出会い系サイト規制法で不安なときに|評判の調べ方と相談前チェック
「出会い系サイト規制法は大丈夫?」と検索される方へ。支援金・当選金詐欺で報告されがちな手口と、トラブル時にまず取るべき行動を中立的にまとめました。本記事は出会い…
スルーに関する注意喚起情報・評判・口コミを調査しました。被害を感じた場合の初動対応や証拠チェックリスト、弁護士への相談前チェックリストも解説します。
この記事は、「お金を援助したい」「支援金を受け取ってほしい」というメールをきっかけに、メール交換サイト「スルー」に登録してポイントを買ってしまった方に向けたものです。スルーの料金や運営者の表記、メール履歴が消える期間については、別の記事「スルーの評判・口コミは?1通470円のメールサイト」で詳しく書きました。こちらでは、登録までにどんな順番で話が進みやすいかと、払ってしまった後に支払い方法ごとに何をするかに絞って整理します。
先に押さえておきたいのは、スルー自身の規約が「会員間の金銭のやり取り」を禁止事項にしている点です。サイトの中で「お金をあげる」という相手がいても、そのやり取りはルール上認められていません。なお、本記事はスルーという事業者を詐欺だと決めつけるものではありません。引用元をたどれない体験談の類も使っていません。
9月26日、スルーの公式ページ(トップ・特商法の表記・規約)を読み直しました。前回の記事から変わった点は見当たりませんでした。この記事に関係する部分だけ抜き出します。
行政機関のサイトでスルーを名指しした注意喚起は、今回も見つかりませんでした。
「支援金をあげる」というメールを入口に登録し、ポイント代を払い続けても一円も受け取れなかった——国民生活センターは、出会い系サイトの相談にこうした例があると紹介しています。スルーに限らず、この種の流れはおおむね次の順番で進みます。
4から6のどこかで「なぜ受け取る側の自分が払い続けているのか」と立ち止まれれば、支出は止められます。スルーの規約に照らしても、会員どうしでお金を渡す約束はそもそも成り立ちません。
この流れには、判断を鈍らせる工夫がいくつも含まれています。1通ごとの金額が小さいので合計が見えにくいこと、身分証を送ったことで「ここまでやったのだから」という気持ちが生まれること、そして期限を切られることです。通知が来るたびに返信する前に、スルーで使ったポイントの合計を計算し直す習慣をつけるだけでも、ブレーキになります。470円の送信も、1日10通なら4,700円、1か月続ければ14万円を超えます。
お金を取り戻せるかどうかは、動き出しの早さに左右されることがあります。まずは次の3つを、この順で済ませてください。
画面の撮り方と保存先の分け方は証拠保存のページにまとめてあります。身分証の画像を送ってしまった方は、その日付も控えておきましょう。後で悪用が疑われる連絡が来たときに、いつ誰に渡したかを説明できます。
振込先の口座名義と金融機関名を控え、振り込んだ銀行と振込先の銀行の両方に連絡します。詐欺に使われた疑いがあると伝えれば、口座の凍結を検討してもらえることがあります。口座が止まり、そこにお金が残っていた場合は、振り込め詐欺救済法の分配手続きの対象になりえます。どの口座が手続きに入ったかは、預金保険機構のサイトの公告で調べられます。
コンビニの店頭で払った場合、お金は収納代行の事業者を通ってサイト側へ渡ります。払込票やレシートに書かれた受付番号と、収納を受け付けた会社の名前を確かめてください。その会社に照会するときも、消費生活センターに相談するときも、この番号が手がかりになります。
スルーの表記は、電子マネーでの支払いについての問い合わせ先を決済代行会社にしています。電子マネーを使った場合は、カードの番号、購入したレシート、番号を入力した日時をそろえて、その窓口と電子マネーの発行元に連絡します。日本資金決済業協会も、番号を伝えてしまったらすぐ発行会社に連絡するよう勧めています。未使用の残高が残っていれば、止めてもらえる場合があります。
なお、決済代行会社は多くのサイトと契約するのが普通です。同じ決済窓口が別の出会い系サイト(たとえばセラフ)の表記にも載っていますが、それだけで運営者が同じとは言えません。
スルーは登録の際、メールアドレスとパスワードに加えて、年齢確認のための身分証の写真をメールに添付するよう案内しています。出会い系サイト規制法にもとづく年齢確認のためですが、送った画像には氏名や住所が写っていることが多いはずです。
家族が「支援金をもらえる」と言ってスルーに課金していると気づいた場合は、責める言葉から入らないほうが話は進みます。「いくら払って、あといくら払えば受け取れると言われているのか」を一緒に紙に書き出すと、受け取る話のはずが支払いばかり増えていることに本人が気づきやすくなります。そのうえで、本人と一緒に188へ電話するのがおすすめです。
運営者が国外にいても、規約はトラブルの際に日本の法律を使い、東京の地方裁判所で扱うと定めています。表記上の運営者はフィリピンにありますが、日本で使われているサービスとして、国内の窓口に相談できます。
相談前の整理にはチェックリストが役立ちます。どこに相談しても返金が確約されるわけではありません。それでも、日付と金額の一覧があるだけで、窓口の担当者が次の手を考えやすくなります。
一度お金を払うと、今度は「被害金を回収できます」「着手金さえ払えば全額戻る」という誘いが舞い込むことがあります。サイト内のメールで届くこともあれば、別のメールアドレスやSNSから届くこともあります。
弁護士でない者が報酬を得て他人の法律事件を扱うことは、弁護士法で禁じられています。回収を持ちかけてきた相手が誰なのか、所属や登録番号を確かめられない場合は、返信せずに記録だけ残してください。探偵業者などが「トラブル解決」をうたって費用を求める例については、国民生活センターも以前から注意を呼びかけています。
困ったときは、自分から公的な窓口に連絡するのが一番確かな方法です。向こうから届いた連絡先ではなく、自分で調べた番号にかけるようにしましょう。
A. スルーの規約は会員間での金銭の受け渡しを禁止事項にしており、その履歴があれば警告のうえ退会処理にすると定めています。受け取りのために送信やポイント購入を求められたら、そこで止めてください。
A. 表記上、支払いは先払いに限られ、手段は振込とコンビニの2つです。電子マネー決済の問い合わせ先として、決済代行会社の窓口も載っています。
A. 戻る保証はありません。相手の口座が止められてお金が残っていれば、救済法の手続きで分配を受けられることがあります。早めに振込先の金融機関へ連絡し、188にも相談してください。
A. 相手の所属や資格を自分で確かめられない場合は応じないでください。弁護士以外が報酬目的で法律事件を扱うことは弁護士法で禁じられています。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。