出会い系サイト規制法で不安なときに|評判の調べ方と相談前チェック
「出会い系サイト規制法は大丈夫?」と検索される方へ。支援金・当選金詐欺で報告されがちな手口と、トラブル時にまず取るべき行動を中立的にまとめました。本記事は出会い…
「Will 中年/シニア/大人が楽しめる出会い」(公式サイトの表記は「WiLL」)は、Android向けに案内されているポイント制のマッチングアプリです。2026年9月26日に公式サイトの料金表と利用規約を読んだところ、トークを1通送るのに22ポイントかかり、運営側が送るお知らせやメッセージにも通常の利用料金がかかると規約に書かれていました。
この記事は、40代以上でWillを使っていて課金がかさんできた方、ご家族がWillに多額の支払いをしていると気づいた方に向けています。料金の計算、規約で先に知っておきたい条文、退会と返金の窓口を順に説明します。Willを詐欺と言い切る意図はありませんし、支払ったお金が戻ると請け合う記事でもありません。
まず、公式サイト(yes.willmatch.link)のトップページと特定商取引法の表記から読み取れた基本情報を並べます。
| 項目 | 書かれていた内容(9月26日に閲覧) |
|---|---|
| サービスの説明 | 真面目な大人の出会い、恋活・婚活・友達探しのマッチングアプリ。若い世代から30〜60代、70代以上のシニア世代まで楽しめるとうたう |
| 運営者の所在地 | 東京都渋谷区渋谷2丁目 |
| 連絡先 | [email protected]、03で始まる電話番号 |
| 支払い方法 | Google公式課金、Google Playカード、クレジットカード(前払いのみ) |
| 返金 | サービスの特性上、利用料金の返金は受け付けない |
| 届出 | 異性紹介事業の届出を済ませた旨と、受理番号3022-0034-001の記載 |
特定商取引法の表記には株式会社の名前が書かれていますが、同じ商号の会社は国内に非常に多くあります。国税庁の法人番号公表サイトで表記の所在地と照らし合わせても該当する法人が見つからず、どの会社かを絞り込めませんでした。そこで本記事では社名を伏せています。書面を送る場合は、公式サイトの表記をそのまま写し、あわせて相談窓口に登記の確認を頼むとよいでしょう。
公式サイトのダウンロードボタンはGoogle Playの掲載ページ(link.willmatch)につながっていますが、2026年9月26日に開いたところ、アプリが見つからない旨の画面になりました。すでにインストールしている人は使い続けられる場合がありますが、購入の記録はGoogle Playの注文履歴で確かめておくと安心です。なお、同じ問い合わせ用ドメインを掲げる別の中高年向けマッチングアプリがGoogle Playに掲載されています。
公式サイトのトップには、利用者が求めるものとして「安心安全で許認可されたアプリ」という言葉が並び、そのあとに異性紹介事業の届出済みという表示があります。ただ、出会い系サイト規制法の仕組みは都道府県の公安委員会への届出制で、行政が中身を審査して営業を許す許可制ではありません。届出があることは、法律上の手続きを踏んでいるという意味にとどまり、料金の妥当さや、やり取りの相手が一般の会員かどうかまで裏づけるものではない点を覚えておいてください。
消費者庁の公表資料には、2019年に訪問販売で行政処分を受けた「WILL株式会社」に関するものがあります。販売していた商品も業態も異なり、このアプリとのつながりは確認できません。
特定商取引法の表記に載っている消費ポイントと販売価格です。
| 操作 | ポイント |
|---|---|
| トークを送る・定型文を送る | 22 |
| トーク画像を送る・見る | 各22 |
| 掲示板に投稿する | 22 |
| プロフィール画像を見る | 2 |
表記では「1ポイント=10.8円」とされる一方、販売メニューは90ポイント980円から2,000ポイント18,000円まであり、まとめ買いするほど1ポイントの単価が下がります(2,000ポイントなら1ポイント9円)。このため、トーク1通の費用はおよそ200円から240円です。
「会う日を決めましょう」と言われながら、何日もトークだけが続いている場合は、これまでに買ったポイントの合計をGoogle Playの注文履歴やカード明細から書き出してみてください。数字にすると、立ち止まるきっかけになります。
規約は2023年9月29日に制定され、2026年7月29日に改訂されています。支払いに関係の深い条文を抜き出しました。
運営者は、男女比率を保つため、不適切な利用者を見張るため、または「娯楽を提供するため」に、メッセージ機能などを通じて利用者にお知らせやアンケートなどの文章を送ることがあり、その場合も通常の利用料金を負担することに同意する、と書かれています。やり取りの相手が一般の会員なのか、運営側の文章なのかは、画面からは見分けにくいかもしれません。どの相手とのやり取りにいくら使ったかを記録しておくと、あとで相談するときの材料になります。
サーバー容量の都合で、2週間を過ぎたメッセージは自動的に削除されると書かれています。問い合わせの際は画面を保存しておくよう、規約自体が求めています。返金を考えている方は、今日のうちにトークの画面を保存してください。
ただし、規約に書かれていれば何でも有効というわけではありません。消費者契約法第10条には、消費者に一方的に不利な条項を無効とするルールがあります。個別のケースで争えるかは、相談窓口で確かめてください。
規約第7条によると、退会は問い合わせで申し出るだけでは完了せず、アプリ内の専用の退会フォームから自分で申請する必要があります。申請すると即時に退会となり、残っているポイントは消えます。退会の費用はかかりません。
メールアドレスとパスワードを登録してから退会すると、1年以内なら再びアカウントを使えると規約にあります。記録を見直したくなる可能性があるなら、退会前に登録しておくのも一つの方法です。保存のしかたは証拠の残し方で説明しています。
Google Playのヘルプによると、アプリ内で購入したものの払い戻しは、多くの場合アプリの開発元が判断し、まず開発元に直接連絡するよう案内されています。身に覚えのない請求は、取引から120日以内にGoogle Playへ報告できます。Google Playカードで払った分も、Google Playの注文履歴に記録が残ります。
アプリの外でカード決済をした場合は、明細に載った加盟店名、日付、金額を控えてカード会社に相談します。請求の取り消しに応じるかどうかはカード会社の判断です(出会い系でカード払いをした後の対処)。
高齢の親が課金を続けていると気づいた場合、責めるより先に、支払いの記録と画面を一緒に保存することから始めてください。本人が「相手は本気だ」と信じているときは、規約の第1条4項や料金表を一緒に読むと、状況を落ち着いて見直すきっかけになります。
窓口では、①アプリの正式名と公式サイトのURL(yes.willmatch.link)、②使い始めた時期、③支払いの合計と方法、④保存した画面の有無、の順に伝えると話が早く進みます。国民生活センターの集計では、出会い系サイトの相談は2025年度も3,399件あり、ポイント購入をめぐる事例が繰り返し紹介されています。ひとりで抱え込まずに相談してください。当サイトの相談予約も利用できますが、解決を保証するものではありません。
A. 料金は公式サイトの特商法表記に載っていて、トークを1通送るのに22ポイントかかり、1ポイントは10.8円とされています。まとめ買いで単価が下がるため、1通あたりはおよそ200〜240円です。
A. 利用規約第1条4項に、運営が男女比率の維持や娯楽の提供などのためにメッセージを送ることがあり、その場合も通常の利用料金を負担することに同意する、と書かれています。
A. 利用規約第12条4項では、2週間を過ぎたメッセージは自動的に削除されると定めています。お金の相談をするつもりがあるなら、すぐに画面を保存してください。
A. Willの表記では返金に応じないとされています。Google Playのヘルプでは、アプリ内購入の払い戻しは多くの場合開発元が判断するとされています。まず購入の記録を保存し、188などで相談してください。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。