インスタグラムのDMで豚の丸焼き詐欺の対処法にあったときの対処手順
インスタグラムのDMで豚の丸焼き詐欺の対処法に注意が必要なケース n インスタグラムのDMで豚の丸焼き詐欺の対処法のような状況に遭遇した場合、その内容に不審な点…
「〇〇さん、明日の打ち合わせは10時で大丈夫ですか?」。心当たりのない番号から、こうしたショートメッセージ(SMS)が届く。親切心で「番号をお間違えですよ」と返すと、丁寧なお礼と自己紹介が返ってきて、やり取りが続くようになる。数週間後には恋人のような距離になり、相手の得意な投資の話が始まる。この記事は、そうした流れの途中にいる人と、返信してしまって不安になっている人に向けたものです。
最初に結論を書くと、返信しただけで被害が決まるわけではありません。ただし、相手がお金や投資の話を持ち出したら、そこで立ち止まる理由は十分にあります。以下で、よくある進み方、返信後に確かめる点、スマートフォンの設定、相談先を順に見ていきます。
米国の連邦取引委員会(FTC)は、見知らぬ番号から届く「間違い」のメッセージを警戒すべきテキスト詐欺の一つに挙げ、2024年に報告が多かった手口の5位に入れています。FTCの説明では、間違いを指摘してくれた人と友人関係を装い、ときに恋愛の雰囲気も交えながら、やがて成功した投資家として偽の投資サイトへ誘う、という流れです。日本でも国民生活センターが、間違いを装ったメールに返信したことで別のサイトへ誘われた相談事例を紹介しています。
段階に分けると、次のように進むことが多いようです。
FTCが例に挙げている最初の一通は、「こんにちは」や「コーヒーでもどう?」といった、拍子抜けするほど短いものです。長い文面や怪しいリンクがないぶん、つい返事をしてしまいやすいのが特徴といえます。
日本国内の数字も見ておきます。警察庁がまとめた2025年のSNS型ロマンス詐欺では、相手からの最初の接触の92.8%がダイレクトメッセージでした。それ以外の手段は合計407件で、内訳は公表資料では細かく分けられていません。SMSや電話が入口になるのは件数の上では少数とみられますが、少ないから安全という意味ではありません。
親切で返事をしたことを悔やむ必要はありません。考えたいのは、ここから先の付き合い方です。今のやり取りを振り返って、次の問いに答えてみてください。
やり取りをやめると決めたら、ブロックの前にスクリーンショットを撮っておきます。残したいのは、相手の電話番号が見える最初のSMSの画面、アプリへ移るよう誘われた部分、投資の話が出た部分の3か所です。ブロックした後でも、被害が出たときや同じ番号から家族に連絡が来たときに、この記録が役に立ちます。
一つだけなら偶然の可能性もあります。けれど、後半の2つを含めて複数当てはまるなら、お金を動かす前に誰かに相談してください。マッチングアプリ経由で同じ状況になった人向けの断り方は断り方と関係の終わらせ方の記事にまとめています。
「SMSや電話でつながっているのだから、SNSの匿名アカウントより確かな人だろう」と考える人がいます。しかし、番号があることは身元の証明になりません。
警察庁は2025年の資料で、SNS型投資・ロマンス詐欺では被害時の連絡ツールの約9割にSNSのメッセージ機能が使われ、そこに本人確認の義務が課されていないデータ通信専用SIMが悪用される場合があると指摘しています。同じ資料では、犯行に使われた固定電話番号544件と050で始まるIP電話番号1,320件が2025年中に利用停止されたことも報告されています。番号は、犯行の側にとっても手に入れやすい道具の一つだということです。
相手が名乗る名前や職業も、番号とは別に確かめようがないことがほとんどです。信用させるために送られてくる身分証や名刺の画像も、他人のものを流用したり加工したりできるため、本人確認の材料にはなりにくいと考えておきましょう。番号の表示が「+」で始まる国際電話だった場合の着信の止め方は、国際電話からの催促に関する記事を参照してください。
これから届く宛先違いのメッセージに反応しないためには、目に入る回数を減らすのが近道です。
Appleのユーザガイドによると、メッセージアプリの「フィルタリングを管理」で「不明な差出人をスクリーニング」をオンにすると、連絡先にない相手からのメッセージが別のフォルダに振り分けられ、通知も来なくなります。確認コードのような時間の限られた通知だけを許可することもできます。
注意したいのは、3回以上返信したことのある差出人には、テキストメッセージのフィルタリングが適用されないとされている点です。すでに何度もやり取りした相手には、フィルタではなく、ブロックや迷惑メッセージとしての報告を使ってください。
Androidのメッセージアプリや各携帯電話会社にも、迷惑SMSを振り分けたり拒否したりする機能があります。名称や手順は機種と契約によって異なるので、使っている会社の公式サポートページで「迷惑SMS」と検索して確かめるのが確実です。
FTCは、見知らぬ番号からのメッセージに返事をしないこと自体を勧めています。一度でも返信すると、その番号が使われていると相手に伝わるためです。「間違いを教えてあげるのが親切」と感じても、返事をしないのは失礼にあたりません。
やり取りの末に入金まで進んでいた場合は、気持ちの整理より先に、次の順で手を打ってください。
「番号を伝えても、どうせ相手は捕まらない」と感じるかもしれません。それでも、届け出には次の被害を減らす効果が期待できます。警察庁は、犯行に使われた携帯電話について携帯電話会社に役務の提供拒否を求める情報提供を2025年に579件行ったほか、犯行に使われた番号に繰り返し電話をかけて警告を流し、事実上使えなくする取り組みも進めています。
相談の際は、相手の電話番号、最初のSMSの日時、移った先のアプリのID、投資サイトの名前とURLを1枚のメモにまとめておくと話が早く進みます。
| 相談したい内容 | 窓口 |
|---|---|
| 被害の相談・届け出 | 警察相談専用電話 #9110、最寄りの警察署 |
| 投資サイトや勧誘の内容 | 金融庁の相談窓口(0570-050588、平日10時〜17時) |
| 契約や支払いのトラブル全般 | 消費者ホットライン 188 |
窓口に話したからといって、お金が戻ると決まるわけではありません。それでも、動き出しが早いほど、口座の凍結などの手が間に合う可能性は高くなります。相談前の準備はチェックリストも使ってください。
A. 一度の返事でお金を失うことはありませんが、この番号が今も使われていると相手に知られた可能性はあります。その後のメッセージには反応せず、iPhoneなら差出人のブロックや迷惑メッセージとしての報告を検討してください。
A. あります。声が聞けることや電話番号を知っていることは、名乗っている名前や職業が本当である証明にはなりません。投資やお金の話が出ているなら、送金の前に警察(#9110)や消費者ホットライン(188)に状況を話してみてください。
A. 必ずしも変える必要はありません。まず迷惑SMSの振り分けや着信拒否で様子を見て、同じような連絡が続いて生活に支障が出るようなら、携帯電話会社に番号変更の手続きや費用を問い合わせるとよいでしょう。
A. 開いただけで入金や登録をしていなければ、それ以上操作せずに閉じてください。IDやパスワード、カード番号を入力していた場合は、同じパスワードを使っているサービスの変更やカード会社への連絡を急ぎましょう。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
LINEで相談前チェックリストを受け取り、支払い方法・証拠・やり取りを整理できます。弁護士確認が必要なケースも確認できます。