フリマアプリ取引詐欺の返金対処|メルカリ・ヤフオクの相談先
フリマアプリやネットオークションで代金を払ったのに商品が届かない、偽物や壊れた商品が届いた場合の返金対処法を解説。運営事務局への連絡手順、支払い方法別の対応、警察・消費生活センターへの相談先まで整理します。
占い詐欺と呼ばれるトラブルの多くは、「無料」で登録させ、終わりのないやりとりに課金させ、やめようとすると引き止める、という3段階の流れをたどります。占いの当たり外れではなく、この流れに当てはまるかどうかが見分けるポイントです。
この記事では、国民生活センターが2020年11月に公表した相談事例と問題点をもとに、手口を7つのパターンに分けて説明します。今まさにやりとりを続けている方、家族の利用が気になっている方が、自分の状況と照らし合わせられるように書きました。相談先を探している方は占い詐欺の公的相談先をご覧ください。2026年9月24日更新。
入口として多いのは、インターネット検索やSNSの広告、スマートフォンに届くSMSやメールです。「無料登録」「無料体験」「無料診断」といった表示を見て気軽に申し込むと、占い師や鑑定士を名乗る相手からメッセージが届き、やりとりが始まります。国民生活センターによると、結果が出る前に無料期間が過ぎ、「あと少しでお金を手に入れられる」などと言われて有料のポイントが必要なやりとりへ誘導されるケースが見られます。
アプリの場合も同じ構図です。国民生活センターの事例では、無料だと思ってインストールした占いアプリが実際には最初の3日間だけ無料で、その後プリペイド型電子マネーで合計3万2,000円を支払った相談が紹介されています。
占いの結果を見るために名前や生年月日を入れただけのつもりが、会員登録が完了していた、という相談もあります。一度登録すると、別の占いサイトや知らないサイトからのメールが次々に届くようになるケースが目立つと国民生活センターは指摘しています。入口で入力した情報が、次の勧誘の宛先になるわけです。
登録後に届くのは、自分だけに向けられたように思える言葉です。国民生活センターが例として挙げたものには、次のような文面があります。
国民生活センターは、実際には同様のメッセージが多数の消費者に向けて送信されていると指摘しています。自分宛ての特別な言葉に見えても、一斉送信の文面である可能性を考えてください。
やりとりが始まると、「占い」や「鑑定」と称した作業を指示されます。国民生活センターが挙げた例は次のとおりです。
送信のたびにポイントが消費される仕組みでは、作業が増えるほど支払いが増えます。「いずれ当選番号を教えるが、その前に金運パワーを強めなければならない」といった説明で、期間が引き延ばされていきます。
不審に思って「いつ終わるのか」と尋ねても、はっきりした答えは返ってきません。やめようとすると、次のような仕掛けで引き止められる例が報告されています。
編集部は、「口外しないように」と求められた時点を、やりとりをやめる明確な合図と考えています。家族や友人に話せない状況は、判断を一人で抱え込ませる方向に働くからです。
メッセージ型だけでなく、電話で占う形のトラブルもあります。国民生活センターが紹介した事例では、10分間無料という電話占いサイトに登録して電話したところ、「あと1分で10分間が終了します」というアナウンスの後も占い師が話し続け、自分から切ることができずに30分以上通話し、1万円以上の請求を受けました。相談者は10代でした。
相手が話し続けても、通話を切るのは失礼ではありません。料金がかかる時間を相手に委ねないことが、このパターンへの一番の備えです。電話占いの料金トラブルについては電話占いの高額請求でも扱っています。
ポイント課金とは別に、「このままでは家族に不幸が起きる」「悪い因縁を断つには祈祷が必要」などと不安をあおり、祈祷料や開運グッズの購入を勧める形もあります。
こうした勧誘に対しては、消費者契約法が霊感等による知見を用いた告知による契約の取消しを定めています(第4条第3項第8号)。本人や親族の生命・身体・財産などについて、霊感などの特別な能力による知見として不安をあおり、「この契約をしなければ重大な不利益を避けられない」と迫る勧誘が対象になります。取消しの期間や、弁護士に相談する場合の考え方は占い詐欺を弁護士に依頼する判断基準で説明しています。
パターン5の引き止めとパターン7の霊感型は、はっきり分かれているわけではありません。メッセージ課金の途中で「最後まで受けないと不幸になる」と言われ、そのまま祈祷料や護符の購入を勧められる流れもあり得ます。編集部は、お金を払わないと自分や家族に悪いことが起きるという趣旨の言葉が出てきたら、それが占いサイトの中でも対面でも、支払いを止めて第三者に相談する段階だと考えます。言われた言葉はそのまま記録に残してください。後で取消しを主張するときの大事な材料になります。
霊感をうたう商品の勧誘については霊感商法の記事もあわせて参考にしてください。
どのパターンでも、相手は信用させる材料と、支払いを途切れさせない工夫を組み合わせてきます。気づきやすい2つを挙げます。
国民生活センターの事例1では、「必ず宝くじの高額当選に導く」という鑑定士の実績として、当選者のものだという通帳の写真が送られてきました。相談者は2週間以上やりとりを続け、銀行振込で約17万円、クレジットカードで約38万円を支払っています。結果について尋ねると「結果を出さないと実績が崩れるため困る」「波動が乱れているから調整が必要だ」と返されたそうです。画像や体験談は、画面の上ではいくらでも用意できます。本物かどうかを自分で確かめる手段がない以上、判断の材料にしないほうが安全です。
事例2では、毎日のようにコンビニでプリペイド型電子マネーのギフトカードを買ってポイントに換えていました。国民生活センターの集計でも、プリペイド型電子マネー等による支払いの割合は増える傾向にあるとされています。電子マネーは銀行振込と違って振り込め詐欺救済法の対象外で、支払った後に取り戻すのが難しくなりがちです。
編集部は、「コンビニでギフトカードを買って番号を送って」と言われた時点で、相手が誰であっても支払いを止めるべきだと考えます。すでに番号を伝えてしまった場合は、レシートとカードを手元に残し、すぐに発行会社へ連絡してください。
今のやりとりに当てはまる項目がいくつあるか数えてみてください。家族のスマートフォンを一緒に見ながら確認する使い方もできます。
| チェック項目 | 該当するパターン |
|---|---|
| 無料のつもりで登録したのに、いつの間にか有料になっていた | 1・2 |
| 「あなただけ」「選ばれた」といった言葉が届いた | 3 |
| 文字や数字を送るだけの作業にポイントがかかっている | 4 |
| いつ結果が出るのか聞いても答えがない | 4・5 |
| やめようとすると不安になる言葉を言われる | 5 |
| やりとりを人に話さないよう約束させられた | 5 |
| 電話占いで無料時間を過ぎても話が終わらなかった | 6 |
| 祈祷やグッズを買わないと不幸になると言われた | 7 |
編集部の考えでは、2つ以上当てはまれば、その日のうちにポイントの購入と返信をやめるのが妥当です。やめた後は、画面の保存、支払いの一覧化、188への相談へと進みます。具体的な順番は占い詐欺の完全ガイド、画面の残し方は証拠の残し方にまとめています。
A. 占いの内容よりも、課金の仕組みと勧め方に違いが出ます。終わりが示されないまま送信ごとに課金される、具体的な金運の結果を約束する、やめようとすると不安をあおる、といった特徴が重なる場合は注意が必要です。
A. 国民生活センターの例では「あなたは7億円が当たることになっている」「私はあなたの守護霊から担当占い師に任命された」などがあります。自分宛ての特別な言葉に見えても、多数の人に同じ文面が送られていると指摘されています。
A. 遅くはありません。返信とポイント購入をやめ、それまでのやりとりをスクリーンショットで保存してください。アカウントを消すとやりとりが見られなくなるおそれがあるので、削除は保存を終えるまで待ちましょう。
A. 届いたメールに返信したり、記載のリンクを開いたりしないでください。登録した情報が他のサイトからの勧誘に使われている可能性があります。対処の詳細は個人情報を入力してしまったときをご覧ください。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。