)」という別の占いサイトに変わったと書く民間サイトがあります。両者が同じ運営者かどうかは、公開情報では確かめられませんでした。 |
| 公的機関の注意喚起 | サイト名を挙げたものは見つかりませんでした。 |
PATIONの名前で検索すると、鑑定師から「天命期が訪れている」という連絡を受けて鑑定が始まった、という体験記事が見つかります(2023年8月公開)。書き手の体験談なので中身の真偽は分かりませんが、特別な時期が来ているという言葉で返信を促す流れは、占いサイトの相談事例によく出てきます。似た言葉を受け取った方は、次の章のチェック項目と照らし合わせてみてください。
サイト名で検索する方の事情は、おおむね次の4つに分かれます。
サイトが消えていても、手元の記録から支払いの全体像を組み立て直すことはできます。カードの利用明細、銀行の入出金明細、電子マネーの購入レシート、サイトから届いたメールの4つを集めると、いつ・いくら・どの方法で払ったかがほぼ再現できます。この整理が、次の相談の出発点になります。
「以前のサイトの会員情報を引き継いだ」「未使用のポイントを返す手続きがある」といった連絡が別の名前で届いた場合は、すぐに返信したり支払ったりしないでください。国民生活センターは、占いサイトに名前や生年月日を登録した後に、知らないサイトからもメールが届くようになった相談を紹介しています。返金を持ちかける連絡で、新たに手数料を求められるケースにも気をつけたいところです。
国民生活センターが2020年11月に公表した資料では、占いサイトの相談の典型として、無料の鑑定から始まり、無料期間が終わると1通あたり1,500円分のポイントが必要なやりとりに誘導された例が紹介されています。PATIONの料金として民間サイトに載っている「1通1,500円」は、この事例と同じ水準です。
PATIONを使っていた方は、次の点を自分のやりとりに当てはめて振り返ってみてください。当てはまる項目が多いほど、相談窓口で具体的な事情として説明しやすくなります。
4番のように、不安をあおって契約を続けさせる言動があった場合、消費者契約法の「霊感等による知見を用いた告知」による取消しの対象になり得ます。この取消権は、2023年1月5日の改正法施行で、行使できる期間が追認できる時から3年、契約から10年に延びました。時間がたっている方も、あきらめる前に相談してみる価値はあります。
サイトが開けない場合でも、支払いに使った手段の側に記録が残っています。手段ごとに連絡先と手続きが違うため、分けて考えます。
明細に載っている加盟店名と日付・金額を控え、カード会社に経緯を伝えます。分割払いやリボ払いにしていた場合は、割賦販売法に基づく「支払停止の抗弁」を申し出られることがあります。日本クレジット協会の案内では、支払総額が4万円未満(リボ払いは現金価格3万8千円未満)の取引は対象外で、1回払いにも使えません。1回払いのときは、カード会社に加盟店への照会ができないかを相談します。
振込先の口座名義・金融機関名を控え、振込先の金融機関と警察に連絡します。口座が詐欺に使われたと判断されて凍結されると、振り込め詐欺救済法の手続きで残高から被害額に応じた分配を受けられる場合があります。対象口座は預金保険機構のサイトで公告されます。
購入したカードの番号とレシートを保管し、発行会社に連絡します。すでに使われた後だと取り戻すのは難しくなりますが、未使用分が残っていれば利用を止められることがあります。
払込票の控えや受付番号を保管し、収納代行会社(払込票に記載)と消費生活センターに相談します。払込票が手元にない場合は、支払った日と店舗を思い出せる範囲でメモしておきます。
集め方は占い詐欺の証拠の残し方、窓口ごとの話し方は占い詐欺を消費生活センターに相談する方法でも詳しく紹介しています。
当編集部の考えは次のとおりです。
サイトが消えているなら、支払いの記録を自分の手で作り直すことが最初の一歩です。事業者側の画面は二度と見られない可能性があります。カード明細と銀行明細から支払いの一覧表を作っておけば、どの窓口に相談するときも話が早く進みます。
「返金できます」と向こうから言ってくる連絡には応じないでください。PATIONの後継を名乗るサイトや、返金を代行すると言う業者から連絡が来ても、手数料の支払いや個人情報の再入力はせず、188に一度確かめてから判断するのが安全です。
状況の整理に迷ったら、相談予約フォームからお知らせください。返金できるかどうかは支払い方法や経過した時間によって変わり、結果をお約束することはできません。
A. 2026年9月24日に当編集部が確認したところ、民間サイトが紹介しているURL(36vv-ssj.com)は表示できませんでした。ウェブアーカイブでは、2023年3月21日時点のトップページがドメインの駐車ページだった記録があります。
A. 民間の調査サイトには東京都世田谷区の会社名が転載されていますが、公式の表記を当編集部が直接確認することはできませんでした。利用当時のメールやスクリーンショットに運営者の記載が残っていないか、手元の記録を確かめてください。
A. 相談はできます。不安をあおる勧誘があった場合の消費者契約法による取消権は、2023年1月の改正法施行で、追認できる時から3年、契約から10年に延びています。ただし期間や支払い方法によって取れる手段が変わるため、早めに188や弁護士に相談してください。
A. 返信や支払いをする前に、消費生活センター(188)に相談してください。返金を名目に手数料や個人情報を求める連絡には注意が必要です。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。