NEOBANK/ネオバンク本店営業部とは?被害相談の前に確認すべきポイントと相談先
「NEOBANK/ネオバンク本店営業部は大丈夫?」と検索される方へ。支援金・当選金詐欺で報告されがちな手口と、トラブル時にまず取るべき行動を中立的にまとめました…
インスタグラムのDMで「海外の資産家の遺産の受取人にあなたが選ばれた」と言われ、手続きのためにパスポートや運転免許証の写真、銀行の口座番号を送ってしまった。そんなときは、今日のうちに「送った情報ごとの連絡先」へ順に手を打つことが大切です。まだお金を払っていなくても、名前や口座を悪用されないための手続きがいくつかあります。
この記事では、遺産の話そのものの見分け方ではなく、個人情報を渡してしまった後の対処に絞って説明します。遺産の話が届く入口やお金の名目の移り方は、「遺産を受け取ってほしい」というDMやメールの記事にまとめています。
遺産の話がインスタグラムのDMで届くと、早い段階で「受取人として登録するため」と称して次のようなものを求められることがあります。
インスタグラムでは、プロフィールや投稿から名前、住んでいる地域、家族の様子、趣味が読み取れることがあります。相手はそうした情報を手がかりに「あなたの名字が故人と同じだった」「慈善活動の投稿を見て選んだ」などと、選ばれた理由をもっともらしく語ります。豪邸や高級車の写真を並べたアカウントから連絡が来ても、その写真が本人のものとは限りません。
外務省は、インターネットで接触してきただけの見ず知らずの他人に銀行の口座番号などを教えると、とんでもないことに巻き込まれるおそれがあると注意を促しています。遺産を受け取る正式な手続きで、SNSのメッセージに身分証の画像を貼り付けて送らせることは考えにくく、DMで身分証を求められた時点で、話の信ぴょう性はかなり低いと受け止めてください。
何を渡したかによって、心配すべきことは変わります。
| 渡した情報 | 考えられるリスク |
|---|---|
| 氏名・住所・電話番号 | 別の名目の勧誘や、「取り戻せる」という連絡が増える |
| 身分証の写真 | 自分の名義で契約や借入れの申込みに使われる |
| 身分証を持った自撮り | オンラインの本人確認に流用される |
| 口座番号と名義 | だまし取ったお金の振込先として使われる |
| 暗証番号・ログイン情報 | 口座から直接お金を動かされる |
国民生活センターは、アンケートのアルバイトを口実に運転免許証の画像を撮られ、口座番号とキャッシュカードの暗証番号を伝えたところ、知らないうちに本人名義で消費者金融から30万円を借りられていた、という相談を公表しています。一方で、情報処理推進機構(IPA)の相談窓口は、本人確認書類の写真が悪意ある第三者に渡った場合の影響について情報を持ち合わせていないとしています。つまり「何が起きるか」は事前に言い切れないため、起きうることを一つずつ塞いでいく考え方が現実的です。
やり取りの中で、配偶者や子どもの名前、実家の住所、勤め先まで伝えていたなら、その人たちにも事情を話しておきましょう。「遺産の件で」「あなたの家族の手続きで」と、家族や職場に直接連絡してくる可能性がゼロとはいえないからです。恥ずかしさから黙っていると、家族が別の名目の支払いに応じてしまうおそれがあります。伝えるときは、何を渡したかと、今後どんな連絡に気をつけてほしいかの二点に絞ると話しやすくなります。
IPAは、本人確認書類の写真を送ってしまった場合の相談先として、運転免許証はお住まいの地域の警察署、マイナンバーカードとパスポートは交付元の自治体を挙げています。どの書類を送ったかを確認し、それぞれの窓口にどんな対応が必要か問い合わせてください。
信用情報機関には、本人確認書類が悪用されるおそれがあることを登録しておく「本人申告」という仕組みがあります。日本信用情報機構(JICC)は、運転免許証などの現物は手元にあっても、画像を送信してしまったなど情報が流出した場合にも本人申告コメントを登録できると案内しています。この場合に選ぶのは「名義の悪用防止」のコメントです。IPAは、JICCのほか、シー・アイ・シー(CIC)と全国銀行個人信用情報センターの3機関を案内しています。登録した後の扱いは各機関のよくある質問に載っているので、読んでから申し込むと安心です。
マイナンバーカード総合サイトのよくある質問では、番号そのものを変えられるのは、カードが盗まれた場合など不正利用のおそれがあるときだけだと説明されています。番号が写った画像を送ってしまったときは、お住まいの市区町村の窓口に事情を伝えて相談してください。
銀行の口座番号だけでなく、暗証番号やネットバンキングのログイン情報まで伝えた場合は、身分証よりも急いで対応します。
見知らぬ名義から入金があっても、引き出したり、言われたとおりに別の口座へ送ったりしないでください。だまし取られた誰かのお金が経由しているおそれがあり、自分の口座が犯罪に使われる形になります。そのまま銀行に知らせ、指示を仰ぐのが安全です。キャッシュカードや通帳そのものを郵送してしまった場合は、紛失・盗難と同じ扱いで、すぐに利用停止を頼んでください。暗証番号を伝えていなくても、カードが相手の手元にあること自体が危険です。
口座を貸す・預ける話を持ちかけられている場合の注意点は、謝礼や口座の貸し出しを頼まれたときの記事で詳しく扱っています。
情報を送った相手とのDMは、消す前に画面を保存します。相手のユーザーネーム(@から始まる文字列)とプロフィール画面、送った画像と日時が分かる部分を残しておくと、相談や届け出のときに説明しやすくなります。
相手は、受け取った個人情報を別のアカウントにも共有していることがあります。ブロックした後に、弁護士や銀行、税関を名乗る新しいアカウントから連絡が来ても、同じ話の続きだと考えて応じないようにしましょう。
銀行、自治体、信用情報機関、警察と、連絡する先が複数になるため、どこに何を話したかが混乱しがちです。手を打つ前に、次のような表を紙かメモアプリに作っておくと、窓口ごとに同じ説明を繰り返す負担が減ります。
| 項目 | 書いておく内容 |
|---|---|
| いつ | DMで送った日付と時刻 |
| 誰に | 相手のユーザーネームと名乗った肩書き |
| 何を | 送った書類の種類、表裏の別、口座の銀行名と支店 |
| どうやって | DMに直接貼った、外部のフォームに入力した、など |
| 連絡済みの窓口 | 連絡した日と担当部署、言われたこと |
外部のフォームやサイトに入力した場合は、そのURLも控えておきましょう。入力画面がすでに消えていても、ブラウザの閲覧履歴に残っていることがあります。表の最後の欄は、手続きが進むたびに書き足していきます。
個人情報を渡した後は、次のような連絡が届くことがあります。
国民生活センターは、被害回復をうたって近づく二次被害にも注意するよう呼びかけています。こうした連絡が来ても、相手の指定する窓口には連絡せず、自分で調べた公的な窓口に相談してください。
相談先は、警察の相談窓口につながる#9110、消費生活センターを案内する188です。身に覚えのない借入れや契約が見つかったときは、その金融機関にもすぐ連絡します。下の一覧表を持って行くと話が早く進みます。画面の保存のコツは証拠の残し方で紹介しています。
A. DMの画面を保存したうえで、交付元の自治体に相談し、信用情報機関(JICC・CIC・全国銀行個人信用情報センター)への本人申告を検討してください。IPAは、パスポートやマイナンバーカードは交付元の自治体、運転免許証は警察署を相談先として案内しています。
A. オンラインの本人確認で使われるおそれがあります。信用情報機関に「名義の悪用防止」の本人申告を登録しておくと、あなたの名義で申込みを受けた会社が、審査の際にそのコメントを確認できるようになります。あわせて#9110にも状況を伝えてください。
A. 消したかどうかを確かめる方法はなく、頼むことで会話が続き、別の要求につながることもあります。相手とのやり取りは終わりにして、自分の側でできる手続き(銀行・自治体・信用情報機関への連絡)を進めるほうが確実です。
A. お金を払う前でも相談できます。個人情報を渡した経緯を伝えると、今後気をつけることを教えてもらえます。#9110に電話すると、お住まいの地域の警察の相談窓口につながります。
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