Pairsの違反報告・ブロック・非表示のやり方|業者や詐欺目的の相手を見つけたら

Pairsで業者や詐欺目的と思われる相手に出会ったら、画面を保存してから「違反報告」を送り、そのうえでブロックか非表示を選ぶ、という順番がおすすめです。報告は運営に事実確認をしてもらうための手続き、ブロックと非表示は自分の画面から相手を遠ざけるための機能で、役割が違います。

この記事では、Pairsの公式ヘルプに書かれている手順と仕様をもとに、3つの機能の違い、実際の操作、退会してしまった相手を報告する方法、報告のあとに運営側で何が行われるのかを整理しました。どれを選んでも相手に通知されることはないと公式に説明されているので、迷ったときは遠慮せず使ってください。

違反報告・ブロック・非表示はどう違うのか

3つの機能は似ているようで、相手からの見え方や、運営に情報が届くかどうかが異なります。公式ヘルプの説明を表にまとめました。

機能何が起きるか解除運営への情報
違反報告報告の種類と内容が運営に送られ、事実確認の材料になる―届く
ブロックお互いにプロフィールの閲覧とメッセージのやり取りができなくなるできない操作時のアンケートに答えれば届く
非表示相手を自分の検索結果やメッセージの一覧に表示させなくするできる操作時のアンケートに答えれば届く

ブロックと非表示の操作をすると、その相手が詐欺目的・悪質業者だと感じたかを尋ねるアンケートが表示されます。回答した事実や内容は相手に伝わらず、運営側で確認して対応するとされています。ただ、アンケートは選択式の簡単なものなので、具体的な被害や勧誘の内容を伝えたいときは、別に違反報告を送るほうが確実です。

どれを選ぶかの目安

  • 勧誘・金銭の要求・外部への誘導があった:違反報告を送ってからブロック
  • 規約違反かは分からないが、もうやり取りしたくない:非表示(あとで考え直せる)
  • しつこく連絡が来て怖い、二度と関わりたくない:記録を保存してからブロック

報告を送ってからブロックする、という組み合わせも問題ありません。報告を送っても相手の画面が自動で消えるわけではないので、関わりを断ちたいなら報告のあとにブロックも行いましょう。

違反報告の手順と、伝わりやすい書き方

公式ヘルプの通報手順のページに沿って、操作の流れを並べます。

  1. Pairsのアプリにログインする
  2. 報告したい相手のプロフィール、またはメッセージ画面を開く
  3. 画面右上の「…」を押す
  4. 「違反報告する」を押す
  5. 報告の種類を選び、内容を入力して「内容を報告」を押す

報告の対象として公式に例示されているのは、犯罪行為、売春行為、ビジネス・宣伝・勧誘など恋愛以外を目的とした利用、会う約束の一方的なキャンセル、恐喝や誹謗中傷、虚偽のプロフィール、他人へのなりすまし、18歳未満の利用、複数アカウントの所持などです。すべての禁止行為は利用規約の第8条にまとめられています。

内容欄はできるだけ具体的に

ヘルプも「できる限り詳細に」入力するよう求めています。運営側が事実を確かめやすくなるよう、次の要素を入れておくとよいでしょう。

  • いつのメッセージか(おおよその日付)
  • 何を求められたか(LINEのID交換、投資サイトの登録、特定の店での飲食など)
  • 相手が名乗った職業や事情と、プロフィールとの食い違い
  • 金銭の支払いがあったかどうか

あとから思い出したことがあれば、同じ手順でもう一度報告すれば追加情報として扱われます。

報告の種類で迷ったら

一つのやり取りに複数の問題が含まれていることもあります。たとえば「LINEへ誘導され、その先で投資を勧められた」なら、いちばん重いと感じるもの(この例なら勧誘や金銭の要求にあたるもの)を種類として選び、ほかの出来事は内容欄に書き足せば足ります。完璧な分類を目指すより、事実を漏れなく書くことを優先してください。

相手が退会済み・画面から消えたときの報告方法

やり取りの途中で相手が退会すると、メッセージの一覧から姿が消えてしまうことがあります。公式ヘルプによると、マッチングした相手がすでに退会していても違反報告はできます。

  1. メッセージタブの右上にある「…」を押す
  2. 「退会者を表示する」を押す
  3. 表示された相手のメッセージ画面を開き、通常と同じ手順で報告する

アプリから報告できない場合

それでも手続きができないときは、カスタマーサポートに連絡します。その際、相手について次の情報を書き添えるよう案内されています。

  • ニックネーム
  • 年齢
  • 都道府県(居住地)
  • 写真の特徴
  • 違反行為の詳細

カスタマーサポートへは、アプリの「マイページ」から「ヘルプ・お問合せ」、「お問い合わせ」の順に進み、AIチャットボットで解決しなければメールでの問い合わせフォームを開きます。受付は24時間365日で、2営業日以内に返信するとされています。なお、Pairsには電話の問い合わせ窓口はありません。

退会した相手の情報は時間がたつほど追いにくくなります。相手が急に退会したときは、アカウントを消して足取りを断とうとしている可能性もあるので、気づいた日のうちに報告を済ませておくと安心です。

報告したあとに運営側で起きること

報告した側が気になるのは「本当に対応してもらえるのか」「相手に知られないか」という点だと思います。公式ヘルプの説明をまとめると、次のようになります。

  • 報告された内容はすべて確認され、所定の事実確認のうえで警告や強制退会などの措置がとられる
  • 報告したこと、報告の内容は、相手を含むほかの会員に伝えられない
  • 違反者に対しても、報告の内容・報告者・判断の根拠は原則として開示しない
  • 進み具合や、どんな措置をとったかは報告者にも知らされず、問い合わせても回答されない
  • 違反に当たらないと判断した場合や、事実確認が十分にできない場合は対応を見送ることがある

対応を見送る場合があるのは、虚偽の報告によって無関係な利用者が不利益を受けるのを防ぐためだと説明されています。結果が見えないのはもどかしいかもしれませんが、具体的な記録を添えた報告ほど事実確認に役立つと考えて、できるだけ詳しく書いておきましょう。

しばらくして相手のプロフィールに「強制退会済み」と表示されていれば、規約違反などを理由に強制退会の処理が行われたという意味です。理由までは教えてもらえません。

報告がなくても、運営側の見守りは続いています。Pairsは24時間365日の監視体制をとっていると公表しており、やり取りの中身も、人の目と自動の検知ツールを組み合わせてチェックしていると説明しています。利用者からの報告は、この見守りでは拾いきれない情報を補う役割を持っていると考えるとよいでしょう。

ブロック・非表示の操作と、押す前に保存しておくもの

ブロックの手順

  1. 相手のプロフィール右上の「…」を押す
  2. 「非表示・ブロックの設定」を押す
  3. 「ブロック」を選んで「設定」を押す
  4. 確認画面で「はい」を押す

非表示の手順と解除

設定はブロックと同じ画面から「非表示」を選ぶだけです。解除したいときは、「マイページ」の歯車マークから「非表示のお相手」を開き、該当する相手の「解除する」を押します。

操作の前に残しておきたい記録

ブロックすると相手のプロフィールもやり取りも見られなくなり、しかも元に戻せません。お金の話が出ていた、店や外部サイトに誘導されたといった場合は、操作の前に次のものをスクリーンショットで保存しておきましょう。

  • 相手のプロフィール画面(ニックネーム、年齢、居住地、写真、自己紹介)
  • 問題のあるメッセージと、その前後のやり取り
  • 案内されたURLやLINEのID、店名など外部の情報

日付が画面に写るように撮っておくと、あとで時系列を説明するときに役立ちます。保存の基本は証拠の残し方で詳しく解説しています。

アプリ内の手続きだけでは足りない場面

違反報告とブロックは、Pairsの中での被害の広がりを防ぐための仕組みです。すでにお金を払った、脅された、身の危険を感じたという場合は、それだけでは解決しません。

Pairsのヘルプ「出会った相手から身の危険を感じるような行為をされた」は、暴力や脅迫・恐喝、高額商品の購入をはじめとする詐欺行為、金品の盗難などがあったときは、速やかに最寄りの警察へ相談し、そのうえでPairsにも違反報告するよう求めています。警察から捜査協力の依頼があれば、担当者が対応しているとも書かれています。

警察への相談は、緊急でなければ警察相談専用電話「#9110」からもできます。送金してしまった後の手順は送金後に今日やることの記事、公的な相談窓口の使い分けはPairsで詐欺が疑われるときの相談先の記事で詳しく紹介しています。

契約や購入をしてしまった場合は、消費者ホットラインの188番から近くの消費生活センターに相談することもできます。どの窓口でも、Pairs上の相手のニックネームや年齢表示、やり取りのスクリーンショット、支払いの記録があれば、状況を説明しやすくなります。

よくある質問

Q. Pairsで違反報告したら相手に通知されますか?

A. 通知されません。公式ヘルプは、違反報告されたことや報告の内容を、相手を含むほかの会員に伝えることはないと説明しています。ブロックや非表示をしたときのアンケートの回答も、相手には伝わりません。

Q. ブロックした相手を元に戻せますか?

A. ブロックは解除できません。あとで見返す可能性がある場合は、先に画面を保存しておくか、解除できる「非表示」を選んでください。

Q. 報告した相手がどうなったか教えてもらえますか?

A. 教えてもらえません。Pairsは、報告後の進み具合や、違反者にどのような措置をとったかは開示しないとしており、カスタマーサポートに問い合わせても回答されません。

Q. 違反報告のあとで追加の情報を伝えたいときは?

A. 公式ヘルプによると、同じ違反報告の手順でもう一度報告すれば、追加情報として確認のうえ対応が進められます。

この記事の出典

※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。

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参考資料

  • 警察庁「サイバー犯罪・特殊詐欺に関する情報」
  • 消費者庁・国民生活センター「消費者トラブルに関する公表情報」
  • 金融庁「無登録業者に関する注意喚起」
免責:本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の事案に対する法的助言ではありません。記載内容により返金・回収・解決を保証するものではありません。個別のご相談は、弁護士または公的機関にご確認ください。