ロマンス詐欺で送金してしまった場合の返金と対処法
ロマンス詐欺でお金を送金してしまった場合、できるだけ早く行動することが回収の可能性を高めます。銀行振込なら「組戻し」、クレジットカードなら「チャージバック」が有…
SNSで知り合った外国人から送金を求められた時の初動対応を解説。送金前・送金後に取るべき行動と確認事項をわかりやすくまとめました。
SNSやマッチングアプリで知り合った外国人から突然「送金してほしい」と頼まれたとき、どうすればよいのでしょうか。感情的なつながりがある相手からの頼みごとを断るのは難しく、「信じたい」という気持ちが冷静な判断を妨げることがあります。この記事では、送金を求められた際に最初に取るべき行動を、送金前と送金後に分けて具体的に解説します。
SNSやマッチングアプリで知り合い、しばらくやりとりをした後に「緊急の事情」を理由として送金を求めてくるのが、国際ロマンス詐欺の典型的な流れです。
送金を求める名目は様々です。「税関で荷物が止められた」「医療費が急に必要になった」「仕事の契約金が必要」「投資の出金手続きのために税金を先払いしなければならない」など、もっともらしい理由が使われます。
重要なのは、SNSやアプリで知り合ってから一度も実際に会ったことのない相手への送金は、詐欺のリスクが非常に高いという認識を持つことです。たとえ長期間やりとりをしていても、一度も会ったことがない相手に送金することは慎重に考える必要があります。
「突然こんなことを頼んで申し訳ないが、税関で荷物が止まっていて手数料を払わないと没収される」「入院した家族の医療費が今日中に必要」など、緊急性を強調することで「早く助けてあげなければ」という心理を引き出します。
最初は数万円など比較的少額の送金から始め、「返すから」と約束します。返済の約束が守られないまま、次の「緊急事態」が発生し、徐々に送金額が増えていきます。
「あなたが助けてくれないなら、もう連絡できない」「こんなに信頼していたのに」などの言葉で、感情的な圧力をかけてくることもあります。
銀行振込が難しい場合、「ビットコインで送って」「電子マネーのギフトカード番号を教えて」など、追跡が難しい手段を指定することが多いです。
初動対応と同時に、以下の情報を整理・保存しておくことが、その後の相談や手続きを進めやすくします。
| 機関 | 連絡先 | 対応内容 |
|——|——–|———|
| 警察相談専用電話 | #9110 | 詐欺被害の相談・被害申告の案内 |
| 消費者ホットライン | 188 | 最寄りの消費生活センターにつながる |
| 金融庁金融サービス利用者相談室 | 0570-016811 | 金融機関への不審な送金相談 |
| 法テラス | 0570-078374 | 弁護士費用立替制度の案内 |
| サイバー犯罪相談窓口 | 各都道府県警察HPより | オンライン・電話相談 |
Q: 相手から「警察に行くな」と言われていますが、無視していいですか?
A: はい、無視して問題ありません。「警察に行くと全部無駄になる」「あなたも共犯になる」などの発言は、被害者を孤立させるための脅し文句です。被害申告をすることで被害者本人が不利になることはありません。
Q: 送金してしまった直後です。今すぐできることは何ですか?
A: 送金直後であれば、まず送金した銀行に電話し「詐欺被害に遭った可能性がある。振込を止めてほしい」と伝えてください。同時に警察(#9110)に相談し、振込先口座の凍結申請の手続きを案内してもらうことを検討してください。時間が経つほど資金の回収が難しくなります。
Q: 相手に会ったことがなく顔も知らないのですが、被害申告できますか?
A: できます。相手の実名や所在地がわからなくても、SNSアカウント情報・やりとりの履歴・送金先口座などの情報があれば被害申告は可能です。警察が捜査を行う際のきっかけとなります。
Q: 「個人間の金銭貸借」と見なされる可能性はありますか?
A: 詐欺かどうかの判断は、相手の言動・経緯・送金の状況などを総合的に考慮して行われます。個別のケースについては弁護士にご相談ください。
Q: 複数回に分けて送金してしまいました。全部の記録が必要ですか?
A: はい、すべての送金記録を保存・整理してください。送金の回数・日時・金額・送金先をまとめた一覧を作成しておくと、その後の相談や手続きで役立ちます。
SNSで知り合った相手から送金を求められた時点で、一度立ち止まることが最も重要です。送金前であればリスクを回避できる可能性があります。送金後であっても、早期の行動が被害を最小限に抑えるために重要です。一人で抱え込まず、公的相談窓口や専門家に相談してください。
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本記事は、弁護士監修のもと一般的な情報提供を目的として作成されています。個別の事案における法的判断や返金・解決を保証するものではありません。具体的な対応については、弁護士または公的相談機関にご相談ください。
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