Facebookで勧誘された国税庁を名乗る詐欺メールについての解説と相談先
Facebookで勧誘された国税庁を名乗る詐欺メールに注意が必要なケース n Facebookで勧誘された国税庁を名乗る詐欺メールのような状況に遭遇した場合、そ…
InstagramのDMに「LINE運営チームです。あなたのLINEアカウントが停止されます」「LINEのキャンペーンに当選しました」といったメッセージが届き、リンクが添えられていた。あるいは、インスタでつながっている知り合いから「LINEの電話番号を教えて」と頼まれた。この記事は、そうした連絡に戸惑っている人と、すでにリンク先で何かを入力してしまった人に向けたものです。
判断の軸は一つです。LINEの手続きを、LINEの外から届いたリンクで進めないこと。LINEのヘルプセンターは、自分で引き継ぎをするとき以外に認証番号を使うことはなく、登録情報や認証番号を聞き出す行為は全て詐欺だと説明しています。入力してしまった場合は、何を入れたかによって急ぐべき作業が違うので、後半の表と手順で確認してください。
LINEをかたる手口の例は、LINEヤフーのセキュリティポータルとヘルプセンターに載っています。そのうちSNSのDMでも届きうるものを整理すると、4つの型に分かれます。
インスタの知り合いから届いた場合でも安心はできません。そのインスタのアカウント自体が第三者に使われている可能性があるからです。本人に別の手段で「今インスタでLINEのことを聞いた?」と確かめてから返事をしてください。
LINEのヘルプは、次の特徴が1つでもあれば詐欺の可能性があるとしています。DMの内容と一つずつ照らし合わせてみてください。
メールで届いた場合は差出人も見ます。ヘルプによると、公式のメールは必ず「@line.me」で終わります。ただ、差出人欄の見た目も当てになりません。2026年8月、フィッシング対策協議会がある調査用アドレスで受け取ったフィッシングメールのうち約32.3%は、本物のサービスのドメインを差出人として名乗る「なりすまし」でした。LINEヤフーも、ブランドアイコンなどの表示が出ていてもそれだけで本物と判断しないよう呼びかけています。差出人が正しく見えても、リンクからはログインしないのが基本です。
LINEに関する確認や手続きは、LINEアプリそのもの、またはブラウザのブックマークや検索から開いた公式サイトで行ってください。乗っ取り被害の問い合わせ先として、LINEのヘルプセンターはヘルプページ内のお問い合わせフォームを案内しています。
偽のページに何を入れたかを思い出し、当てはまる行から手をつけてください。複数入れた場合は上から順に進めます。
| 入力したもの | 起こりうること | 最初にやること |
|---|---|---|
| 電話番号と認証番号 | 別の端末でLINEにログインされ、アカウントを奪われる | 手元のLINEが使えるか確かめ、使えなければ再ログイン・引き継ぎ・お問い合わせフォーム |
| メールアドレスとパスワード | Webログインを使ってLINE関連サービスや連動した他社サービスに入られる | LINEのパスワード変更、Webログインの2要素認証をオン |
| カード番号や有効期限、セキュリティコード | 不正な買い物に使われる | カード会社に連絡し、利用停止と再発行を相談 |
| 運転免許証・パスポートなどの画像 | 本人になりすました手続きに悪用されるおそれ | 警察や消費生活センターに相談し、身に覚えのない契約の通知に注意する |
LINEのヘルプによると、Webログインとは、LINEに登録したメールアドレスとパスワードで、アプリを使わずブラウザからLINE関連サービスや他社サービスにログインする方法です。不審なWebログインがあったときは、パスワードの変更、Webログインの2要素認証の有効化、不審なサイトの公式アカウントのブロック、アプリ連動の解除、そのサイトからのログアウトを行うよう案内されています。パスワードを変えても連動先から自動でログアウトされるわけではない点に注意してください。LINEに登録しているメールサービス側のパスワードも変えておくと、より安全です。
まず、いま使っているスマートフォンでLINEのメッセージを送受信できるか確かめます。ヘルプによると、送受信できていればアカウントは乗っ取られていません。「アカウントからログアウトされました」と表示された場合は画面から再ログインを試し、削除をタップしてしまった場合は登録した電話番号とパスワードで引き継ぎを試します。それでも戻らなければ、ヘルプのお問い合わせフォームから連絡します。
LINEヤフーが調査して乗っ取りを確認した場合、悪用を防ぐためにそのアカウントを削除し、有料アイテムやコインがあれば新しいアカウントへ移すと案内されています。問い合わせは被害にあった本人からのみ受け付け、家族や友人による代理は原則受け付けていないとのことです。
LINEの使い方ガイドとヘルプが挙げている乗っ取り対策の設定は、次のとおりです。
LINEヤフーはパスキー(生体認証)によるログインの利用も勧めています。パスワードを入力する場面そのものが減るので、偽のログイン画面に引っかかる余地も小さくなります。
LINEのヘルプによると、アカウントが乗っ取られると、家族や友人にプリペイドカードやウェブマネーの購入を促すメッセージが送られる場合があります。LINEが使えない状態でも、電話やほかのSNS、家族経由などで「LINEから届くお願いには応じないで」と早めに知らせてください。友だちの側で取るべき対応は友だちのLINEから「ギフトを送って」と来たときの記事にまとめています。
DMを送ってきたインスタのアカウントが知り合いのものだった場合は、そのアカウントも乗っ取られている可能性があります。本人に別の連絡手段で知らせ、Instagramのメニューからアカウントやメッセージを報告してもらいましょう。自分のインスタからも同じようなDMが送られていないか、送信済みのメッセージを確認しておくと安心です。
相談の前に、DMの画面、相手のプロフィール、開いたURL、入力した日時をまとめておくと説明が短く済みます。やり方は証拠の残し方をご覧ください。LINEグループの中で回ってくる偽の案内についてはLINEグループで届く「LINE公式」の案内の記事、電話で認証番号を聞かれた場合は電話でLINEの認証番号を求められたときの記事で扱っています。
A. アカウント名だけでは判断できません。LINEの手続きはLINEアプリか、自分で開いた公式サイトで行ってください。DMのリンクから、LINEの電話番号・パスワード・認証番号を入力する画面に進むよう求められたら、LINEのヘルプの説明と合わないので応じないでください。
A. LINEヤフーは、クリックしてしまった場合でも情報を入力せず、不審なアプリをインストールせず、すぐにブラウザを閉じるよう案内しています。何も入力していないなら、多くの場合これで足ります。念のためLINEのログイン中の端末を確認しておくと安心です。
A. 再ログインや、登録した電話番号とパスワードでの引き継ぎで戻る場合があります。戻らないときは本人がヘルプセンターのお問い合わせフォームから連絡します。乗っ取りが確認されると、アカウントは削除され、有料アイテムなどは新しいアカウントへ移すと案内されています。
A. LINEのヘルプによると、問い合わせは問題に直面している本人からのみ受け付け、家族や友人など代理の方からは原則受け付けていません。家族は、本人がフォームに状況を正確に書けるよう手伝う形になります。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。