フリマアプリ取引詐欺の返金対処|メルカリ・ヤフオクの相談先
フリマアプリやネットオークションで代金を払ったのに商品が届かない、偽物や壊れた商品が届いた場合の返金対処法を解説。運営事務局への連絡手順、支払い方法別の対応、警察・消費生活センターへの相談先まで整理します。
最初に結論です。2026年9月24日の時点で「サチクル」を名乗って動いているメール占いサイトは sachikul.net で、画面上の表記は「SACHIKUL」、トップページの説明文では「さちくる」とひらがなで書かれています。特定商取引法の表記に載っている運営事業者はベトナム・ハノイに所在地を置く海外の法人で、料金はメール鑑定の送信だけでなく、まだ読んでいない鑑定メールを開くときにも1通1,500円分のポイントがかかる仕組みです。
この記事は、サチクルでポイントを買った方、または登録を迷っている方に向けて、料金表を円に直した場合の負担と、運営者が海外にいるときの支払いの取り戻し方をまとめたものです。サチクルを詐欺と断定するものではなく、口コミ・体験談は載せていません。
sachikul.net の各ページ(トップ、ご利用方法、特定商取引法表記、利用規約、年齢認証)と、ドメインの登録データを調べました。
| 項目 | sachikul.net の表記など |
|---|---|
| サイト名 | SACHIKUL(説明文では「さちくる」) |
| サービス | ポイント制のメール占い。恋愛・仕事・健康・金銭の相談に分類 |
| ドメイン | sachikul.net。2024年10月14日登録(RDAPで確認) |
| 運営事業者名 | BRANCH OF ORIGEN CORPORATION INTERNATIONAL COMPANY LIMITED |
| 所在地 | ベトナム・ハノイ市タイホー区の住所 |
| 電話 | +84(ベトナムの国番号)から始まる番号。受付は平日9時〜19時 |
| 支払い方法 | 電子マネー決済、クレジットカード決済 |
| 対象 | 18歳未満は利用不可。年齢認証あり |
| 公的な注意喚起 | 探した範囲では、消費者庁や国民生活センター、警察庁がSACHIKULの名前を出した資料はなかった |
運営事業者は海外の法人なので、日本の法人番号公表サイトには載っていません。
「サチクル」と検索すると、複数のサイトが出てきます。自分がどのサイトに登録したかを先に確かめてください。
SACHIKUL と SACHIKURU は綴りが一文字違うだけですが、今回の調査では同じ運営者であることを示す資料はありませんでした。登録完了メールの差出人や、メール本文のリンク先ドメインを見れば、どちらを使ったか確かめられます。相談の場では「SACHIKUL(sachikul.net)」のようにURLまで伝えてください。
特定商取引法表記の料金表を、1pt=10円で円に直しました。
| 操作 | ポイント | 円換算 |
|---|---|---|
| 鑑定師へメールを送る | 150Pt | 1,500円 |
| 未読の鑑定メールを開く | 150Pt | 1,500円 |
| 既読メールを読み返す | 無料 | 0円 |
| 添付画像を開く(新規) | 250Pt | 2,500円 |
| 画像を添付して送る | 250Pt | 2,500円 |
登録料と月額料金は無料と書かれています。一方で、届いた鑑定メールを開くだけでも1,500円分が減ります。鑑定師から1通届いて読み、1通返すと、それだけで3,000円です。このペースで10往復すれば3万円、画像つきのメールが混ざればさらに増えます。
登録後には「サポート事務局からのキャンペーンメール」と「鑑定師からの鑑定メール」が届くと案内されています。届いたメールの件数がそのまま出費の候補になるため、開く前に「このメールを読むのに1,500円かかる」と意識しておくことが大切です。
特定商取引法表記では「ポイント購入日から6ヶ月以内」、利用規約では「個々のポイント購入日から180日」とされています。使ったポイントは返還・再発行しないとも書かれています。
利用規約第6条には、鑑定師がユーザーの相談に「鑑定師の補助者を用いる等して回答することがある」と定められています。やり取りしている相手が鑑定師本人だけとは限らない、ということです。
表記には「決済時の為替レートによって請求額が異なる場合がございます」とあります。海外の加盟店として決済される可能性があり、カード明細には円以外の通貨や海外の名義が出るかもしれません。明細の加盟店名と金額を控えておいてください。
電子マネー決済については、サイトの問い合わせ先とは別に「テックコインカスタマーサポート」という窓口の050番号とメールアドレスが載っています。電子マネーで払った分の問い合わせは、この窓口にも記録を残す形で行うのが確実です。
年齢認証のページは、運転免許証などの写しを画像でメール送付するよう求めています。必要とされているのは年齢(生年月日)、書面の名称、発行者の名称の3点です。送る場合は、それ以外の住所や番号を隠して送るほうが安全です。
ご利用方法のページによると、退会はお問い合わせの「退会手続きについて」から申し込む形で、特定商取引法表記には退会手数料はかからないと書かれています。キャンペーンメールや鑑定メールを止めたいときも、この手続きが入口になります。申し込む前に、受信した鑑定メールのリスト、購入履歴、残っているポイントを画面ごと保存しておきましょう。退会後は画面を見られなくなるおそれがあり、支払いを説明する材料が減ってしまいます。退会を申し込んだ日時と、受付の返事が来たかどうかも記録しておきましょう。
表記は、サービス提供後の返金には応じない、クーリング・オフは適用されないとしています。通信販売には法律上のクーリング・オフ制度がないのは確かですが、だからといって一切の相談ができないわけではありません。勧誘の内容に問題がないかは、消費生活センターで確かめられます。
運営者が海外にいると、直接の交渉はどうしても難しくなります。お金が通った国内の窓口から当たるのが現実的です。取り戻せるかは状況しだいで、保証はありません。
カード会社に、サイト名(SACHIKUL)、利用日、金額、明細上の加盟店名を伝えます。海外の加盟店で決済された分も、まずはカード会社に事情を伝えることが出発点になります。カードの支払いを分割(2か月超)かリボにしていて、4万円以上(リボは3万8千円以上)なら、割賦販売法の支払停止の抗弁で請求を止めてもらう道も考えられます。
購入した電子マネーの番号とレシートを用意し、発行会社と、表記にある電子マネー決済の窓口に連絡します。番号を知らせたあとの電子マネーは回収が極めて難しい、というのが国民生活センターの見方です。早めに警察にも相談してください。
国民生活センターの越境消費者センターは、海外の事業者との取引で困った消費者の相談を受けています。海外の事業者に支払いを命じる機関ではありませんが、相手への働きかけを手伝ってもらえる場合があります。カード会社への相談と並行して使えます。
メール占い全般の手口は占い詐欺の解説、渡してしまった個人情報への対応は占い詐欺で個人情報を提供した場合にまとめています。支払いの整理から始めたい方は、本サイトの相談予約も使えます。取り戻せる保証はありません。
A. sachikul.net の特定商取引法表記には、BRANCH OF ORIGEN CORPORATION INTERNATIONAL COMPANY LIMITED という法人名と、ベトナム・ハノイの住所が載っています(2026年9月24日確認)。
A. 料金表では、未読メールの閲覧に150Pt(1,500円分)がかかり、既読メールの読み返しは無料です。添付画像を初めて開く場合は250Pt(2,500円分)と書かれています。
A. 支払い方法と経過した時間によって結果は変わり、保証はできません。クレジットカードならカード会社、電子マネーなら発行会社への連絡が出発点です。越境消費者センター(CCJ)や消費者ホットライン188にも相談できます。
A. 綴りは一文字違いですが、今回の調査では同じ運営者であることを示す資料は見つかりませんでした。登録完了メールのリンク先ドメインで、自分がどちらを使ったか確かめてください。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。