フリマアプリ取引詐欺の返金対処|メルカリ・ヤフオクの相談先
フリマアプリやネットオークションで代金を払ったのに商品が届かない、偽物や壊れた商品が届いた場合の返金対処法を解説。運営事務局への連絡手順、支払い方法別の対応、警察・消費生活センターへの相談先まで整理します。
登録した覚えがないのに「あなたの前世が判明しました」「守護霊から緊急のメッセージがあります」といったメールが届き、開いてよいのか、リンクを押してしまったがどうすればよいのかと迷っている人に向けた記事です。基本は、本文のリンクや電話番号には触れず、配信停止の依頼も含めて返信しないことです。広告メールには特定電子メール法と特定商取引法のルールがあり、ルールに沿わないメールは情報提供の対象になります。開封前、開封後、登録後の段階ごとに、やることを整理しました。
一通のメールにこうした特徴がいくつも重なっていれば、開いた後の行動には注意が要ります。この種のメールの行き先は、ポイントを買ってやり取りする有料のメール占いサイトだったり、個人情報やカード情報を入力させるページだったりします。どちらであっても、メールの中に用意された導線に乗らないことが出発点です。
文面は、受け取った人を名指ししているように見えても、同じ内容が大量に送られていることがあります。「あなたの生年月日から」「あなたのお名前を拝見して」と書かれていても、実際には本文に名前も生年月日も入っていない、という点に気づけば、落ち着いて扱えるはずです。
占いサイトをめぐる相談について国民生活センターが出した注意喚起(2020年11月26日公表)でも、自分だけに向けられたと思わせるメッセージが実際には多くの消費者に届いていること、無料のつもりで個人情報を入れたところ意図しない会員登録がされ、複数の占いサイトからメールが来るようになった相談があることが、問題点として挙げられています。同じ注意喚起によれば、占いサイトやアプリに関する相談は2016年度以降、年間1,000件を超えて寄せられていました。
同じ文面が携帯電話のSMS(ショートメッセージ)で届くこともあります。SMSは電話番号あてに届くため、メールアドレスを登録した覚えがなくても受け取ることがあります。扱い方はメールと同じで、本文のURLには触れず、迷惑SMSとして報告してから削除します。
営利目的の広告や宣伝のメールには、送り手が守るべきルールがあります。
| 法律 | 主な内容 |
|---|---|
| 特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(特定電子メール法) | 2008年12月1日施行の改正で、あらかじめ同意した相手にだけ広告メールを送れる「オプトイン方式」になった。送信者の氏名または名称や、受信拒否の連絡を受けるためのアドレスなどを表示する義務があり、受信を拒否した人への送信や、送信者情報の偽装は禁じられている |
| 特定商取引法(第12条の3) | 通信販売の電子メール広告についても、相手の承諾や請求がなければ原則として送ってはならないと定めている |
つまり、登録した覚えのない鑑定サイトから広告メールが届き、送信者名も受信拒否の方法も書かれていなければ、これらのルールに沿っていない疑いがあります。ただし、以前に占いサイトや懸賞サイトへ登録した際、提携先からの広告メールの受信に同意していたというケースもありえます。届いたメールの差出人と、過去に登録したサービスを照らし合わせてみてください。
本文を表示しただけで料金が発生したり、契約が成立したりすることは通常ありません。リンクや添付ファイルに触れていなければ、迷惑メールとして報告し、削除して構いません。
表示されたサイトで何も入力していないなら、ブラウザを閉じます。「登録が完了しました」「料金をお支払いください」と出てきても、自分で申込みの操作をしていないのなら、慌てて連絡する必要はありません。表示された画面は保存しておきます。
登録後は、鑑定師を名乗る差出人から次々とメールが届くようになることがあります。ポイントを買ってメッセージをやり取りする仕組みのサイトであれば、最初の購入の前に利用規約と料金表を確かめ、使うつもりがないなら退会の手続きに進みます。退会の方法が見つからない、退会できないという場合は占いサイトを退会できない時の対処法を参考にしてください。
リンク先で「鑑定結果を見るにはアプリが必要」とインストールを求められても、指示に従わないでください。すでに入れてしまったなら、そのアプリを削除し、端末の設定で見慣れない構成プロファイルや管理アプリが追加されていないかを確かめます。
カード番号を入れてしまったときは、すぐにカード会社へ連絡し、カードの利用停止や再発行を相談します。同じパスワードを使っている他のサービスがあれば、そちらも変更します。前世鑑定に限らず、偽サイトに情報を入れてしまったときに共通する対処です。
メールを止めたい一心で、本文の配信停止リンクを押したり「もう送らないで」と返信したりしたくなりますが、差出人の素性がわからないメールでは控えてください。迷惑メール相談センターは、メールに書かれたURLや電話番号への問い合わせ、メールの指示どおりの入力やアプリのダウンロードは大変危険だとして、行わないよう呼びかけています。
ルールを守る送信者であれば、受信拒否の連絡を受けた後にメールを送り続けることは特定電子メール法で禁じられています。一方、ルールを守らない送信者に返信すれば、そのアドレスが実際に使われていると知らせる結果になりかねません。配信を止める手段としては、次の方法が安全です。受信拒否を設定したのに同じ送信者から形を変えて届き続けるなら、その経過も記録しておくと、情報提供の際の材料になります。
ルールに反していそうな広告メールを見つけたら、迷惑メール相談センターへ知らせる方法があります。運営しているのは一般財団法人日本データ通信協会で、同センターは迷惑メール対策推進協議会を通じて総務省や消費者庁と連携しており、ウェブサイトに違反メール・SMSの情報提供の窓口を設けています。
情報提供の前に、次のものを手元に残しておくと役立ちます。
ただし、情報提供の窓口は、個別の返金や契約の問題を解決してくれる場所ではありません。お金を払ってしまった、契約をやめたいといった問題は、次の見出しの相談先へ持ち込みます。メールや画面の保存方法は証拠の残し方にまとめています。
メールから登録したサイトで、「前世の因縁を断ち切るための儀式」「守護霊との交信料」といった名目のポイント購入が続いているなら、まず総額をつかみます。退会の手続きを進める前に、サイト内の購入履歴やメッセージの一覧を保存しておくと、退会後に見られなくなっても金額を示せます。メール占いの料金の数え方はメール占いの総額を明細から出す方法で説明しています。
霊的な不利益を避けるには支払いが欠かせないと不安をあおられて課金を重ねていた場合は、消費者契約法の霊感等に関する規定(第4条第3項第8号)による取消しを検討できます。要件と手順の詳しい解説は霊感等による勧誘の取消しの記事にあります。
前世占いの勧誘が、メール以外にどんな経路で届くのかは前世占いの高額商法の記事で経路別に比べています。
A. メールを表示しただけで料金が発生することは通常ありません。リンク先で申込みの操作やカード情報の入力をしていなければ、迷惑メールとして報告して削除してください。
A. 差出人がわからないメールの配信停止リンクは押さないでください。迷惑メール相談センターも、メール内のURLや電話番号に問い合わせないよう呼びかけています。迷惑メールフィルターや受信拒否の設定で止めるのが安全です。
A. 過去に登録した別のサイトで、提携先からの広告メールの受信に同意していた可能性もあります。心当たりがなければ、迷惑メール相談センターに情報提供し、受信拒否の設定をしてください。そのサイトにログインできるなら、公式の画面から配信停止や退会の手続きをします。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。