フリマアプリ取引詐欺の返金対処|メルカリ・ヤフオクの相談先
フリマアプリやネットオークションで代金を払ったのに商品が届かない、偽物や壊れた商品が届いた場合の返金対処法を解説。運営事務局への連絡手順、支払い方法別の対応、警察・消費生活センターへの相談先まで整理します。
「緒方三千代先生のテレオーブ占術で高額当選」といった案内を見て、本当に宝くじが当たるのか、お金を払っても大丈夫なのかを調べている方へ。先に結論を書きます。占いや鑑定で宝くじの当選番号が分かる、当選に導けるという根拠は、公開情報のどこにも示されていません。国民生活センターには「必ず宝くじの高額当選に導く」と言われて、メッセージ代や鑑定料に数十万円から数百万円を払ってしまった相談が寄せられています。
この記事では、「緒方三千代先生」を名乗る鑑定の案内で分かったこと、案内先として第三者サイトが挙げている占いサイトの過去の表記、「高額当選」をうたう鑑定でよくある流れ、支払ったお金を取り戻すための手順を順に説明します。なお、この鑑定師名は広告の中で使われている呼び名で、同じ名前の実在の人物がいるかどうかは分かっていません。この記事は、鑑定師個人やサイトを詐欺だと決めつけるものではありません。
調査日は2026年9月24日です。分かったことと分からなかったことを分けて示します。
2020年11月に国民生活センターがまとめた報告書では、事例1の見出しが「『必ず宝くじの高額当選に導く』と言われたがいつまで経っても結果が出ない」です。要約すると次のような経過でした。
2023年8月の「見守り新鮮情報」でも、スマホゲーム中の「宝くじに当選するよう導いていく」という広告から占いサイトに登録した70歳代の方が、1回1,500円の送信を繰り返し、コンビニ決済やクレジットカードで約400万円を支払った事例が紹介されています。
報告書は、「あなたが高額当選している姿が見える」「あなたは7億円が当たることになっている」といった言葉は、一人ひとりに向けたように見えて、実は大勢に同じ文面が届いていると報告書は述べています。これらは一般的な事例で、緒方三千代先生を名乗る鑑定やPURPLEで同じことが起きたと確認したものではありません。ただ、「高額当選」を入口にした案内で相談が繰り返し寄せられていることは、判断の材料として知っておいてください。
次のうち一つでも当てはまるなら、ポイントを買い足す前に手を止めてください。
もし本当に当選番号が事前に分かるのなら、鑑定する側が自分で買えば済むはずです。「当選の手前まで来ている」という言葉が出てきたら、それまでにいくら払ったのかを一度合計してみましょう。1通1,500円なら、100通で15万円になります。
PURPLEの過去の表示のように、運営者が海外の法人と書かれているサイトに支払った場合、事業者に直接返金を求めても連絡がつかないことがあります。支払い手段の側から動くのが現実的です。
利用明細の加盟店名と支払日をカード会社に伝えます。明細の加盟店名がサイト名と違う表記になっていることもあるので、その点も伝えましょう。リボ払いや分割払いのように、支払いが契約から2か月を超えて続く方法なら、割賦販売法にもとづき、事業者との間の問題を理由にカード会社への残りの支払いを拒める余地があります(抗弁の接続)。翌月一括払いでも、カード会社に調査(チャージバック)を頼む余地は残っています。
振込先が国内の銀行口座であれば、その金融機関と警察に連絡してください。犯罪に使われた疑いのある口座は、振り込め詐欺救済法にもとづいて凍結され、残高が被害者に分配されることがあります。公告されている口座は預金保険機構のサイトで検索できます(調べ方)。
ギフトカードの控えやコンビニのレシートは捨てずに取っておき、電子マネーの発行元や、払込票に書かれた収納代行会社に問い合わせます。ポイントに換えて使われた分は戻りにくいので、まだ使っていないカードがあるなら急いで伝えましょう。
海外に拠点を置く事業者とのトラブルは、国民生活センターが運営する越境消費者センター(CCJ)でも相談できます。同センターによると、2024年度の越境消費者相談は6,005件でした。国内の消費生活センター(188)と並行して相談できます。
メール占いは通信販売にあたるため、クーリング・オフはありません。それでも、勧誘のされ方によっては消費者契約法で契約を取り消せる場合があります。
どちらも、鑑定師から実際にどんな言葉を送られたかが判断の中心になります。「高額当選」「当選番号」「波動」「不幸になる」といった言葉が含まれるメッセージは、特に消さずに残しておいてください。取消しが認められるかどうか、相手が海外事業者の場合にどう請求するかは、弁護士や消費生活センターに確認しましょう。返金が必ず実現するわけではありません。
相談の前にそろえておきたいのは、次のものです。
残し方の詳しい手順は証拠の残し方、占いサイトの手口の全体像は占い詐欺の解説を参考にしてください。状況を整理したい方は相談前チェックリストと相談予約もご利用いただけます。
A. 占いや鑑定で宝くじの当選を約束できるという根拠は、公開情報では確認できませんでした。国民生活センターには「必ず高額当選に導く」と言われて支払いを重ねた相談が寄せられています。当選を理由にポイント購入を勧められたら、いったん手を止めてください。
A. 広告に出てくるこの鑑定師が実在するのか、どんな経歴なのかを裏付ける情報は、公開情報からは得られませんでした。判断の手がかりにするなら、人物像よりも、サイトの運営者表示と料金の仕組みのほうが確かです。
A. 事業者に直接請求するのが難しくても、カード会社への申し出や、国内口座への振込なら金融機関・警察への連絡など、支払い手段の側から動ける場合があります。お金が戻る保証はないものの、188や越境消費者センター(CCJ)に早めに相談する価値はあります。
A. 手元に残っているメール、スクリーンショット、カード明細や振込控え、電子マネーのレシートをすべて保管してください。サイトのURLやドメイン名が分かれば、それも控えておきます。サイトが消えていても、支払いの記録があれば相談は進められます。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。