フリマアプリ取引詐欺の返金対処|メルカリ・ヤフオクの相談先
フリマアプリやネットオークションで代金を払ったのに商品が届かない、偽物や壊れた商品が届いた場合の返金対処法を解説。運営事務局への連絡手順、支払い方法別の対応、警察・消費生活センターへの相談先まで整理します。
Facebookやその関連アプリで見た占いの広告をきっかけに登録し、鑑定料やポイント代の請求が続いている方に向けた記事です。最初にやることは三つあります。広告を出していたページ名を控えること、リンク先の「特定商取引法に基づく表記」から運営者と料金を読むこと、そしてクレジットカードやアプリストアの明細で、実際にお金を受け取っている先を確かめることです。
広告は配信が終わると見られなくなることが多く、後から「どの業者だったのか」が分からなくなるのが、この経路の困りどころです。サブスクの止め方そのものは占いアプリのサブスク解約手順、無料期間後の自動課金は無料トライアル後の自動課金で扱っているので、ここでは「Facebook広告から入った」ことに絞って、相手の特定と記録の残し方を中心に説明します。
フィードやリール、Messengerの間に出る占いの広告は、タップすると広告主のウェブページに移ります。多くは「無料で鑑定」「あなたの金運を診断」といった入口ページで、名前や生年月日、メールアドレスを入れると会員登録が済み、その後はメールやサイト内のメッセージで鑑定師を名乗る相手とのやりとりが始まる、という流れです。アプリのダウンロードページへ直接つながる広告もあります。
占いサイト・アプリをめぐる消費生活相談について、国民生活センターが2020年11月26日に出した発表では、全国の件数は2016〜2018年度がいずれも1,400件台で、2019年度は1,837件と前年より400件ほど多くなりました。発表が指摘した問題は、無料と思って始めたのにいつの間にか有料の鑑定に移っている点、個人宛てに見える文面が大勢に一斉送信されている点、意味のない数字や記号の送信を繰り返させて料金がかさむ点、退会を言い出すと引き留められる点などです。見守りをする家族や周囲の人に向けた同センターの第459号の新鮮情報(2023年8月8日)にも、ゲームアプリで遊んでいる最中に宝くじ当選をほのめかす広告が出て、そこから占いサイトに入った相談が載っています。
Facebook上の広告ページの名前、入口ページのドメイン、課金ページのドメイン、明細に出る請求名。この四つがそれぞれ違う名前になっていることは珍しくありません。相談の場では「どの広告から入り、どの会社に払ったか」を順に説明できるかどうかで話の進み方が変わるため、名前の違いに気づいたら一つずつメモしておきましょう。
Metaは、Facebookなど自社のサービスに掲載されている広告を誰でも検索できる「広告ライブラリ」(https://www.facebook.com/ads/library)を公開しています。ログインしなくても使えるので、広告の上に表示されていたページ名を入力し、そのページが今どんな広告を出しているかを一覧で確認できます。
注意したいのは、Metaのヘルプで配信終了後も検索できると案内されているのが、社会問題・選挙・政治に関する広告に限られている点です(保管期間は7年)。占いの広告はこれに当たらないため、配信が止まると一覧から消える可能性が高いと考えて、見つけた時点で画面を保存してください。
広告ライブラリで分かるのは「どのFacebookページが広告を出したか」までです。ページ名と、契約の相手になる事業者の正式名称は別物のことがあるので、運営者の確認は次の章で説明するリンク先の表示で行います。
ネット上の占いサイトやアプリの有料サービスは、特定商取引法でいう通信販売に当たり、広告には事業者の情報や料金の条件を表示する義務があります(法第11条)。消費者庁の特定商取引法ガイドでは、商品やサービスを紹介するランディングページも、申込みを受け付ける広告として表示が必要な場面があると説明されています。入口ページや課金ページの下の方にある「特定商取引法に基づく表記」を開き、次の項目を確かめましょう。
| 表示されるべき項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 事業者の氏名(名称)・住所・電話番号 | 広告のページ名と同じか。住所がレンタルオフィスや海外だけになっていないか |
| 代表者または通信販売の責任者の氏名 | 法人なのに空欄になっていないか |
| 販売価格(役務の対価) | 1ポイントあたりの金額、鑑定1通・1分あたりの消費ポイント |
| 支払時期・方法 | 先払いのポイント購入か、月ごとの自動引き落としか |
| 申込みの撤回・解除に関する事項 | 退会の方法、未使用ポイントの扱い |
| 2回以上継続して契約する必要があるとき、その旨と条件 | 定期プランや「コース」の有無 |
表記ページが見当たらない、電話番号が書かれていない、といった場合は、その事実自体を相談時に伝える材料になります。ページを開いた日付が分かるように、スクリーンショットと一緒に保存しておくと後で役立ちます。
「課金が続いている」と一口に言っても、仕組みによって止め方が変わります。明細や購入履歴を見て、どちらに近いかを先に見分けてください。
メール鑑定型のサイトに多い形で、鑑定師からのメッセージを開く、返信する、画像を見るといった操作のたびにポイントが減ります。「あと少しで結果が出る」「ここでやめると運気が逃げる」と言われて買い足しを重ねると、合計額が膨らんでいきます。この型では、新たにポイントを買わない限り自動で請求は増えません。つまり最初の対策は、それ以上買い足さないことです。
アプリや一部のサイトでは、月額や週額のプランに申し込んだ扱いになっていることがあります。この場合は、支払っている窓口(App Store、Google Play、サイト上のカード決済)で解約手続きをしない限り、使っていなくても請求が続きます。解約したはずなのに請求が止まらないときは、解約後も請求が続くときの確認方法を参照してください。
見守り新鮮情報第459号には、退会した後はやりとりの履歴を開けなくなるおそれがあるので画面を撮っておくように、という助言があります。退会ボタンを押すのは、鑑定師とのやりとり、ポイントの購入履歴、利用規約の画面を保存し終えてからにしましょう。
返金を求める窓口は、お金をどう払ったかで決まります。広告を出したFacebookやMetaに連絡しても、占いサービスの代金を返してもらう仕組みにはなっていない点に注意してください。
どの方法でも、返金に応じるかどうかは事業者や決済会社の判断と個別の事情によって変わります。迷ったら、次の章の相談先で「どこに何を伝えるべきか」から確認するのが近道です。返金手続きの全体像は占いサイトの返金を求める流れでもまとめています。
問題があると感じた広告は、Metaに報告できます。Metaのヘルプセンター「Facebookコンテンツを報告する」でも、報告できる対象としてFacebookの広告が挙げられています。報告しても自分のお金が戻るわけではありませんが、同じ広告を見る人を減らすことにはつながります。
保存のしかたは証拠の残し方で詳しく説明しています。
契約や返金の進め方は、消費者ホットライン188(最寄りの消費生活センター等につながります)へ。脅すような連絡が来ている、個人名義の口座に振り込ませられたなど、犯罪の疑いがある場合は警察相談専用電話#9110も使えます。当サイトでも相談の予約を受け付けているほか、占いのトラブル全般は占い詐欺のまとめページから探せます。
A. 広告に表示されていたページ名を、Metaの広告ライブラリ(https://www.facebook.com/ads/library)で検索すると、そのページが出している広告を確認できます。ただし分かるのはFacebookページまでなので、契約相手の正式な名称は、リンク先の「特定商取引法に基づく表記」で確かめてください。
A. 占いのように政治・社会問題以外の広告は、配信が終わると広告ライブラリでも見られなくなることがあります。ブラウザの閲覧履歴、登録完了メールに書かれたURL、カード明細の請求名から、入口ページや運営者をたどれる場合があります。
A. 登録しただけで請求が発生するとは限りません。カード明細やストアの購入履歴に請求があるかを確認し、ポイントの購入や定期プランへの申込みをした覚えがないのに請求がある場合は、その画面を保存したうえで消費生活センター(188)に相談してください。
A. 広告の報告は掲載の見直しにつながる可能性はありますが、占いサービスの代金を返金する手続きではありません。返金の相談は、支払い方法に応じて運営者・カード会社・アプリストアに行い、進め方に迷ったら消費生活センターに確認してください。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。