インスタグラムのDMで豚の丸焼き詐欺の対処法にあったときの対処手順
インスタグラムのDMで豚の丸焼き詐欺の対処法に注意が必要なケース n インスタグラムのDMで豚の丸焼き詐欺の対処法のような状況に遭遇した場合、その内容に不審な点…
突然の電話で「海外の投資家の代理人です。あなたのお手元に届く〇〇社の株を、購入価格の数倍で買い取りたい」と言われた。数日後、別の会社から「その株を買いたい方にだけ販売しています」と連絡が来た。こうした電話に戸惑っている方へ向けて書いています。
先に結論を述べると、立場の違う複数の相手が入れ替わりで電話をかけ、「買えば高く売れる」と思わせる流れは、劇場型勧誘と呼ばれる典型的な手口です。その場で約束せずに電話を切り、相手の会社に金融庁の登録があるかどうかを、自分の手で検索して確かめましょう。迷ったら、日本証券業協会の被害防止コールセンター(0120-344-999)や188に相談できます。
日本証券業協会は、劇場型の詐欺を「複数の業者が登場し、うまい話を信用させ、金銭を騙し取ろうとする手口」と説明しています。業者Xが株式や社債を買わないかと勧誘し、その後に業者Yから「その銘柄を高く買い取る」と連絡が来る。話に乗って代金を払うと、各社と連絡が取れなくなるという流れです。
海外の投資家や資産家を名乗る型では、役割がこう分かれることが多いようです。
買い手と売り手が別々の会社に見えるため、話の裏付けが取れたように感じてしまいます。ところが両者は最初から役割を演じており、あなたが売り手に代金を払った時点で筋書きは終わります。
日本証券業協会は、劇場型のほかに次の二つの型も紹介しています。海外投資家の代理人を名乗る電話でも、途中からこちらの型に切り替わることがあります。
| 型 | 電話で言われること | その後の展開 |
|---|---|---|
| 名義貸し型 | 「購入の権利が当たっている。興味がなければ名義だけ貸してほしい。お礼を送る」 | 後日、別の者から「名義貸しは違法行為。訴えられたくなければ代金を払え」と迫られる |
| 被害回復型 | 「以前の投資被害を取り戻せる。買い取りの手続きを進める」 | 保証金や審査手数料を次々に請求され、返金は行われない |
同協会は、業者から「あなたは違法行為を行った」とトラブルの当事者に仕立て上げられ、解決のために金銭を要求されるケースも多いとしています。名義を貸した覚えがなくても、あるいは軽い気持ちで了承してしまっていても、慌てて支払わないでください。
金融商品取引法は、登録を受けずに金融商品取引業を行う者(無登録業者)が未公開の株や社債などを売り付けた場合、その契約を原則として無効とすると定めています(第171条の2)。ただし、業者側が、その売り付けが顧客の保護に欠けるものでないことなどを証明した場合は例外とされています。
この規定は、劇場型勧誘のような未公開株の被害に対応するために設けられました。無登録業者が広告や勧誘を行うことも、同法で禁じられています。
ただし、契約が無効だからといって、払ったお金が自動的に戻ってくるわけではありません。相手が連絡を絶てば、取り戻すには口座の凍結や裁判などの手続きが必要になります。法律上の手当てがあることは、支払ってもよい理由にはならないと考えてください。すでに払ってしまった場合に、この規定を使って返金を求められるかどうかは事案によって異なるため、弁護士に個別に判断してもらうのが確実です。
電話の相手は、信用させるための言葉をいくつも用意しています。次のような言い回しが出てきたら、話の中身より先に、その言葉が何のために使われているかを考えてみてください。
| 言われること | 狙いとして考えられること |
|---|---|
| 「海外の投資家が日本の個人株主を探している」 | なぜ自分に電話が来たのかという疑問を先回りして消す |
| 「上場予定なので、今なら額面で買える」 | 未公開であることを「お得な理由」に見せる |
| 「購入額の3倍で引き取ることを約束する」 | 損をしない話だと思わせ、支払いへの抵抗を下げる |
| 「このことは家族にも内密に」 | 第三者に相談されて話が止まるのを防ぐ |
| 「代金は現金で、担当者が受け取りに伺う」 | 振込の記録を残さず、口座の凍結を避ける |
とくに「家族に内緒に」と「現金で受け取りに行く」は、強い警戒のサインです。まっとうな取引で、家族への相談を止めたり、自宅まで現金を取りに来たりする理由は見当たりません。
相手は「今日中でないと他の方に回る」と急がせてきますが、実在する投資家が本当に買い取りたいのであれば、数日の確認を待てないはずはありません。急がせること自体を、立ち止まる合図として受け止めてください。一度電話を切ったら、同じ相手から何度かかってきても出ない、と決めてしまうのも有効です。
金融庁の金融事業者一括検索で、売り手役・買い手役それぞれの会社名を調べます。あわせて、無登録で金融商品取引業を行っているとして金融庁(財務局)が警告を出した者の一覧も確認します。一覧は警告時点で確認できた者に限られるため、載っていなくても安心とは言えません。
日本証券業協会は、不審な点がある場合、協会や金融庁のホームページに載っている正規の電話番号に電話して事実関係を確かめるよう勧めています。電話で伝えられた番号ではなく、自分で調べた代表番号を使ってください。
パンフレットや申込書、封筒は捨てずに保管します。差出人の住所や会社名は、相談や情報提供の手がかりになります。
劇場型勧誘では、振込ではなく現金で払わせようとすることがあります。日本証券業協会が紹介している事例でも、自宅を訪ねてきた証券会社の社員を名乗る人物に、5回に分けて計9,000万円を手渡したケースが載っています。
現金で渡してしまうと、振込と違って口座を凍結して取り戻す手続きが使えません。すでに約束してしまった場合も、約束の時間の前に#9110か最寄りの警察署に電話してください。受け渡しの前であれば、警察と相談しながら対応を決められます。
劇場型勧誘は、固定電話にかかってくることが多く、高齢の方が狙われやすい手口です。国民生活センターも、老人ホームの入居権を譲ってほしいと持ちかける劇場型の詐欺電話について注意を呼びかけたことがあります。同センターによると、この手口の相談は2014年度に3,322件まで増えた後いったん減りましたが、2022年度は10月末までで685件と再び増えていました。商品が株から入居権に変わっても、「譲って」「代わりに買って」と複数の人物が入れ替わる構図は同じです。
海外からの国際電話が続く場合の止め方は海外から投資の電話が来たらで説明しています。
代金を振り込んだ場合は、すぐに振込先の銀行へ連絡し、詐欺の疑いがあると伝えてください。振込先口座の凍結が間に合えば、振り込め詐欺救済法による分配の対象になり得ます。現金を手渡した、宅配便で送ったという場合も、警察に相談してください。
電話の内容をどう書き残すかは相談前チェックリストが役に立ちます。電話以外の経路も含めた入口の一覧は外国人投資家をかたる詐欺の見分け方にあります。
A. 劇場型勧誘では、まず「その株を高く買い取る」と伝え、後から別の会社がその株を売りに来る流れが多く見られます。持っていない株の話でも、話を進めずに電話を切ってください。
A. 日本証券業協会は、名義貸しを了承した人が後から「違法行為をした」と責められ、金銭を要求される手口を紹介しています。要求に応じて支払わず、やり取りを記録して警察や同協会のコールセンターに相談してください。
A. 金融商品取引法には無登録業者による未公開株の売り付けを原則無効とする規定がありますが、相手が連絡を絶てば返金を受けるのは簡単ではありません。支払う前に止めることが何より大切です。
※本記事は公開情報をもとにした一般的な情報提供です。特定のサービス・事業者を詐欺と断定するものではなく、返金・解決を保証するものでもありません。個別の判断は弁護士や公的機関にご確認ください。
サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。
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