Facebookで勧誘された国税庁を名乗る詐欺メールについての解説と相談先
Facebookで勧誘された国税庁を名乗る詐欺メールに注意が必要なケース n Facebookで勧誘された国税庁を名乗る詐欺メールのような状況に遭遇した場合、そ…
Instagramで楽天市場らしきアカウントをフォローしたら、「プレゼントに当選しました」というDMが届いた。リンクを開くとクレジットカードの登録を求められた。そんな場面で、本物かどうかを確かめたい方に向けた記事です。
最初に押さえておきたいのは、楽天市場自身がこの流れを注意喚起の事例として公表していることです。楽天市場の公式ヘルプには、公式Instagramアカウントを装ったアカウントをフォローした後に当選DMが届き、リンク先でカード登録を求められたという例が載っています。そのうえで、楽天市場の公式アカウントはrakuten_officialであり、DMでクレジットカード情報を聞くことはないと明記されています。
以下では、DMの送り主が公式かどうかを見分ける方法、偽のページで入力を求められやすい項目、入力してしまった後の手順、楽天カードを使っている人が確認したい機能、通報先を順番に説明します。
楽天市場のヘルプページ「楽天市場を装った不審なInstagramアカウント」で紹介されている手口は、次のような順で進みます。
応募した覚えがある人ほど、当選の知らせを疑いにくくなります。キャンペーンに参加したのは本物の企画でも、当選を知らせてきたアカウントが別物という組み合わせもありえます。応募の有無ではなく、誰から、どこへ誘導されたのかで判断してください。
楽天市場は、楽天をかたる不正の事例一覧の中で「Instagram詐欺アカウント」を独立した項目として掲げています。メールやSMSだけでなく、SNSのDMも入口として使われていると考えておくのが安全です。
見た目が本物そっくりでも、次の点を順に照らし合わせれば、多くの場合は区別がつきます。
表示名は誰でも「楽天市場」にできます。確認するのは@以下のユーザーネームです。楽天市場がヘルプで示している公式のユーザーネームはrakuten_officialです。アンダーバーの位置が違う、末尾に数字や「jp」「_sale」などが付いている場合は別のアカウントです。
楽天市場は「SNS公式アカウント一覧」のページを設けており、Facebook、LINE、X(旧Twitter)、Instagram、YouTubeの公式アカウントを掲載しています。ブラウザで楽天市場のサイトを自分で開き、この一覧のリンクからInstagramに移動して、DMの送り主と同じアカウントかを見比べてください。
フォローしたタイミングを見計らって連絡が来るのは、偽アカウントがフォロワーを一覧で監視しているためと考えられます。反応した直後に届く当選連絡ほど、慎重に扱ってください。
カード番号、セキュリティコード、楽天IDとパスワード、身分証の画像。このどれかを求められた時点で、楽天市場が「DMでは聞かない」と明言している範囲に入ります。それ以上進む必要はありません。
公式との照合に加えて、アカウントやDMの文面そのものにも手がかりが残っていることがあります。ひとつでも当てはまれば、リンクを開く前に手を止めてください。
逆に、これらに当てはまらないから本物だとはいえません。文面が自然で急かさないDMでも、カード情報や楽天IDを求めてきたら扱いは同じです。
フィッシング対策協議会は、楽天や楽天市場・楽天カードをかたるフィッシングについて繰り返し緊急情報を出しています。そこで確認された偽サイトでは、次のような情報を入力させる作りになっていました。
| 分類 | 入力させられる項目の例 |
|---|---|
| アカウント情報 | ユーザID、パスワード |
| 本人の連絡先 | メールアドレス、住所、生年月日、電話番号 |
| カード情報 | カード番号、有効期限、セキュリティコード、名義 |
| 認証情報 | 本人認証サービス(3Dセキュア)のパスワード |
| その他 | 楽天ポイントカード番号、運転免許証やパスポートの画像 |
協議会の説明では、偽サイトの多くが本物の画面を写し取って作られており、画面の見た目だけで真偽を判断するのは極めて困難です。「ロゴも色も本物と同じだったから入力した」という状況は珍しくありません。ページの作りではなく、そこへたどり着いた経路で判断するほうが確実です。
当選の賞品を送るのに、カードのセキュリティコードや3Dセキュアのパスワードが必要になる場面は通常考えにくいものです。「送料だけ」「本人確認のため」と説明されていても、入力は控えてください。
どこまで進んだかによって、やることが違います。
楽天市場は、不審なURLを開いてしまった場合の対応として、無線LANを切る、セキュリティソフトで端末を検査する、必要に応じて警察のサイバー犯罪相談窓口に相談する、といった手順を案内しています。ファイルがダウンロードされていたら開かずに削除してください。
楽天市場は、不正に使われる前に電話でカードの停止手続きを急ぐよう呼びかけています。楽天カードの場合は、楽天カードの問い合わせページにある紛失・盗難の窓口が案内先です。他社のカードなら、カード裏面の番号に電話します。
画像が悪用されて口座開設や契約に使われるおそれがあります。警察に相談した記録を残し、心当たりのない契約の連絡が来たらすぐに事業者へ申し出られるよう、送った画像の種類と日時を控えておいてください。
DMで入力したカード番号がどのように使われうるか、補償の申告期限については3Dセキュアの認証コードを偽サイトに入れた場合で詳しく扱っています。
DMのリンク先で入力したのが楽天カードの情報なら、楽天カード側が用意している仕組みも確認しておくと、被害の早期発見につながります。
警告画面が出たら、それは入力が偽サイトに渡った疑いがあるという知らせです。出なかったから安全だと考えるのではなく、入力した自覚があれば自分から停止の連絡を入れてください。
楽天カードは、メールや電話でカード番号16桁、楽天ID、ワンタイムパスワードを聞くことはないと公式に案内しています。DMでも同じ考え方で扱って差し支えありません。
被害の有無にかかわらず、偽アカウントを見つけたら次の3か所に知らせておくと、同じDMを受け取る人を減らす助けになります。
報告の前に、偽アカウントのユーザーネーム、DMの画面、リンクのURLを保存しておいてください。アカウントは報告後に消えることが多く、後から相談するときに説明の材料がなくなってしまいます。保存の方法は証拠の残し方を参照してください。
カードの不正利用が見つかった場合や、お金を支払ってしまった場合は、お住まいの都道府県警察のサイバー犯罪相談窓口か、#9110で相談できます。InstagramのDMからAmazonの偽サイトに誘導された例はインスタDMから偽サイトに進んだときの確認で扱っています。
A. 楽天市場のヘルプでは、公式アカウントはrakuten_officialと案内されています。楽天市場の「SNS公式アカウント一覧」のページからたどると、確実に公式へ移動できます。
A. 応募していても、連絡してきたアカウントが公式とは限りません。楽天市場はDMでクレジットカード情報を聞くことはないとしています。カード番号や楽天IDの入力を求められたら、応募の有無にかかわらず入力しないでください。
A. 請求が来る前に動くほうが被害を抑えやすくなります。楽天市場は、カード番号を入力した場合は電話でカードの停止手続きを早急に行うよう案内しています。カード会社に連絡し、再発行についても相談してください。
A. 楽天カードとACSiONが2026年5月1日から導入した機能で、偽サイトに楽天IDやパスワード、カード番号などを入力した疑いがある人に警告を表示します。表示されたら、パスワード変更やカード停止の手続きを急いでください。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
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