全国振興センターとは?被害相談の前に確認すべきポイントと相談先
全国振興センターについて不安を感じたら、まず落ち着いて状況を整理しましょう。副業詐欺に共通する注意点と、証拠の残し方・相談先を解説します。特定の事業者を詐欺と断…
自分のリールにコメントが付いた直後、知らないアカウントから「在宅でできるお仕事に興味はありませんか」とDMが届いた。この記事は、Instagramのダイレクトメッセージで副業に誘われた人、あるいはすでにLINEを追加してしまった人に向けたものです。
要点は3つです。DMの段階で相手のアカウント情報を確かめること、LINEや外部サイトへ移る前に止まること、そしてブロックする前に画面を保存し、Instagramに報告することです。Instagram公式ヘルプに載っている報告・ブロック・制限の手順も、後半で具体的に紹介します。
DMでの勧誘は、いきなり本題に入るより、いったん親しみを見せてから仕事の話に移る形が目立ちます。次のような文面は、どれも典型的な例として知っておくとよいものです(実在のやり取りを引用したものではありません)。
自分から応募していないのに「あなたに向いている」と個別に声がかかる時点で、相手は不特定多数に同じ文面を送っている可能性があります。コメント欄で「このリールで副業できるって本当ですか?」といった書き込みが続き、それに答える形でDMへ誘う流れもあります。
国民生活センターは2026年5月の注意喚起で、「“いいね”を押すだけ」「スクリーンショットを撮るだけ」「動画を見るだけ」といった広告を挙げ、うのみにしないよう呼びかけています。DMで届く誘いも、言葉の中身は同じです。
リール副業に限った統計はありませんが、Instagramのダイレクトメッセージが入口になっている被害の多さは、警察庁の数字からも読み取れます。令和7年のSNS型投資詐欺では、最初の接触がDMだったケースが3,549件あり、そのうちInstagramが1,000件(28.2%)で最も多くなりました。SNS型ロマンス詐欺でも、DMによる接触5,238件のうちInstagramが1,247件を占めています。
一方、被害にあったときの連絡手段は、SNS型投資詐欺でLINEが8,906件と9割を超えています。Instagramで声をかけ、LINEで話を進めるという役割分担が、数字の上でもはっきり表れています。言い換えると、DMからLINEへ移る瞬間が、引き返しやすい最後の分かれ道です。
警察庁は同じ資料で、犯行に使われたFacebookとInstagramのアカウント422件について、令和7年中に利用停止などを促す情報をMeta社に提供したことも公表しています。報告や情報提供が、アカウントの停止につながる場合があるということです。
返信する前に、DMを送ってきたアカウントのプロフィールを開き、次の点を見てください。
Instagramヘルプセンターによると、プロフィールから[このアカウントについて]を開くと、アカウントが作られた利用開始日と、ユーザーネームが変更された回数が表示されます。以前の名前そのものは見られませんが、回数が多いこと自体が判断の手がかりになります。一部のアカウントでは、活動から判断された所在国、認証済みかどうか、Meta広告ライブラリに入っている配信中の広告も確認できます。
「〇〇社のSNS担当です」「公式アンバサダーを募集しています」と名乗るDMもあります。本物かどうかは、DMに書かれたリンクではなく、自分で検索してたどり着いた企業の公式サイトや公式アカウントから確かめてください。公式サイトの問い合わせ窓口に「このアカウントから連絡が来たが御社のものか」と問い合わせれば、確かめられる場合があります。
どれか一つで決めつける必要はありませんが、話の内容と食い違う点が見つかったら、それをメモしておくと相談のときに役立ちます。
DMのやり取りだけなら、相手が知っているのはあなたのInstagramアカウントだけです。LINEを追加し、名前や電話番号、銀行口座を伝えるたびに、相手の手元にある情報は増えていきます。次のどれかを求められたら、そこで返事を保留にしてください。
国民生活センターは、相手が誰か分からない場合に住所・氏名・銀行口座・免許証などを安易に教えないよう注意しています。
追加した直後であれば、まだ引き返せます。担当者から送られてくる「専用サイト」やアプリのダウンロード用URLは開かず、説明の通話や面談の予約にも応じないでください。これまでに送った情報を振り返り、名前や電話番号、口座番号を伝えていないかを確認します。やり取りをテキストで書き出して保存し、その後でブロックすれば、記録を失わずに連絡を断てます。
すでに身分証の画像を送ってしまった場合の対処は個人情報が漏れた場合の対処にまとめています。
Instagramには、DM・コメント・プロフィールをそれぞれ報告する機能があります。以下はInstagramヘルプセンターの説明をもとにした手順です。画面の表示はアプリの更新で変わることがあります。
報告したいメッセージの横にある[オプション]から[報告]を選び、理由を選んで送信します。1対1のスレッドなら、上部の[詳細]から[報告]を選んで会話全体を報告することもできます。ヘルプセンターによると、スレッドが報告されるとInstagramは最新のメッセージを最大30件まで審査し、削除や編集されたメッセージが含まれる場合もあります。グループチャットは全体ではなく、個々のメッセージや参加者を報告する形になります。
相手のプロフィールを開き、ユーザーネームの横の[オプション]から[報告]を選びます。投稿の報告理由には「詐欺、不正行為、スパム」が用意されています。コメント欄での誘導なら、コメントの[オプション]から個別に報告できます。知的財産権侵害の報告を除き、報告は匿名で、相手に誰が報告したかは伝わりません。
ブロックすると相手には通知されず、Instagramアプリから操作した場合は、その人の他の既存アカウントや今後作られる新しいアカウントもまとめてブロックされます。関係を切るほどではないが様子を見たいときは[制限]を使うと、相手からのメッセージはメッセージリクエストに移り、既読かどうかも相手に分からなくなります。
ブロックや報告の後は、相手の画面が見られなくなったり、アカウントが消えたりします。操作の前に、次の順で記録を残してください。
撮った画像は、スマートフォンの本体だけでなく、クラウドのストレージやパソコンにも複製しておくと、機種変更や故障で失う心配が減ります。ファイル名に日付と内容(例:0924_DM1)を付けておくと、相談先に渡すときに並べ替えやすくなります。画面収録には通知の内容や他の人とのやり取りが映り込むことがあるので、提出する前に一度見返してください。
保存が済んだら報告し、必要ならブロックします。すでに入金してしまった場合は、振込先の金融機関への連絡を先に済ませ、#9110や188に相談してください。DMやLINEだけでやり取りが完結している場合は、各都道府県警察にあるサイバー犯罪の相談窓口に連絡する方法もあります。証拠の全般的な整理方法は副業トラブルで確認すべき証拠、リール副業の入口ごとの特徴はリール閲覧副業のまとめを参考にしてください。
A. Instagramヘルプセンターによると、知的財産権侵害の報告を除き、報告は匿名で行われ、相手には誰が報告したかは分かりません。
A. 返信せず、リンクを開かず、LINEを追加しなければ、相手に渡る情報は増えません。同じ相手から繰り返し届くなら、報告したうえでブロックか制限を使うと受信を止められます。
A. 保存してあるスクリーンショットやプロフィールURL、LINEの情報、振込の記録が手がかりになります。手元にある記録を日付順に並べて、警察や消費生活センターに相談してください。
A. 追加しただけで直ちに被害が出るわけではありませんが、個人情報の入力や入金を求められたら応じないでください。不要ならトークを保存したうえでブロックしておくと安心です。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。