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国際ロマンス詐欺の証拠の集め方・保存方法を解説。警察や弁護士に相談する前に整理しておくべき情報とスクリーンショットの取り方をまとめました。
国際ロマンス詐欺の被害に遭ったと気づいたとき、最初に行うべきことの一つが「証拠の保全」です。詐欺グループはやりとりの痕跡を残さないよう、アカウントを削除したりブロックしたりすることがあります。また、被害者自身が「恥ずかしい」「見たくない」という気持ちから証拠を削除してしまうケースも少なくありません。しかし、証拠は警察への被害申告・弁護士への相談・行政手続きのいずれにおいても不可欠な情報です。この記事では、どのような証拠を、どのように集め・残すかを具体的に解説します。
詐欺被害の相談・申告において、証拠がなければ何も始まりません。特に以下の場面で証拠が必要になります。
相手との会話履歴は最も重要な証拠です。削除される前に必ず保存してください。
LINEの場合
InstagramやFacebookのDMの場合
WhatsAppの場合
メールの場合
証拠を保全した後であれば相手をブロックしても問題ありません。ただし、ブロック前にすべてのやりとりと相手の情報を保存してください。アカウントが削除されると相手のプロフィール情報にアクセスできなくなります。
| 機関 | 連絡先 | 備考 |
|——|——–|——|
| 警察相談専用電話 | #9110 | 証拠の持参方法も案内してもらえる |
| 消費者ホットライン | 188 | 消費生活センターにつながる |
| 国民生活センター | 03-3446-1623 | 相談記録・証拠の整理アドバイスあり |
| 法テラス | 0570-078374 | 弁護士費用の立替制度あり |
Q: LINEのやりとりを相手がすでに削除してしまいました。証拠はなくなりましたか?
A: 相手側で削除されても、自分のアプリ内にトーク履歴が残っている場合があります。LINEは相手が削除しても自分側のデータは消えません(「送信取消」された場合は消える)。自分のスマートフォンのトーク履歴を確認し、残っていればすぐにバックアップしてください。
Q: 証拠のスクリーンショットは何枚くらい必要ですか?
A: 枚数より「やりとりの全体像が把握できること」が重要です。送金を求めてきた経緯・具体的な金額・送金方法の指示などが含まれるメッセージは特に重要です。できる限り全履歴を保存することを目指してください。
Q: 相手のプロフィール写真が本人の写真かどうか確認できますか?
A: Googleの「画像で検索」(画像を右クリック→「Googleで画像を検索」または画像URLをアップロード)を使うと、同じ画像がネット上の他の場所で使用されているかどうか確認できます。外国人モデルや軍人の写真が使用されていることが判明するケースがあります。
Q: 証拠を警察に持って行く際、スマートフォンを持参すればいいですか?
A: スマートフォン本体の持参も有益ですが、スクリーンショットをまとめてPDFに変換したものやプリントアウト、または一覧表(日時・内容のまとめ)を作成していくと、警察官への説明がスムーズになります。
Q: 証拠を集める前に相手にブロックされました。
A: ブロックされても、すでに保存した履歴は有効な証拠です。相手のアカウントにアクセスできなくなった場合も、保存済みのスクリーンショットや送金記録を使って申告・相談を進めることができます。
証拠の保全は、被害申告・相談・法的手続きのすべてにおいて出発点となります。気づいたその瞬間から、削除や散逸を防ぐために証拠を保存してください。複数の場所にバックアップし、経緯をまとめたメモを作成しておくことで、その後の対応が格段に進めやすくなります。
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本記事は、弁護士監修のもと一般的な情報提供を目的として作成されています。個別の事案における法的判断や返金・解決を保証するものではありません。具体的な対応については、弁護士または公的相談機関にご相談ください。
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