フリマアプリ取引詐欺の返金対処|メルカリ・ヤフオクの相談先
フリマアプリやネットオークションで代金を払ったのに商品が届かない、偽物や壊れた商品が届いた場合の返金対処法を解説。運営事務局への連絡手順、支払い方法別の対応、警察・消費生活センターへの相談先まで整理します。
最初に要点をまとめます。メール占い「オリーブ(OLIVE)」の料金は、公式サイトの表示では鑑定依頼を1通送るごとに150pt、つまり1,500円(税込)です。10通で1万5,000円、100通で15万円になります。利用規約には、鑑定依頼の履歴を7日を過ぎた時点で破棄するという条文があり、トラブルの証拠になるやり取りが短期間で見られなくなるおそれがあります。
この記事は、オリーブで鑑定を重ねて支払いがかさんできた方、またはこれから使うか迷っている方に向けて、料金と規約の条文を一つずつ読み解いたものです。後半では、規約に「返金しない」と書かれている場合に消費者側に残されている手段と、支払方法ごとの動き方を説明します。運営会社の実在確認や退会手続きについては、別記事のOLIVE(オリーブ)の運営会社と届出の確認で扱っています。
2026年9月24日に「料金について」「特定商取引法に基づく表記」「利用規約」を閲覧し、金額にかかわる記載を抜き出しました。
| 項目 | 記載内容 | 掲載ページ |
|---|---|---|
| ポイント単価 | 1ポイント=10円(税込) | 料金・特商法 |
| 消費ポイント | 鑑定依頼の送信1通につき150pt | 料金・規約第8条 |
| ポイントの有効期限 | 決済確認後(取得後)180日間 | 特商法・規約第8条 |
| ポイント以外の費用 | 銀行振込を選んだ場合の振込手数料、通信費 | 特商法・規約第8条 |
| 返金 | 任意で購入したポイントのため一切返金しない。ただし運営側の過失で不具合が出た場合は協議のうえ返金に応じる場合がある | 規約第8条 |
| 運営会社 | 株式会社ネクスト | 規約第1条・会社概要 |
1通1,500円という単価は、やり取りの回数がそのまま支払額になる仕組みです。週に3通送れば月に約1万8,000円、1日3通のペースが1か月続けば13万5,000円に達します。ポイントは180日で失効するため、まとめ買いした分を使い切ろうとして送信回数が増える、という流れにも注意が必要です。
鑑定師ごとに料金が違うのか、無料で読めるメッセージと有料の操作の境目がどこにあるのかは、ログインしていない状態で見られるページからは分かりませんでした。公的機関がオリーブの名前を挙げて注意を呼びかけた資料も、編集部が調べた範囲では見つかっていません。
料金表よりも気をつけて読みたいのが利用規約です。特に次の四つは、後から相談する場面で影響が出やすい条文です。
「鑑定案内及び、鑑定依頼履歴は、7日間を経過した時点で破棄」とあります(「特例有」との注記つき)。どんなやり取りで課金が続いたのかを示す画面が、1週間ほどで消える可能性があるということです。返金を相談するつもりがあるなら、画面の保存は「後で」ではなく「今日」やるべき作業になります。
鑑定結果は鑑定師本人ではなく、鑑定師の監修のもとでアシスタントから送られることがあり、条件が同じと判断された複数の利用者に同様の鑑定結果を送る場合もある、と書かれています。「自分だけに向けた特別な鑑定」だと思って送信を重ねていた場合、この条文を知ったうえで続けるかどうかを考え直す材料になります。
鑑定結果の安全性や正確性、真実性などを保証しないこと、鑑定結果をもとにした行動による損害に責任を負わないことが定められています。「当たる」「願いがかなう」といったメッセージがあっても、規約上は何の約束にもなっていません。
退会すると購入済みのポイントは消え、換金も購入代金の返却もしないとしています。未使用のポイントが多く残っているときは、退会の前に消費生活センターへ相談しておくと、交渉の余地を残したまま手続きを進められます。
国民生活センターの見守り新鮮情報(2023年8月)には、宝くじが当たるよう導くという広告から占いサイトに入り、メールに書かれた言葉や数字を1文字ずつ送り返すと運気が上がると言われて、送信1回1,500円を何度も払い続けた相談が紹介されています。同センターは、「もう少しで当選番号を教える」とやり取りを引き延ばしたり、「最後まで鑑定を受けないと不幸になる」と引き止めたりして、いつの間にか高額になるケースがあると指摘しています。
これはオリーブの事例ではありませんが、1通あたりの料金が同じ水準のサイトでは、送信回数を増やす指示がそのまま支払額に直結します。
二つ以上に心当たりがあれば、いったん送信を止めて画面を保存し、第三者に話してみてください。メール占いの高額請求への対処はメール占いの高額請求に困ったらでも解説しています。
規約に「返金しない」と書かれていても、それだけで消費者側の手段がすべてなくなるわけではありません。ただし、どの手段が使えるかは個別の事情によって変わり、結果も約束されません。
消費者契約法は、事業者の不当な勧誘で誤認や困惑をして結んだ契約を取り消せる場合を定めています。霊感などの特別な能力による知見を持ち出して不安をあおり、契約が必要だと告げる勧誘もその一つです。取消しには期限があり、原則は追認できる時から1年・契約から5年、霊感等を用いた勧誘の場合は3年・10年です(消費者庁の逐条解説)。当てはまるかどうかの判断は、消費生活センターや弁護士に相談してください。
銀行振込で払った場合は、振込先の銀行に事情を伝え、警察にも相談します。振込先口座が詐欺に使われたと認められて凍結されれば、振り込め詐欺救済法の手続きで口座に残ったお金が分配される場合があり、その公告は預金保険機構のサイトに載ります。
ビットキャッシュなどのプリペイド型電子マネーで払った場合は、カードの番号とレシートを手元に置き、発行会社に連絡します。オリーブの特商法ページは電子マネー決済の問い合わせ先として決済代行会社(テックコイン株式会社)を挙げているので、そちらにも利用記録の確認を依頼できます。
クレジットカードの場合は、明細に載る利用日と金額を控えてカード会社に相談します。分割払いやリボ払いで一定額以上なら、割賦販売法の支払停止の抗弁が使える場合があります。
履歴が7日で破棄されるという規約がある以上、相談の準備はまず「消える前に残す」ことから始まります。
画面の撮り方や保存先の選び方は証拠の残し方・保存方法で確認できます。
何から話せばよいか分からない場合は、相談前チェックリストで状況を整理してから相談予約に進んでください。
オリーブの規約と料金表を読んで編集部が重いと考えたのは、単価の高さそのものよりも、「履歴が7日で消える」「同じ鑑定文が複数人に届きうる」「退会でポイントが消える」という三つの条件が重なっている点です。やり取りを続けるほど支払いは増え、やめようとすると証拠とポイントが手元から消えていく構造になっています。
いま利用を続けている方は、まず画面を保存し、これまでの支払額を合計してみてください。その数字を見て不安を感じたら、それが相談を始める十分な理由になります。占いサイトの返金の流れ全体は占い詐欺の返金方法にもまとめています。
A. 公式サイトの料金ページと利用規約では、鑑定依頼の送信1通につき150pt、1pt=10円(税込)なので1通1,500円です(2026年9月24日閲覧)。ポイントの有効期限は取得後180日間です。
A. 規約の記載だけで決まるわけではありません。不当な勧誘があった場合は消費者契約法による取消しが認められる場合があり、支払方法によってはカード会社や銀行を通じた手続きもあります。結果は保証されないため、消費生活センター(188)や弁護士に相談してください。
A. 利用規約第3条3項に、鑑定案内と鑑定依頼の履歴は7日間を経過した時点で破棄すると書かれています(特例ありとの注記つき)。証拠として残したい画面は、見られるうちにスクリーンショットで保存してください。
A. 利用規約第7条4項には、鑑定結果が鑑定師の監修のもとアシスタントから送られる場合や、同じ条件と判断した複数の利用者に同様の鑑定結果を送る場合があると書かれています。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。